キーワード/【レプリカ計画】

Last-modified: 2021-01-15 (金) 10:58:49

XIII機関忘却の城で秘密裏に進めていた計画。 
ヴィクセンを主導に、ナミネの力とレプリカを利用して、キーブレードの勇者をコピーし、機関に従うキーブレード使いを人為的に作り上げようとしていた。

  • さらに当初の計画では記憶を改変した本体も利用するつもりだった。
    しかしこちらはマールーシャの反逆により実現することはなかった。

元々レプリカ製作は、ヴィクセンが独自に行っていた実験(趣味のようなもの)だったが、ナミネというイレギュラーなノーバディを手中に収めたことで、キーブレード使い確保の計画に変更されていった。
計画の具体的な内容は、まずナミネの力でソラの記憶を書き換えて機関の言いなりになるようにし、その段階でバラバラになったソラの記憶を利用して、ソラの力をコピーしたレプリカを製作するというものだった。

  • 実際はソラのノーバディであるロクサスも加わり、機関は全部で3人のキーブレード使いを手中に収める予定だった。

 
この計画が成功すれば、機関に敵対しかねないキーブレードの勇者を利用するというリスクの高い選択をしなくても、効率よくハートレスから心を回収し、人の心のキングダムハーツを完成させられるため、機関にとってはかなり都合のいいものであった。

  • 計画に荷担し、全てを知っていたのは主にゼムナス・ヴィクセン・サイクスの三人。途中から自力で調べ上げたシグバールが参加していた。断片的に知っていた人物はゼクシオン・マールーシャであり、アクセルも同様に断片的にしか知らされていなかったが自力で全容を調べ尽くした。
  • あまり知られていないが、リク=レプリカもレプリカ計画の一環でつくられた素体の一つである。コピー元がKHII以降キーブレードを出せているため、彼もキーブレードを扱える可能性を秘めていたのかもしれない。
  • 元々はゼアノートの器を量産して、足りないメンバーの数合わせをするための計画だったとも考えることができる。一度Daysでゼムナスがシグバール、サイクスとシオンについて話している時に「器」について触れていたが、勘ぐりすぎだろうか。
    • この計画によってキングダムハーツを完成させ、それを媒介として、機関メンバーにゼアノートの心を植え付けるつもりだったのだろう。機関の最終目標がこれであるうえ、当時完成度の低いレプリカよりかはノーバディの方がより期待値が高かったから「ゼアノートの器」としてのレプリカにはそこまで期待はしていなかったと思われる。
    • とはいえレプリカを用いたゼアノートの量産は後に真XIII機関が実行することとなる。使えたら使う程度には思っていたのだろう。

しかし、計画はヴィクセンが消滅したことをきっかけに大きく狂い始める。
まずは上記のとおりマールーシャが反逆を企てていたため、本体であるソラが利用できなくなってしまった。
さらに、流れ込んでくるソラの記憶を夢として見るうちにシオンが自らの出生に疑問を抱くようになり、機関の想定以上に強い自我を持ち、さらには自分の正体まで知ってしまうという事態が発生した。
最終的にはシオンがソラに還る決意をして脱走したことにより、レプリカ計画は事実上頓挫することとなった。

  • Daysの終盤頃になると、シオンは必要以上にロクサスの力を吸収してしまっていた。そのため機関はこれ以上二人のキーブレード使いを維持し続けるのは不可能と判断したのか、人の心のキングダムハーツの完成が近づいていたこともあり、シオンとロクサスどちらか一人がいればいいと考えるようになっていた。そのため、シオンが最後に脱走した際には真実を知ったシオンを始末するよう命令を下している。しかし数日後ロクサスまでも脱走してしまったため、レプリカ計画に絡んだ機関の思惑は完全に潰えてしまった。
    したがって機関は人の心のキングダムハーツ完成のために、目覚めたソラにハートレスを倒させるという回りくどい方法をとらなければならなくなった。

作中ではかなり扱いが軽いヴィクセンだが、本稿で記述するとおりXIII機関内では重要人物だった。あの尊大な態度も頷ける。