キーワード/【記憶】

Last-modified: 2019-03-15 (金) 01:33:25

KHシリーズにおける記憶とは、それぞれの思い出が個別に記憶されているのではなく、互いにつながって記憶されていくものとなっている。
誰に会ったか、誰と何をしたかという体験から「記憶のかけら」が作り出され、その一つ一つが鎖のように連なって人の心を繋ぎとめている。これを「記憶の鎖」と呼ぶ。
記憶が鎖の形をとっているため、過去を一つ思い出すと、連鎖的に記憶が蘇るようになっている。
 
記憶の鎖の繋がりが解かれると、解かれてしまったかけらに宿る記憶は思い出せなくなってしまう。
この状態から新しく記憶を連ねていくことは可能だが、記憶を元に戻した場合、元の状態に新しく作られた記憶のかけらを付け加えることができないため、新しく作られていた分の記憶のかけらは鎖からほどかれてしまう。

  • そのせいでKHIIのソラはCOMの記憶を失ってしまった。

また、記憶のかけらは個人の中だけで作られていくものではなく、誰かと共通の体験をすることで互いに記憶の繋がりが出来ていく。
このため、記憶の鎖がバラバラになった場合、本人の記憶だけでなく、その人物とそれまでに関わっていた人間も、相互的に相手に関わる記憶を思い出せなくなる。

  • このため、KHIIでは記憶の修復が終わるまで、ソラと関わりのある人たちがソラの事を忘れてしまっていた。
  • また、Daysのラストでロクサスたちからシオンに関する記憶が失われたのは、元々シオンがソラの記憶のかけらを元に作られた人格であり、シオン消滅時にシオンの中にあったソラの記憶のかけらがソラに還ったため。
    上記のように記憶のかけらた元の状態に戻ったことによって、ソラの記憶を元にして作り出されていたシオンの記憶が解かれ、彼らとの記憶の繋がりが解除された。
    • そのため、シオンに対して「シオン」でなく「レプリカ」として接していた人物は、シオンの人格に関わらない「レプリカ」としての記憶は失わずにすんでいる。
  • ちなみにいわゆる現実世界の普通の記憶喪失(一方が覚えていても片方が覚えていない)場合はどのような状態なのかは不明。

ただし、心の繋がりの強い者同士の場合、記憶がなくても「誰かを忘れている」という感覚が強く残る。

記憶の鎖が解けてしまっても記憶のかけら自体は消えないため、切っ掛けと鎖が解かれる前の心の繋がりがあれば、失った記憶を思い出すことができる。

  • 心の繋がりは、解かれた記憶のかけらは心の闇に沈んでしまうため、そのかけらを取り戻すのに必要となる。
  • ただし、記憶の一部を取り戻したとしても、そこから関わる記憶が一気に戻るわけではない。

本来、記憶の鎖を解くなどという芸当は不可能なのだが、忘却の城で生まれたナミネには記憶の繋がりをほどいて繋ぎ直したり、偽物の記憶を作り出したりするなど、記憶を書き換える力(ただし、ソラとソラに関わりのある人物限定)を持っていたために、機関に軟禁され研究対象とされてしまっていた。

  • そして機関の「レプリカ計画」を実行に移す切っ掛けとなってしまう。

ナミネが行う記憶の改変は徐々に行われるものだが、無理に記憶をほどくと相手の心を壊してしまう。
ただし、心を持っていない状態のノーバディには通用しない。

  • 作中ではソラを消そうとしたリク=レプリカがナミネに植え付けられた記憶を消され、心を壊されてしまった。(代わりにリク=レプリカ本来の記憶が蘇り、後に復活した)
  • また、ナミネは監視していたアクセルの心を壊そうとしたが、アクセルの「自分はノーバディだから無意味」という意味を込めた言葉により断念する。
    • KH3Dで判明したようにノーバディでも心が宿ればナミネの力も通用するだろうが、COMではアクセルの心は芽生え始めたばかりだと考えられているため、どちらにしても効果はなかっただろう。
    • とはいえ、ソラから記憶を引き継がなかったDays初期のロクサスが無気力状態だったのを見ると、記憶をほどかれたノーバディが無事でいられるかどうかは疑問ではある。

ナミネは他にも物や人物を偽の記憶でくるみ、対象の見た目を変えることができる。

  • COMではソラがカイリからもらった約束のお守りを星型のお守りに変えたり、デスティニーアイランドでカイリをナミネの姿に見せたり、リク編ではリクを励ます際にカイリの姿を借りていた。

また、闇に関する記憶を封じることで、闇を思い出せなくなる代わりに、心にカギを掛けて記憶ごと心の闇を封印することもできる。