システム/【ステータス異常】

Last-modified: 2024-03-20 (水) 20:10:08

RPGではお馴染みの、特定の技や魔法を受けた際に発生する不利な状態。「状態異常」とも言う。
KHシリーズでは「毒(ポイズン)」や「混乱(コンフュ)」のようなポピュラーなもの以外に「防御Lv1」のような一風変わったもの、「ジャンプ不能」のようなアクションRPGならではのものもある。
ステータス異常に類する効果を発生させる物はKHIからあるが、システムとしてステータス異常という名前で登場したのはDays以降である。
 
こちらが受けた場合、基本的に一定の時間が経過すれば自然に解除されるが、オールキュアエスナで回復することもできる。
ボス敵はステータス異常の効果時間が短かったり、そもそも耐性がある場合が多い。


Daysでは属性耐性を上げると、それに対応する状態異常が発生しにくくなる。
のちの作品ではRe:codedは「(ステータス異常名)無効」、3DとKHIIIでは「(ステータス異常名)ガード」のアビリティで、対応するステータス異常にならなくなる。
また、Re:codedではクロックアビリティベール」が発動した場合、ステータス異常が回復し、全てのステータス異常にならなくなる。


KH

発生するステータス異常は「気絶」と「ストップ」の2種類。
いずれも攻撃タイプとして設定されており、それぞれに(ダメージ)変動率が存在する。


気絶はダメージ変動率とは別に敵によって気絶そのものの有効・無効が決まっている。また効果時間も変動率に依存せず、敵ごとに個別に設定されている。
ストップは基本的には「変動率=効果時間の比率」だが、レアトリュフのように
ストップの変動率は×1.0にもかかわらずストップ状態そのものは無効(当てても飛び跳ねるだけ)という敵も存在する。

気絶

「気絶」の技タイプが設定された技によって発生。
代表的なのはソニックレイヴスタンインパクト
ボスには効かないことも多く、ダメージ自体も半減されてしまうので注意。

ストップ

ストップ系の魔法で発生。一定時間身動きが一切取れなくなる。
ストップ発動中に受けたダメージは解除後にまとめて喰らう。
大半のボスにも、効果時間こそ大きく減少するものの効果を発揮する強力な状態異常となっている。

  • 敵だけでなく、ギミックにもかけられる。
    ファントム戦では時計塔に対してこまめにかけることが勝利のポイントになる。

COM

基本的には同名のストック技を使うことにより発生する。アルティマニアでの表記は「特殊効果」。
ボス敵には無効化または効果時間が半減されてしまうことが多い。
 
Re:COMではフィールド上で敵やプレイヤーを気絶状態、ストップ状態、混乱状態にするギミックが登場。

気絶

気を失ってしまい行動不能になる。
時間経過のほか、攻撃を受けることによっても解除される。
ストック技の「スタンインパクト」や「MMミラクル」等、比較的多くの方法で発生する。

ストップ

基本的にはKHIのストップと同じ。
発生すると頭上に懐中時計のようなアイコンが出現する。

ストップ系の魔法と「ショータイム」によって発生する。

バインド

その場から移動できなくなる。

  • COMでは発生すると頭上に石のようなものが、Re:COMでは頭上に赤い×印が出現する。

意外なことに機関メンバーのようなボスにも有効。
テレポートしようとしてその場に再度現れるアクセルなどは見ていて結構面白い。

同名のストック技によってのみ発生する。

混乱

操作方向と移動方向が反転してしまう。(後の作品の移動異常と同じ)
敵に発生した場合は、こちらを見失う。
ストック技の「コンフュ」、「パラダイススタンプ」、「ダークオーラ」、「インヴァースバースト」によって発生する。
発生するとCOMでは頭上に2つの「?」と「!」のマークが、Re:COMでは2つの「?」のマークが頭上に出現する。

テラー

敵にのみ発生する。
おばけのようなものが憑りつき、こちらから逃げるように行動するようになる。
同名のストック技によってのみ発生する。

凍結

凍ってしまい一定時間行動不能になる。凍っている間はHPが少しずつ減っていく。
ヴィクセンの「フリーズ」によってのみ発生。

Re:COMでは同名のストック技が追加されたことによってプレイヤーも敵にこの状態異常を発生させられるようになり、特殊効果の名称も「フリーズ」になった。
また、HPが徐々に減少する効果が無くなった代わりに、ヴィクセンは相手を凍らせた直後に武器で追撃するようになり、ソラは凍った状態の敵を攻撃すると大ダメージを与えられるようになった。どちらも攻撃を当てるとフリーズ状態が解除される。

Days

今作ではXIII機関の属性に合わせ13の攻撃属性が存在し、その1つ1つに状態異常が設定されている。
ただし、プレイヤーが発生させられるのは「炎上」「凍結」「帯電」「吹き上げ」の4種類のみ。
その他は全て敵の攻撃によってのみ発生する。「状態異常」という字面に反して、即座に効果が発生する「追加効果」的な色合いが強いものが多いのが特徴。
今作ではステータス異常を治すオールキュアが初登場。
また、属性耐性のアクセサリーを着けるとステータス異常になりにくくなる。

防御力無効化

無属性の状態異常。属性が無いのではなく、「無」という属性なので注意。
防御力を無視したダメージを食らう。
主にデストロイヤーのスーパーレーザー等の攻撃によって発生する変わった状態異常である。
無属性を司るゼムナスはこの状態異常にかかりにくい。

ジャンプ不能

空間属性の状態異常。文字通り、ジャンプができなくなってしまう。
結果、空中にいる敵には魔法を頼らざるを得ない上にエアスライドによる高速移動ができなくなるので何かと厄介。
空間属性を司るシグバールはこの状態異常にかかりにくい。

吹き上げ

風属性の状態異常。風属性の攻撃を食らい空中に打ち上げられてから地面に着地するまで防御力が低下し、ダメージが大きくなるという少し変わった状態異常である。吹き上げ中は何も操作が出来ずエアリカバリーも使えないのでされるがままになってしまうが、持続時間が落下するまで、と短いのでそこまで脅威とはならない。
風属性を司るザルディンはこの状態異常にかかりにくい。

凍結

氷属性の状態異常。体が氷に覆われ、身動きがとれなくなる。ボタンを連打すると速く治る。
凍結している間は防御力が低下しダメージが大きくなるので、乱戦時には注意が必要。
氷属性を司るヴィクセンはこの状態異常にかかりにくい。

HP半減

土属性の状態異常。ダークサイドの重力球などで発生する状態異常で、なんとHPが防御力にかかわらず現在値の半分にされてしまう。これでHPが0になることは無いが、危険なことには変わりないので注意が必要。
土属性を司るレクセウスはこの状態異常にかかりにくい。

  • 土と割合ダメージというと謎の組み合わせに思えるが、KHにおけるグラビデ系は「星の力」なので、そう考えると多少は納得行くのではないだろうか。
    「土」を「大地」に置き換えるとしっくりくるかも。

移動異常

幻属性の状態異常。文字通り移動入力に異常が起こる。
主にサファイアエレジーの幻属性の突撃等で発生する。少々厄介な状態異常だが、強敵との戦闘では発生する機会がない(幻属性の敵がいない)ので、そこまで脅威にはならない。
他作品では幻属性が存在しないので、混乱(コンフュ)として扱われる。
幻属性を司るゼクシオンはこの状態異常にかかりにくい。

沈黙

月属性の状態異常。魔法が使えなくなってしまう。
Daysではセットできるコマンドが魔法のみなので、これにかかってしまうととても苦戦することになる。特にサイクスとの戦闘では遠距離攻撃が(シグバールを除いて)できなくなってしまうので、治るまでの間「たたかう」での物理攻撃による戦闘を強制される。
月属性を司るサイクスはこの状態異常にかかりにくい。

  • 月と沈黙というとなかなか結びつきづらいが、月=バーサク、そしてFFのバーサクは自動で「たたかう」を繰り返し魔法が使えなくなる…というところからの着想なのだろう。
    ちなみに肝心のサイクスは魔法は問題なく使えるが、魔法力が低く「使いこなす」には至らない。

炎上

炎属性の状態異常。体に火がついて燃えている状態で、ダメージを受け続ける持続型の状態異常。RPGでよく見る「やけど」というヤツである。
放っておくとどんどんHPがなくなっていくので、オールキュアなどで早急な手当てを。
炎属性を司るアクセルはこの状態異常にかかりにくい。

ダメージ吸収

水属性の状態異常。持続性ではなく攻撃が当たった瞬間に起こる、少し変わった状態異常である。被弾したプレイヤーへのダメージ分を吸収し回復する「ドレイン」に似た効果を持つ。
主にスカイルーラー等が使用する水弾によってこの状態異常が起きる。
水属性を司るデミックスはこの状態異常にかかりにくい。

防御Lv.1

時属性の状態異常。防御力のみLv.1の状態に下がる。
後半のミッションでは特に(レベル的に)防御力がガクッと下がるので、強敵との戦闘時には厄介な状態。
時属性を司るルクソードはこの状態異常にかかりにくい。

暗闇

花属性の状態異常。物理攻撃にミス(攻撃時にMISSと表示)が生じる。
これにかかると、かなりの確率で攻撃が当たらなくなるので注意が必要。
花属性を司るマールーシャはこの状態異常にかかりにくい。

帯電

雷属性の状態異常。体に電気が走った状態になり、敵や壁などに触れるとダメージを受ける。
しかし、炎上とは違い一度ダメージを受ければ消えるので、自分から壁にぶつかってさっさと消してしまうのもよい。
雷属性を司るラクシーヌはこの状態異常にかかりにくい。

  • ちなみに、デストロイヤーを帯電状態にするとレーザーを放ってこなくなる。

ナビマップ異常

光属性の状態異常。DSの下画面のナビマップが変な光っぽいマークで見えなくなってしまう。が、DSの容量上そんなに複雑なマップは存在しないので、せいぜいマップで敵の位置が確認できなくなる程度の不便でしかない。
光属性を司るロクサスシオン、なぜかドナルドグーフィー王様、ソラはこの状態異常にかかりにくい。

  • 一応光陣営だからではないだろうか。リクは時系列的に闇が濃いのだろう。多分。
  • ステルスソルジャーのように登場時から姿の見えないまま襲ってくる敵が作中に出てきていたら、非常に厄介なステータス異常になっていたかもしれない。

BbS

オールキュアが続投した他、ステータス異常を回復する魔法としてエスナが初登場。
下記以外にマグネ系魔法などの吸引効果やゼログラビデ系魔法などの無重力効果もステータス異常と同様に扱われ、敵にはそれぞれ耐性が存在する。

スタン

エアロ系や一部の物理攻撃などで発生する状態異常。
これまでは「気絶」という名前だったが、ここからは「スタン」という名前が使われるようになる。
その名の通り気絶してしまい、しばらく身動きがとれなくなる。
色んなコマンドに設定されており、多くの場面で見ることができる。

フリーズ

氷属性の攻撃によって起こる状態異常。体が氷に覆われ、身動きがとれなくなってしまう。
攻撃を受けると解除されるが、その時に受けるダメージが1.2倍になる。

ミニマム

体が縮小化する状態異常。この状態に敵に踏まれる(接触する)とダメージを受ける。
敵をこの状態にするミニマムという魔法が存在する。

暗闇

プレイヤーの視界が極端に狭まり、ロックオンが不能になってしまう。

  • 操作キャラクターが丸に囲まれたような形になり、その周囲は真っ暗。

周囲に魔法を発生させ、それに巻き込んだものをこの状態にするブラックアウトという魔法がある。
暗闇状態の敵には目元や頭に黒いもやがかかる。

  • 暗闇状態の敵は、こちらに攻撃してこなくなる。

バーン

発生すると一定時間ごとにダメージを受ける。
受けるダメージは味方の場合は最大HPに対する割合、敵はダメージ判定1回につき1の固定ダメージとなる。
低レベルプレイでは普通に攻撃するよりもトータルで高いダメージが与えられるため、中盤のボス戦では有力な攻撃手段となる。
バーン状態を発生させることだけを目的にしたスナイプバーニングという魔法が登場している。

コンフュ

移動操作が通常と逆になってしまう状態異常。頭の上に?マークが現れる。
敵がかかるとあらぬ方向に移動していく他、味方(他の敵)に攻撃をするようになる。
地味に嫌な状態異常だが、比較的早く回復する。

バインド

対象の周りに電気のような輪が現れ、その場から動くことができなくなってしまう状態異常。
移動が出来ないだけで、ガードや攻撃、魔法は普通に使用可能。FFで言うドンムブ状態である。
バインドストライクや(魔法の)バインドの他、なんとノーハートの空中攻撃によっても引き起こされる。

ポイズン

毒によって、HPがじわじわと削られていってしまう状態異常。バーンとは一度に受けるダメージ量やダメージを受ける間隔が異なる。
炎上と同じく、早急な手当てが必要。だが、こちらも「ポイズン」の魔法を使用可能。攻撃が心もとない時は良いダメージ源となる。

  • RPGの常連さん。

スロウ

対象のみ時間の流れが遅くなる状態異常。トリッキーな敵もゆっくりになるので反撃を恐れず安心して攻撃できる。
時の流れが遅くなっているとはいえ、ストップのようにダメージがあとから来る、何てことはない。のけぞりはゆっくりだが。
スロウ」や「クレイジーアワーズ」によって発生。

ストップ

対象のみ時が止まる状態異常。少しの間一切動かなくなるので、思う存分攻撃し放題になる。
またKHIのものと同じく、止まっている間のダメージは後になってやってくる。
これを利用したタイムスプライサーというコマンドが存在する。
今作はプレイヤーもクロノツイスターのストプガによってこの状態になってしまう。この状態になるとリーヴが無効になるため非常に危険。

スリプル

名前の通り、眠ってしまう状態異常。攻撃するまで起きないので、隙の大きい強攻撃等を当てるチャンスを作れる。
スリプル」によって発生。

デス

頭上に、黒いオーラを纏った白い数字(5)が現れ5秒後に残りHPにかかわらず即死するという、いかにも闇の力が働いている禍々しい状態異常である。
こちらが使用できる技でこの状態異常が発生する技は、テラ専用の「ダークヘイズ」のみ。しかしこの耐性によって即死効果が発動するかどうかが決まる技はいくつか存在する。
また、FM版での追加ボスである謎の男が使う死の宣告に捕らえられると、同じく5秒以内に抜け出さないと即死してしまう。

coded

コンボで攻撃すると時々敵が気絶する。
このとき、アビリティ「リアクションコンボ?」を装備していると、リアクションコンボに移行する。
アビリティ「スタンアップ」を装備すると確率が上がる。

Re:coded

基本的にDaysの状態異常と同じだが、属性の関係もあり少し改変されている。
厄介なものもあるが、1対1対応で100%予防するアクセサリーがあるため、状況に応じて付け替えるといいだろう。持ってなければしょうがないが…。
クロックアビリティ「ベール」が発動しているとすべての状態異常にかからなくなる。

炎上凍結帯電ジャンプ不能移動異常暗闇

Daysの状態異常と同じ。

吹き上げ

上記と同じ効果であるが、頭上に現れるアイコンが無くなっている。
代わりに、データ・ソラの足元に風が渦巻いたエフェクトが現れる。

防御ダウン

その名の通り防御力が下がってしまう状態異常。
厄介なことに、インビジブル等の強敵の攻撃でも発生してしまうので早めの回復を推奨する。

クロックLv1

システム上今作のみに登場する。クロックゲージが0になると同時にクロックレベルが上がらなくなる。
クロックレベルを上げることでアビリティやフィニッシュ技を使用する今作では、結構ダメージの大きい状態異常と言えるだろう。

コマンド禁止

「たたかう」以外のコマンド攻撃を使用することができなくなってしまう状態異常。
Daysの「沈黙」状態(魔法禁止)に当たるものだが、今作はアタックコマンドもあるためこの名前になったのだろう。

スロウ

敵だけでなく、プレイヤーにも発生する状態異常になった。
全ての動作がかなりゆっくりになり、敵の攻撃を回避するのが困難になってしまう。
終盤のボスであるソラ・ハートレスの攻撃でも発生してしまうので、とても厄介である。

3D

暗闇コンフュバインドポイズンストップスタンバーン

BbSの状態異常と同じ。
スピリットに発生した場合の効果は敵側と同じ。
ポイズンやバーンのダメージは攻撃側の魔法力に比例。
ダメージはポイズンの方が上だが、バーンは「バーンガード」が存在しないため防ぐ手段が存在しない。

ミニマム

敵と味方で効果が違う。敵や仲間に発生すると体が小さくなり逃げまわる。踏むとダメージを与える。
ソラやリクに発生するとバトルコマンドやリンク攻撃が使用不能になり、さらに攻撃力と魔法力が半分になる。

スロウ

敵に対しては他の作品と同じ。ソラやリクに対してはデッキコマンドのリロード時間が3倍になり、○○ロール○○スライドが使用不能になる。

スリプル

本作ではソラかリクに発生した時とそれ以外に発生した時とで効果が異なる。
ドリームイーターに発生した場合は他タイトルと同様眠って行動不能になるが、ソラとリクは既に眠っているため代わりにドロップゲージのスピードが増える効果になっている。
一度食らうとモーニングベル等を使うか、一度ドロップしない限りスピードは元には戻らない。

フリーズ

体が氷に覆われ、行動できなくなる。

タイムボム

「5」からカウントダウンが始まり、「0」になると爆発してダメージを食らう。
爆発はガードやリーフベールで回避可能。

無重力

空中に浮いて行動不能になり、1秒ごとに無重力を発生させた手段と同じダメージを追加で食らう。
この状態の時に他の手段でダメージを受けると、無重力が解除された後にコンフュ状態が追加で発生する。

毒・麻痺・睡眠が登場。
いずれもスキルか一部の敵の攻撃によってのみ発生し、エスナなどのアビリティもしくはスピリットの特技として習得するエスナで治癒可能。また一部のアビリティは敵が特定の状態異常にかかっていると威力が上がる。
本作の敵は個別の状態異常耐性(不可視)以外にレベルが上がるごとに状態異常がかかりにくくなるという性質を持ち、LV1000以上(EXII系のスキルは2000以上)の敵には状態異常が全く効かなくなる。高難易度のクエストではLV1000以上の敵が普通に出現するため、状態異常はもっぱら敵がかけてくるものという認識になっている。

  • コロシアムのPvPモードでは後述の耐性を持っていない限りはかけることが可能であり、上位ランカーなどはかなりの確率で使用してくる。

プレイヤー側はメダル覚醒能力で該当の状態異常の耐性をつけられる。

  • 通常の覚醒能力の場合は20%だが、スピリットの訓練によってつけられる特別覚醒能力の場合運が良ければ最大で100%の耐性を付けることができる。

ターン開始前に最大HPの割合ダメージを受けるようになる。
これが発生するとラストリーヴやHPリカバリで復活してもすぐに毒ダメージで倒れてしまうので非常に危険。

麻痺

発生すると確率で(スピリットの特技「パラライズアップ」が発動した場合は確実に)行動不能になる。プレイヤー側に発生した場合メダル1枚=1行動とみなされる。追加攻撃の覚醒能力を持つメダルがスキップされると追加攻撃分もまとめてスキップされてしまう。
行動不能になる確率はそこまで高くないので状態異常の中での脅威度は低い。

  • PvPモードではほぼ確実にデッキ先頭三枚分がスキップされる。SBは発動自体はされるが、麻痺でスキップされたタイミングで発動するものは解けた後にまとめて発動されることになる。

睡眠

プレイヤー側に発生した場合は数回分(発生させた敵によって異なる)の行動がスキップされ、敵に発生した場合は2回(スピリットの特技「スリプルアップ」が発動した場合は4回)攻撃を受けるまで行動不能になる。
デッキの前半にはバフメダルやゲージ回復メダルが置かれていることが多く、発生すると戦術が一気に崩されるため、状態異常の中では最も危険。

KHIII

「フリーズ」「帯電」「スタン」「バーン」「クラウド」「スニーズ」「ハニー」の7つが登場。敵専用、味方専用のものもある。
これまでのKHシリーズにあったいわゆる「RPGらしい」ステータス異常ではなく、「ディズニーらしさ」を前面に出したコミカルチックなステータス異常になっている。

フリーズ

一定時間行動不能となり、敵にかけた場合ラージボディなどのガード効果を無視できるようになる。攻撃を受けると回復。

帯電

帯電中に他の味方(敵側なら敵同士)と接触すると放電が発生し、最大HPの2割のダメージを受ける。
味方側は放電ダメージでHPが0になることはない。放電が1度発生すると解除。

スタン

一定時間行動不能になる。レバガチャで時間短縮可能。攻撃を受ければ回復する。

バーン

味方専用の状態異常。これを食らうと、尻に火がついて飛び跳ねる。
火が消えるまで跳ね回る以外の行動は一切できなくなる。
地面が燃えている場所でも発生することがあるが、オリンポスではトリニティスレッドを上手く使えば回避することができる。
移動方向はスティックで調整可能で、他の移動不可能系状態異常と比較すると逃げられるだけ比較的マシ。

クラウド

味方専用の状態異常。
ソラと仲間で挙動が異なり、ソラは頭上に雲が出現し、時々雲から雨が降る。
雨が降っている間、コマンド欄の上から「いかずち」が流れてきて、これを選択するとダメージを受ける。
仲間の場合は0.5秒間隔で雷が落ちてひるむ。
ソラにかかったものはエアロ系を使うと解除できる。

  • 名前は同じだが金髪チョコボ頭とは関係ない。
    彼の出番はKHIIIではまったく無いため、KHIIIで「クラウド」と言ったらこの状態。

スニーズ

味方専用の状態異常。主に大水で体温を下げられるか、花粉症になることで発症する。
ソラと仲間で挙動が異なり、ソラはコンボフィニッシュのタイミングでコマンドが「くしゃみ」に変化し、選択するとソラがくしゃみをして動きを止める。
変化するのは、「たたかう」、「まほう」、ショートカットの魔法コマンド。
仲間の場合はくしゃみが止まらなくなり、一定時間他の行動ができなくなる。

ハニー

敵専用の状態異常。変形したハニートレンタの攻撃を当てると付与される。
全ての行動スピードが低下する。技ごとに減少量が異なり、重ねがけすると効果が累積される。効果下限は-90%。

KHIIIRM

上記の7つに加え、新たに「最大HP減少」が登場。

最大HP減少

「Re Mind」で追加された味方専用の状態異常。一定時間最大HPが減少する。
リミットカットエピソードのマスター・ゼアノートシオンシークレットエピソードヨゾラが行う一部の攻撃によって付与される。
効果は累積するため、この状態を発生させる攻撃を複数回受けるとその分だけHPが削られてしまう。
他の状態異常と同じくオールキュアやフォームチェンジで解除できるほか、別の状態異常が発生した場合も効果が上書きされて解除される。

  • ただしリンクを使用して解除した場合は処理の順番の関係からか減った状態の最大HPで発動効果のHP回復量が決まるため注意が必要。

DR

Uχと同じく毒・睡眠・麻痺の状態異常が存在(ただしバトルシステムの違いにより効果も大きく異なる)。また、各種ステータス値を下げる攻撃を行う敵も存在する。
状態異常やステータス変動などの特殊効果はそれを発生させる行動順が回ってきた時点で発動する。
なお、時間経過でこれらの状態異常は解除されるが、自発的に治せるのは毒状態のみ。しかも毒状態を直せるのはアリスカードのメインアビリティポイゾナのみであり、仕様上このカードは複数所持することが出来ない。
一応状態異常を防ぐ装備も存在するが、これらは作るのにかなりの手間がかかる。
ちなみに一部の技のエフェクトも状態異常に合わせて色が変化してしまう。特に毒状態の時のものは禍々しい。

しばらくダメージを受けるようになる。

麻痺

特定の位置のカードがしばらく使えなくなる。
敵に発生した場合は解除まで行動不能になる(厳密には行動予約は入るが、行動時に麻痺状態だった場合キャンセルされる)。
こちらに発生した場合は大して影響のない状態異常だが、リロード直前に発生した時は例外で、麻痺が解除されるまで行動・リロード不能になってしまい、一方的に攻撃を受けることになる。

睡眠

しばらく全てのカードが選択できなくなり、行動不能になる。
時間経過だけではなくダメージでも解除される。
上記の仕様のため攻撃に睡眠効果が付随していた場合は睡眠効果発動後にダメージが発生するが、もちろんこのダメージで睡眠効果が解除されることはない。

MoM

どれも「ステータス異常」とは言及されていないものの下記の「パスアウト」の他、バーサスモードでは対戦相手にいくつかの「トリック」と呼ばれる不利な状況を与えることができる。

パスアウト

攻撃力が上がったメンバーの攻撃によって「複数回攻撃するエネミー」を攻撃した時にエネミーに発生することがある状態異常。頭上に「気絶」や「スタン」のようなエフェクトが現れる。エネミーがこの状態の時に入力ミスをしても攻撃されず、ダメージを受けない。もちろん失敗した時点でchainは途切れてしまい、攻撃はされないがエネミーはその時点で消滅するため追加攻撃が出来ず、その分のスコアも手に入らない。
敵をパスアウトさせるとリズムポイントにボーナスが付く。

トリック

バーサスモードで発動する効果。
入力に成功するとトリックゲージが溜まっていき、ゲージが溜まりきるといずれかのトリック1~2個が相手に対して発動する。
相手を心理的、又は視覚的に惑わす効果が多く、これで相手のミスを誘発する。
もちろん対戦相手によって自分にトリックが発生することもある。

HPチェンジ

自分と対戦相手のHPが入れ替わる。

トリックドレイン

対戦相手のトリックゲージを減らし自分のトリックゲージを減らす。

ステルスエネミー

入力タイミングの直前でエネミーが見えなくなる。

  • タイミングガイドは消えないので、これだけならまだ何とかなる。

ファントムエネミー

エネミーが入力タイミングの直前まで現れなくなる。

  • ステルスエネミーと同時発生すると完全にエネミーが見えなくなってしまう。

ハイドガイド

タイミングガイドが表示されなくなる。

  • ステルスエネミーと組み合わさるとエネミー関連の物が何も表示されなくなる。

フラッシュタイム

入力の判定が厳しくなる。

スコアペナルティ

通常は入力の判定がMISSになってもスコアが増えないだけだが、このトリックが発生している間はMISS判定の際スコアが減る。

ブラインドヒット

エネミーを攻撃すると画面まで吹っ飛んできてその後ずり下がっていく。この間エネミーによって画面が見づらくなる。

スモールターゲット

エネミー、樽、木箱、アビリティシンボル、グライドターゲットがとても小さくなる。

  • エネミー以外にも効果が及ぶ上にタイミングガイドも合わせて小さくなるので色々と見え辛くなる。

フェイクターゲット

タイミングと位置が本物とは微妙にずれた偽物のターゲットが現れるようになる。

  • 敵が少ないときはあまり脅威ではないが、敵が密集しているような場面だと見分けがつかなくなる。