KHIII
黄色い台形型のボディに茶色いカラメルの髪(?)、頭の上に王冠とフルーツをのせたプリンの姿をしたレアハートレス。
計7体おり、それぞれチェリー、ストロベリー、オレンジ、バナナ、グレープ、ウォーターメロン(スイカ)、メロンが王冠の上に乗っている。
その名はFFシリーズのモンスター「プリン」とお察しの通りセブンプリンセスから取られている。
- FFシリーズのプリンは体色により名前が異なっているが、こちらは頭部に乗っているフルーツが名前になっている。
あちらのプリンほど凶悪な面構えはしておらず、キノコ型ハートレスやドリームイーターのような愛嬌のある見た目をしている。
シリーズお馴染み友好的なハートレスであり、各ディズニーワールドに一体ずつ配置されている。
- 基本的にワールド攻略中の特定の時期以降もしくはワールドクリア後に出現する。
遭遇形式もエンカウントではなく、シチュエーションコマンドによるミニゲーム開始の合図のような形をとっており、そのお題もミニゲーム要素がとても強い。
KHIIFMでいうところのXIIIキノコに近い。ただしこちらは実際にキーブレードでボコスカ殴ることになるのはバナナとグレープだけである。
- 一応XIIIキノコとセブンプリンズは元ネタがそれぞれ13の闇と7つの光(?)なので対になっている。彼らはただごっこ遊びしてるだけだろうけど。
一定以上のスコアを出してクリアすると、特別な食材に加え、初回はアビリティも追加でもらえる。
- スコアが低いとゲーム終了時に「やれやれ」とでも言いたげな仕草を取る。コノヤロウ。
- アルティマニアはこの仕草について、「あきれる」と表現している。低スコアの時は見下されていると見て間違いない。コノヤロウ。
全てのプリンを大満足させると、プリン・ア・ラ・モードというアクセサリーを入手できる。
MPヘイスラとMPセーヴが付加された優秀なアクセサリーであり、魔法をガンガン使いたいプレイヤーには有難い一品となっている。
アルテマウェポンの合成に必要なオリハルコンも、全てのプリンをハイスコアでクリアする事で一つ手に入る。
普段はプリン部分は隠れており、地面にフルーツが乗っかったどでかい王冠がでんっと鎮座している。
- 初見は「何事!?」と思うだろう。
この王冠に近づくと、「△ぷるるんっ」と表示される。これを発動することで地面からプリン部分がにゅるっと生えてくる。
- ミニゲームが終わるとまた地面の中に潜ってしまう。
一応、実害はない…とはいえ一部のプリン達のお題は失敗するとソラが食われてしまう。
- エネミーなら致命傷、またはゲームオーバー直行事案だが、このプリン達はちゃんと無傷で返してくれる。
- 恐らく吐き出してくれているのだろう…が、どう考えても全身べったべたになってそうである。
ジミニーメモによると悪さをするといけないから先にどうにかしようというものが多い。結果的にプリンたちが喜ぶのは幸いといっていいのかどうか。- とはいえグレーププリンについては「こっちは寒いのにあちらは雪遊びしている」という半ば八つ当たりのような理由で殲滅されている…。
- 恐らく吐き出してくれているのだろう…が、どう考えても全身べったべたになってそうである。
エネミー攻略辞典では彼らの記事のみ「~しちゃおう!」「~かな?」など、柔らかい口語体で記述されている。他のエネミーの記事を見る限りジミニーが書いているとは到底思えないが…。
- ソラがノリで書いたりしているのだろうか?
チェリープリン
オリンポスのテーベ/丘の頂点に出現。ミニゲームの内容は、「より多くのプリンに触れながら盾で滑っていく」というもの。道中の矢印マーカーに触れるとその方向に加速する。
スコアは、プリンに触れるごとに300、0.5秒ごとにその間の移動距離(つまりその時点での速度)に応じて約12~19程度のスコアが入る。
制限時間が経過するか、複数回壁にぶつかってトリニティスレッドが解除されると終了となる。
- 慣れないうちは後者での失敗が多い。加速の際はその方向にカメラを向けて障害物を確認しよう。
- スタート地点から広場に出るまでが鬼門で、道が狭くそこそこ入り組んでいるため、一度壁にぶつかると立て直せないまま終了してしまいがち。
- 移動に慣性が乗る上、障害物のおかげで何度も跳ね返ることが多く、一度ぶつかると復帰は絶望的。
- 庭園に入った直後から落とし穴地帯直前の階段の前半までは何も操作せずマーカーに身を委ねているだけで手すりや柱に接触することなく進むことができる。
- 庭園の落とし穴地帯は真上を通過しようとすると思わぬ方向に弾かれる可能性が高いため、直後の柵と柵の間に接触してでも真上を避けた方が無難。
- オプションのフィールドカメラ設定はこのミニゲーム中にも反映される。普段カメラをマニュアル設定にしている人も「操作がしづらい」と感じたらこのゲーム中だけオート設定に変えてみよう。
20000点以上でクリアすれば、グリオットチェリーに加え、初回はシチュエーションタイムが習得できる。また、10000~19999の間でも、チェリーが一つだけ貰える。
一番初めにプレイできるプリンゲームながら覚えゲー+操作性悪ゲーなので一番難易度が高いという地味に鬼畜仕様。
諦めて大人しく後回しにするのもアリ。
ストロベリープリン
トイボックスのドリンクコーナーに出現。スピニングカップでプリンに体当たりして上に積み上げていく。プリンが乗って転がっているイチゴに当たると少し塔が崩れて減点となる。
スコアは小さいプリンが350点、中くらいが700点、大きいのが1500点で、時間中に積み上げた最高得点がスコアとなる。
壁に当たると一体、イチゴに当たると二体のプリンが落ちてしまうほか、フィールドの端にいるとプリンの高さが天井に到達し、そこから上のプリンはもれなく落ちてしまう。ある程度の高さになったら中央に移動し、端にはなるべく近寄らないようにしよう。
- プリンを落とした場合、落とす前の最高得点を越える高さまでもう一度積み上げないとスコアが増加しない。
報酬ラインは17000点以上で、達成するとイチゴが3個、初回はアトラクションタイムが習得できる。また、8500~16999の間だと、イチゴが一つだけ貰える。
オレンジプリン
キングダム・オブ・コロナの森/丘陵に出現。塔への隠し通路の出口すぐのあたりにいる。内容は、そこら辺に散らばるプリン達の決定的瞬間を撮影するというもの。ただ撮るだけではなく、決めポーズをしている瞬間などシャッターチャンスをとらえることでより高得点が狙える。
7枚分のスコアが合計される。フィールドに散らばるスポットは20個あり、それぞれ最高得点がバラバラなので、より高得点を狙えるスポットを探し、かつそれぞれのシャッターチャンスを狙わなければならない。
最高得点(カンスト)を取るには、木から飛び降りてパンケーキになるプリンが一体、小鳥やウサギと戯れているのを一体、オレンジ部分だけが見えており近づくと出てくるもののうち小さいのを二体、五体が並んで決めポーズを取るやつを2組、普通に歩いているのをどれか一体、をベストタイミングで撮ればいい。これらをきちんと撮れれば、34900点でカンストとなる。
ただし報酬を得るにはここまでしなくとも、23000点以上あれば十分である。先ほどの七体の組み合わせなら多少失敗してもいいし、きちんと取れれば別のを撮っても問題ない。ただし、全てベストタイミングでも23000点に届かない組み合わせもあることに注意。
23000点以上取れれば、ブラッドオレンジが3つと、初回はドローを習得。10000~22999の間なら、ブラッドオレンジが一つだけ貰える。
ちなみに実際に写真の保存容量を使うため、保存数に7枚以上の空きがないと挑戦させてくれない。
また、このミニゲームで撮影した写真もしっかり保存され、容量に残るため、ギリギリの状態で挑戦するとミニゲーム終了→失敗写真の削除を終わるたびにするハメになるので、旅の途中で取った思い出写真を削除したくないという人は、容量を圧迫しない早い段階でクリアしてしまいたい。
被写体のプリンのうち、木から飛び降りて二段重ねのパンケーキに変身するものたちがいるのだが、企画段階ではこれはもんじゃ焼きだったらしい。
- プリンがぐしゃっと潰れてもんじゃになるのはちょっと嫌だということでパンケーキになったそう。
バナナプリン
モンストロポリスのドア倉庫/倉庫:上部に出現。巨大なプリンの攻撃をかわしながら、小さなプリンを倒していく。
制限時間の経過以外に、大プリンの攻撃を一撃でも受けると問答無用で終了となる。大プリンは常に画面内に収めながら行動しよう。
基本的には、サンダガやエアロガなどの範囲攻撃で攻撃していくといい。特にエアロガは、スーパージャンプでプリンの攻撃をかわすのにも使える。ただし過信しすぎると着地狩りを受ける。
- そのため、攻略にはエーテルが必須。
- きちんとパターンを組んでより多くのプリンをエアロガで巻き込んで倒せればエーテルなしでもいけるが、そこまでやりこむ人ばかりでもない。
- その他、移動しながら敵を追尾する弾丸をばら蒔ける、2丁ボウガンタイプのフォームチェンジが好相性。
魔法を当てるのが苦手ならリンクのキングスフレアも有効。通常時は歩いて接触しプリンを倒し、大きなプリンの予備動作が見えたらジャンプし後ろに回りこむのを繰り返すことで最高評価を得ることができる。
スコアは倒したプリン一体につき200点、合計20000点以上でクリアとなる。
クリアすればバナナ三つと初回ならマジックタイム、10000点以上取れていればバナナが一つだけ貰える。
グレーププリン
アレンデールの北の山/尾根にいる。シナリオ中ではイベントでしか訪れないため所在の把握が難しいが、氷の城のセーブポイントから左に飛び降りると発見できる。
出撃するプリンに攻撃を当ててスコアを稼ぐ。
1ヒットにつき50点、一体倒すと500点、フリーズ状態で倒すと1000点が入る。
プリン達はソラに向かってブリザドを撃ってくる。これにはダメージはないが、当たるとタイムロスになる。
- これをガードで跳ね返すことでプリンをフリーズ状態にすることができ、1発当てれば倒せると共に撃破時のスコアが倍になる。
また、弾道の真下の地面には氷のレールができるので、レールスライドで距離を詰めて追撃を当てよう。
20000点以上でグレープ三つと初回のみユニゾンブリザド、10000点以上でもグレープが一つだけ貰える。
- 攻略としては高威力の技でHPを0にしてスコアを稼ぐ方法と、アバターショットなどの連続攻撃でヒット加点を重ねてスコアを稼ぐ方法の2通りが考えられる。
前者の場合、ある程度の魔法力とサンダーアップを重ねたサンダガ、MP回復用のエーテルを準備すれば十分にノルマ達成可能。
レベル1の場合前者の方法でスコアを伸ばすのは現実的ではないので、後者の攻略法を用いる事になる。
ウォーターメロンプリン
ザ・カリビアンの砦の真ん中にいる。4つの砲台と鐘を叩いて、砦に迫ってくるプリンを撃退する。
各砲台を叩くと弾が発射され、それぞれの正面のプリンが消える。鐘が光っている時に叩くと、全ての大砲から同時に弾が発射される。
また、時々現れて左右に往復している大きいプリンは、倒すと周囲を巻き込む。
注意すべきなのは、プリンの数が少なくなおかつ遠くにいる時は、砲台の正面が分かりづらいこと。具体的には、遠近法によって若干プリンの位置が画面中央に寄るため、端のプリンが2番目の砲台の正面辺りに見える。数が増えて端と2番目のプリンが同時に出現するようになってくると、この問題は起きにくくなる。
- 実は魔法でも反応する。手が足りないと思ったらサンダーを使う手もある。
困った時にと温存しがちな鐘だが、大プリンを倒すのに使用してから次の大プリンが出現した数秒後にはまた使えるようになるほど、意外と再使用可能になるまでのクールタイムは短め。大プリン出現→鐘発光→鐘使用→雑魚狩りのループを繰り返しているだけでも案外ハイスコアが取れたりする。
スコアは、通常の小さいプリンが400、大きいプリンが3000。28000点以上でスイカ三つに初回のみフォーカスアスピル、14000点取れればスイカが一つもらえる。
メロンプリン
サンフランソウキョウの中心街/南エリアに夜だけ出現。ビルの屋上で地面に足をつけずにプリン達を踏んでいく。
- 一度踏んだプリンは上を向いて口を開けた状態になり、それ以上踏むと失敗になってしまう。また、各ビルである程度のプリンを踏むと現れるキラキラ光るプリンは、踏むと別のビルへと移動できる。
何度も踏むと段々踏んだ後のソラの高度が上がっていき、ある程度を超えると落下時にダイブをするようになる。こうなると画面におけるソラの占有面積が広がり画面が見えにくくなる上、水平方向の移動速度が上がるため位置調整がしづらくなる。
- ビルを移動すると少し高度が下がる。
- なのでプリンが光りだしたらさっさと移動して高ポイント+高度下げを行うのが楽にクリアするコツ。
光るプリンに乗った後に移動するビルの場所は固定である。特に東側の円形のビルの屋上は歩いているタイプのプリンが多いかつ、面積が広くプリンが散らばっているため落下しやすい危険ポイントだ。それを避けるためにも移動先を覚え自分の得意なビルを往復できるようにルート取りすることが重要。
普通のプリンは300点、光っているものは1500点が貰え、15000点以上取るとメロン3つと初回ではアトラクションタイム、7500点以上でメロンが一つ貰える。