ハートレス/【ダークサイド】

Last-modified: 2024-03-20 (水) 20:17:12

KHIから何度も登場しているピュアブラッドの大型ハートレス。また、KHシリーズで最初に登場するボスキャラでもある。記念すべきボス第一号。
主にチュートリアルボスとして登場。KHIIではチュートリアルがロクサス編に含まれるためトワイライトゾーンに出番を譲り、3Dではなんとこの魔女が出番をかっさらっていったが、ソラが主人公の作品を始め多くの作品に登場するボスハートレスである。
外見は全身が青みがかった黒(シャドウなどと同じ色)で、上半身が巨大な人型で、頭部の触角が増えて頭髪の様に見える。胸部に大きなハート型の穴が開いている。
開発段階ではこのハート型の穴には乗れる予定だったらしい。乗ってどうするのかは不明だが……。


シャドウを生み出したり、拳を地面に叩きつけて衝撃波を出したり、胸から「ダークホーミング」という弾を発射したりして攻撃してくる。かなり攻撃方法が多彩。

  • ちなみに地面に叩きつける拳そのものにもダメージがある。しかし、当たり判定が狭いためよほどのことがないと当たらない。
    しかし一部タイトルでは叩きつけの際に衝撃波を伴うため、タイミングを合わせたジャンプで回避する必要が求められる。

多くのタイトルで喰らい判定(ロックオン可能部位)が存在するのは両手と頭部のみ。
頭部は防御力が低かったりTechの対象になっているなど、何かしらの特典が付与されていることがある。


KH

最初はめざめの園の最奥に登場。ソラの影が巨大化して変化し、そのまま戦う。
完全には倒せず、ソラは闇に飲まれて目を覚ます。
デスティニーアイランドが闇に飲まれた際にソラの前に再登場。
その際も完全には倒せずにソラ共々闇に飲まれていってしまう。
 
そして終盤、エンド・オブ・ザ・ワールドにおける最終4連戦の次鋒を務める。


「ダークパンチ」で召喚されたシャドウを倒してHPプライズを回収しつつ、攻撃後の硬直を狙って腕や頭を叩くのが定石……なのだが、頭部は意外と小さく、また敵の体勢によっては確実に攻撃を当てられるとは限らない。
頭部にコンボフィニッシュを当てるとTechが貰えるメリットがあるがダメージ効率が別段良くなるわけではないため、気にせず腕を狙って叩きつづけるのが早い。

シャドウの対応に追われてダークサイドを叩く機会を見失いがちなら、いっそ「ダークホーミング」を跳ね返しての反撃を主体にするほうが安定するかもしれない。
跳ね返しでもTechが成立するため、デスティニーアイランドを離れる前に少しでも強くなっておきたいなら反撃だけで終わらせて経験値を稼いでおきたい。

めざめの園では「闇の球体」を使ってこないが、デスティニーアイランドでの戦闘から全ての行動を駆使して戦ってくるようになる。
この段階ではドッジロールが無いため回避が難しく、中々厄介。
エンド・オブ・ザ・ワールドでのパターンは2戦目と同様。パラメータはワールド相応だが、もはや旅を経て成長したソラの敵では無い。
この程度で苦戦するようでは次に控えるアンセムとの一騎打ちに支障をきたすため、いっそシャドウが出すプライズで補充してから勝つぐらいの気概で行こう。

COM

12階(地下2階)・デスティニーアイランドのボスとして登場。


ダークサイドの「ダークパンチ」で出現したシャドウを繰り出した腕が引かれる前に全滅させるとギミックカードが出現する。
使用すると約10秒間飛行する木の板が出現し、板に乗るとダークサイドの顔の前まで自動的に運ばれる。

Re:COM

リク編ではダークサイド戦の後にゼクシオン戦が追加された。
戦闘後に一度引き返すことができるので、不安を感じるならば一度セーブに戻ることも可能。


ギミックカードの効果が変更され、約17秒間ダークサイドの正面にある地面が階段状に隆起するようになった。
また、その間はダークサイドが行動不能になる。
足場は狭くまたブレイクされる心配が無いため、アタックカードをひたすら連打すると効率が良い。

Days

トワイライトタウンでボスキャラとして登場。シオンと協力して戦うことになる。
メモリやカメラの兼ね合いからか、今までと異なり地上からでも腕に攻撃できる程度にサイズが小さい。とはいえ腕の防御力は高いので衝撃波攻撃等の際に生じるチャンスを狙って頭を殴りに行きたいところ。
今作のサンダーは正面に雷の列を落とす仕様になっているので、横に立って使うことで3点まとめて攻撃できる。


行動パターンもだいたい過去作通りだが、地面を殴りつけた際の衝撃波が不自然に遅く、しかも超多段ヒットするためかなり痛い。
ダークサイドは序盤なのでまだマシだが、後述のダークフォロワーは後半に入っての登場なので攻撃力が高く、低レベルプレイでは即死すらありえる。

ダークフォロワー

赤黒いカラーリングをした強化版。
ビーストキャッスルに出現し、ザルディンと協力して戦うことになる。

ステータスはダークサイドより強力になっているが、基本戦法は同じ。
こいつが召喚するシャドウも色が赤黒い。違和感絶大である。

BbS

直接戦闘はできないが、ラストエピソードの闇の世界に群れをなして登場。
アクアを追い詰めるが、突如現れたテラヴェントゥスキーブレードによって消滅した。

coded

ジミニーメモデータ世界のデスティニーアイランドに登場。
最初のボスなのに3連戦。たいして強くもないが……。1、2戦目では上半身しか見えていないがこちらの攻撃も普段は届かない。腕を攻撃したり気絶させて頭を攻撃すればいい。
2戦目から体がバグブロックに変化し始め、3戦目はバグブロックの本性を現して、ダメージブロックを身にまとい攻撃してくる。もはやダークサイドの見た目ではないが一応名前はダークサイドと表示される。


終盤のホロウバスティオンの後編でもよく似たハートレス、「ネオダークサイド」が登場する。その正体はソラ・ハートレスがダークサイドの姿を模した姿で、身体には青や赤の紋様が浮かび上がっている。戦闘能力はソラ・ハートレスの項目に記載。

χ

レイドボスとして登場。攻撃方法は、腕を地面に叩きつけてハートレスを召喚してぶつけるものと、胸の空洞から闇の球を出してぶつけてくる物の2種類。
「ダークサイド亜種」としてダークフォロワーも登場。かなりのルクスが稼げるため、亜種に群がるプレイヤーが続出したとかなんとか…。

シシダンスヘッドライナー

正月限定リミテッドミッションの討伐対象として登場。
獅子舞を被った大型ハートレス。たむらけんじではない。
体の大半が獅子舞の布で覆われており、一見した姿かたちは似ても似つかないように思えるが、布の下から一寸だけ見えている体のフォルムや、腹から闇の球体を放ったり、シシダンサー(獅子舞を被ったシャドウ)を召喚したりといった攻撃は明らかにダークサイドと同じ類のものである。

  • 草履と裾を絞った袴も穿いている辺り細かい。
  • しかし、獅子舞にハートレスのマークがついているので、こいつは「エンブレム」である様子。……あれ?

こちらでも通常通りレイドボスとして登場。亜種も同じく。
シシダンスヘッドライナーもお正月シーズンのイベントに登場する。

KH0.2

ボスとしての個体が2体、それに加えて「ダークホーミング」をひたすら連射する固定砲台verとレールスライド中に割り込んでパンチしてくるマップギミックとしての個体が数体存在する。

固定砲台型の個体はまったく動かないため簡単に倒せるがその絶妙な配置から、弱いが厄介という存在となっている。
他の雑魚敵や茨、入り組んだ地形が邪魔でなかなか攻撃を当てに行けず、相手のエネルギー弾はかなり正確に追尾して飛んで来るので、対応を間違えるとかなり痛い目を見る。
マップギミックとして登場するものは木々の中から瞳を爛々と輝かせ、アクアが目の前を通過するのに合わせてパンチを繰り出してくる。
マップギミックであるので反撃はできないため、レールスライドの勢いに任せてスルーするしかない。
タイミングよくジャンプで飛び越えれば回避可能。場所によっては2体が時間差で殴ってくる所もあるが、その時はエアスライドで奥に飛び込んでしまえば余裕。

  • チャレンジとしてこのレールをノーダメージで滑り切る物がある。

そしてボス個体は、1戦目はKHIの焼き直しであるが2戦目からが本番。
地面に着弾するとウニ型のトラップを設置してその場に長時間判定を残す「闇の球体」や、背景のダークサイドと協力して戦場を包むレーザー攻撃を仕掛けてくる。

  • この時ダークサイド頭上の闇の球体は真っ黒に染まりその表面に三重の金色の輪が現れまるで白眼の部分が黒い金色の瞳のようになる。レーザー攻撃の終了時はあたかも眼を閉じるように金色の輪が消失し元の闇の球体に戻る。

挙句、これだけの猛攻を仕掛けてくる相手でありながら「ノーダメージで撃破」のチャレンジが用意されている。

HPが減ってくると攻撃こそ苛烈になるが対応のパターン化が可能で、まず序盤の内にいかに手早く削るかが勝負になる。
シュートロックの他、MPを使い切る勢いでガンガン魔法を打ち込んで早めにパターンを変えてやりたい。

KHIII

ゲーム開始と同時に発生するチュートリアルでのみ出現。
……なのだが、今回は今までと大きく異なり、まるで水で出来ているかのような半ば透き通った姿をしている

  • これについて図鑑には意味深な書き方をされているが結局この理由はゲーム中で明かされず、アルティマニアにも載っていない。半ば透き通った姿と言えば後に再度終わりの世界に訪れた時のソラの姿とも重なる。この時のソラは下半身が、ダークサイドは上半身が透き通った姿をしているわけだが…。

戦う場所もめざめの園ではなく、終わりの世界となっている。
 
基本的な攻撃パターンはKHIの時と同じ。デスティニーアイランドやめざめの園と違って戦場が広く、「闇の球体」を使われてもおもいっきり間合いを離せば射程外まで逃げられる。
本作では初期からリフレクトガードエアドッジが可能で、各種攻撃に合わせて落ち着いて対応すれば苦戦はしない。
クリティカルモードならパンチを直接防げばリベンジスラッシュも使える。
この時点ではアイテムもコマンドもシュートフロー連携も使えず、予めレベルを上げることもできないため人によっては一番苦戦するかも。
上記の通り落ち着いて時間をかければどの行動も読みやすいので慌てずに対処しよう。

  • 因みにダークサイドは必ずソラを追いかける様な動きをして、ソラが横目で見れる位置に居る時に攻撃を開始する。その為真後ろに居る場合に後ろを向こうとしている際は何もしてこない事が多い。つまり視点移動中のモーションを誘導しながら攻撃しているとダークホーミングを一切使用させずに倒す事が出来る。
    攻撃中にソラが横に行ってしまい、次の攻撃であるダークパンチはしてくる事があるが誘導以外の攻撃の中断をしていなければその最中に倒せたりする。

倒すとファイアウォータを習得できる。

  • クリティカルモードではレベル1・防具無し・料理無しという条件の都合、攻撃を2回喰らえば即座にゲームオーバーに追い込まれる。
    的確に行動できないと通常では苦戦もしないような相手にすら倒される、クリティカルモードのノリを的確に教授してくれる相手となっている。

KHIIIRM

スカラ・アド・カエルムカイリの心の欠片を集めると出現。
こちらは透明にはなっていないが、カイリの心を取り込んだ影響で赤いオーラを纏っている。
分かりにくいが「Re Mind」ラストバトルの一番手になっている。
幸い気づかず戦闘に突入しても次のレプリカ・ゼアノート戦前にメニュー画面を開けるようになっている。
エネミー攻略辞典では上記のダークサイドとは別項目で登録される。