原作 | オリジナル |
---|---|
仲間キャラ | なし |
BGM | Keyblade Graveyard Horizon(BbS)、Graveyard Labyrinth(KHIII) |
登場作品 | KHIIFM、BbS、χ、Uχ、KHIII、MoM |
キーブレード戦争の跡地。光と狭間のどちらの世界に属するかは不明。
古のキーブレード使いの心から離れたおびただしい程のキーブレードの残骸が十字路を形成するように荒野に刺さっている。鍵の残骸がまるでキーブレード使い達の墓標のように見えることから、この名前で呼ばれている。
- この十字路からは異端の印が連想されるが、公式では特に関係は示されていない。
- 刺さっているキーブレードはフォローザウィンド、フェンリル、サークルオブライフ、スリーピングライオン、ウィッシーズランプがあり、他にも本編では登場しないキーブレードも刺さっている。
- 名前が判明する前はワールドセレクトに「謎の荒野」と表示される。
英語表記は、Keyblade Graveyard(キーブレードグレイブヤード)。
- BbSでのここのワールドロゴにはいくつかのキーブレードが隠れているので見つけてみよう。
- ワールドロゴが初めて表示される時の演出では大量のキーブレードが降ってくる。なぜかキーブレードじゃないソウルイーターまで降ってくる。
場所
古戦場
BbSに於けるスタート地点。殺風景な荒野が続く。
背景には巨大な3つのクレーターが確認できる。
- この3つのクレーターは重なってミッキー型を成している。いわゆる隠れミッキーである。
カメラ操作すると、ミッキー型クレーター以外にも、山や地形のあちこちにクレーターがあることが確認できる。
KHIIIで公式的に隠れミッキーが登場したが、こちらは古戦場には行けないためミッキー型のクレーターは見られず、そもそもこのワールドにマーク自体設定されていない。
砂嵐の道
暗雲が立ち込めるエリア。複数の竜巻があり、これに巻き込まれると特殊な空間に移動し、(巨大化した)アンヴァースとの戦闘になる。
画面が揺れながら迫ってくる巨大竜巻は恐怖の一言。
竜巻は凄まじいスピードで追ってくるので、スーパーグライド等を駆使しなければ逃げ切るのは難しい。
峡谷
砂嵐の道を抜けた先にある峡谷。この先へ行くと、いよいよマスター・ゼアノートとの決戦が待ち受けている。
暗く長い峡谷を抜けた先にある十字路が印象的なマップ。スタッフによると、抜けた先のマップの明るさを表現するために開発中はこの峡谷の長さがニョキニョキ長くなっていったんだとか。
崖上
ゼアノートがキングダムハーツを呼び出した、おそらく墓場の中でも最も高いであろう岩山の頂上。
テラはキーブレードライドを使って頂上に到着するが、ゼアノートはヴェントゥスとアクアを始末させる為にヴァニタスを地上に向かわせる。
闇に染まったテラはゼアノートに肉体を奪われてしまうが、テラの遺した思念が鎧に宿り、ここに思念の檻を作り出しゼアノートに立ち向かった。
崖下
その崖の麓。ゼアノートに氷漬けにされたヴェントゥスとそれを介抱するアクアは事の成り行きを見守っていたが、そこへやってきたゼアノートの刺客と戦うことになる。
荒野
同じ地名でも作品によって場所が全く異なっている。
BbSではワールドセレクトからでしか進入できないエリアで、ここではヴァニタスの思念との戦闘が可能。
また、地形が酷似している所を見ると、KHIIFMにてソラ達が留まりし思念と戦った場所も恐らくここだと思われる。
KHIIIではワールドに降り立ってすぐの、大群戦とデビルズウェーブ戦が行われるマップ。ここを抜けると十字路に辿り着く。
断絶の迷宮
KHIIIにて初登場したエリア。マスター・ゼアノートが十字路の地中から迷宮を出現させて出来上がる。
「乖離の別れ道」、「孤立の回廊」、「終焉の塔」に分かれる。
リクと王様、カイリとリア、アクアとヴェントゥスら光の守護者が先に進み、それをプレイヤーが追いかけると迷宮の各地で真XIII機関のメンバーと光の守護者たちの戦闘が始まっており、ソラはそこへ駆けつけ加勢していくという流れになる。
- 移動時に時々タイムアタックが入る。クリアできないとゲームオーバーである。
その他
見渡す限りキーブレードが地面に刺さった十字路はこのワールドを象徴するような光景で、BbS・χ・KHIIIに登場するが、いずれもイベントシーン専用のマップとなっている。
KHIIIではマスター・ゼアノートがここに断絶の迷宮を出現させ、この十字路そのものが無くなってしまった……と思われたが、エピローグで予知者たちが十字路で再集結する。
- 迷宮が消えたとしても元通りに戻るとは考えにくいが、同じような場所がいくつもあるのだろうか。
- そもそもの話、BbSで戦った時点で十字路含む地形が大幅に変わっているはずなので深く考えてはいけない。
KHIIIでは円周状に13の崖が切り立った場所で補欠を含む真XIII機関メンバー同士の話し合いが行われていたが、ここに真XIII機関が全員揃ったことはない。
イベントシーンのみの登場だったが、KHIIIRMではこの崖の手前でソラとテラ=ゼアノートのバトルが行われた。
KHII
シークレットムービーに登場。意味深なメッセージが流れると共に、鎧を身に付けた三人の人物(テラ、ヴェントゥス、アクア)が映っていた。
KHIIFM
引き続きシークレットムービーに登場する他、留まりし思念との戦いの舞台として一部分だけだが訪れる事が可能。
ワールドに直接降りるのではなく、ディズニーキャッスルから繋がる空間を通って行くこととなる。
BbS
最終決戦の地であり、3人の主人公共通の最終ワールド。このワールドで3人はそれぞれの戦いに臨む。
最終ワールドとして訪れる前にもヴェントゥス編では荒野でミッキーと共闘してヴァニタスと戦うボス戦があり、テラ編でもイベントシーンで登場する。
ここで行われた決戦から10年以上経ったKHIIIに至るまで、留まりし思念が荒野に留まり続けている。
エンカウントが少し特殊で、近づいてくる竜巻に巻き込まれたら戦闘となる。竜巻の中と思われる黒い空間に場所が移り、その中の敵を殲滅すると元の場所へ戻る。
- この竜巻、かなり速いがスーパーグライドやソニックスライドを使えば逃げ切れる。
- 竜巻は徐々に加速する特性があり、追ってきた竜巻を壁を挟んで放っておくと、壁から離れたとき凄まじい速度で追ってくる。
通常BGMから戦闘BGMへの切り替えは行われず、同じ曲が流れ続ける。
- KHIIシークレットムービーで流れた曲のアレンジである。
χ
最終章で訪問。ただし探索は出来ず、予知者との4連戦があるのみ。
予知者戦で途中離脱した場合、ワールドセレクト画面には「???」として表示される。
- この時点ではまだ「墓場」になっていないのでキーブレード墓場と表示するのは妥当ではないからだろう。
χBC
マスター・オブ・マスターからキーブレードと黒い箱を与えられたルシュが、それらを携えてこの地を訪れている。
また、「鍵が導く心のままに」と呟いている。
Uχ
全てが終わった後に、ユニオンリーダーたちがこの地に集結した。
また、プレイヤーはこの地で起きた出来事(χの最終章)を夢として見ている。
- 後にこの夢を、超高難易度のイベントシナリオである「キーブレード戦争編」としてプレイできるようになった。
最終話にて、黒コートの人物がキーブレードと黒い箱を携えて登場するという上記のχBCと酷似した場面が描かれる。
黒コートの人物が「鍵が導く心のままに」と言った後にフードを取ると、そこにはブレインの顔があった。
また、ヴェントゥスが箱舟で時間移動した後、このワールドを思わせる荒野に現れている。
KH0.2
OPで登場。ルシュがキングダムハーツを見上げていた。
KHIII
真XIII機関の拠点として登場。今作での実質的なラストワールド。
降り立って早々に大群戦が待っておりキャンプメニューを開けないため、ワールドに降り立つ前に準備をしよう。
- マスター・ゼアノート、闇の探求者アンセム、ゼムナス、ヴァニタス、ヤング・ゼアノートの5人が出迎えに現れ、ハートレス、ノーバディ、アンヴァースの大群を呼び出す。ヤング・ゼアノート曰く「我々からの贈り物」。
その後はセーブポイントがあり、そこを過ぎると次に現れるのはテラ=ゼアノート。
直後に現れたデビルズウェーブに飲み込まれてしまったソラは終わりの世界に飛ばされる。
終わりの世界でソラ集めを終えた後は各ワールドを周り、光の守護者のハートを狙うリッチを撃破することで時間が巻き戻る。
留まりし思念、古のキーブレード使いの助力を得ることでテラ=ゼアノート、デビルズウェーブの脅威を乗り越えることに成功する。
前哨戦の最後に現れるのはダーク・リクとシグバール。大量のデビルズタワーを呼び出す。
- ダーク・リクは「マスターから最後の承認試験」、シグバールは「じいさんから最後の贈り物」と言っている。
倒しても倒しても一向にハートレスの数が減らずソラたちが諦めかけたところでイェン・シッドが現れる。ハートレスの大群を彼に任せ、ソラたちは真XIII機関との最終決戦に臨む。
- ここでドナルドとグーフィーがパーティーから離脱し、グミシップに戻れなくなる。そのためレベル不足による詰み対策としてか断絶の迷宮では闇の世界でシャドウなどと戦えるバトルポータルが出現する。
アンセム、ゼムナス、ヤング・ゼアノートとの対決後は再び二人がパーティーに戻ってくるので別のワールドに行けるようになる。
今回は新しいマップとして断絶の迷宮が登場。
- 仲間と共に真XIII機関と闘う空間とそれらを繋ぐ通路で構成される。
- ソラの台詞などから、進むにつれて時間が経過していることが分かる。途中で日が暮れ、突破する頃には夜になっているようだが、急速に時が進んでいるのか、実際にはバトルの間にそれくらいの時間が経っているのかは不明。
ここを突破し、最後にヤング・ゼアノート、闇の探求者アンセム、ゼムナスを倒すと、いよいよマスター・ゼアノートとの最終バトルの舞台となるスカラ・アド・カエルムに向かうことになる。
- ソラが一人でマスター・ゼアノートの元へ行くと言い、そこへドナルド、グーフィーも着いて行くという流れとなっており、他の光の守護者たちはマスター・ゼアノートが出現させた真のキングダムハーツの扉を抑える為その場に留まる。
スカラ・アド・カエルムへ上陸した直後にキーブレード墓場に戻ることも可能だが、光の守護者は誰もいない。
エピローグでは、シグバールが黒い箱と共に登場。ロストマスターの4人を呼び戻しており、マレフィセントとピートも遠くからその光景を目撃した後、その場を立ち去っている。
KHIIIRM配信の前日にアップデートされたバージョン1.07では、イベントシーンで流れるBGMの変更、真のキングダムハーツ出現後は雲が晴れて朝焼けの空が広がるなど、開発中に実現できなかった画作りへの修正が行われた。
ユニオンクロスのシーンで使われる名前はUχのプレイヤーのものであるが、公式が通知を行っていないので誰の名前かは自分で確かめてほしい。
KHIIIRM
エンディング後のソラが再度目覚めの力の行使によって時間を遡り、敗北の世界線のキーブレード墓場から追体験を行う。
ソラ、ドナルド、グーフィーの3人がスカラ・アド・カエルムへ向かった後、他の光の守護者たちは上空で12体のレプリカ・ゼアノートと戦いを繰り広げていたと判明した。