原作 | オリジナル |
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仲間キャラ | なし |
通常BGM | Lazy Afternoons(COM、KHII:ロクサス編、Days)、The Afternoon Streets(KHII、KHIII)、Magical Mystery(KHII:不思議な塔) |
戦闘BGM | Sinister Sundown(COM、KHII:ロクサス編、Days)、Working Together(KHII、KHIII) |
登場作品 | COM、KHII、Days、KHIII、MoM |
狭間の世界にある「黄昏の街」。
その名の通り、朝や夜になることなく一日中明るい夕日に照らされている。
- お陰でKHIIで寝起きのロクサスを見て「夕方まで寝てたのか」なんて疑いがかかることがあるとかないとか。
丘陵地帯にあり、高台にある駅と時計塔の周囲に住宅街が広がり、高台の奥には大きな岩山がそびえ立っている。
駅からは複数の高架が延び、そこを走る鉄道によってワールド内の街同士を結んでいる。ゲーム中に実際に登場はしないが海まで電車で行けることも明かされており、面積はかなり広大であることが窺える。
KHIIやDaysでは住宅街の外は何もない草原のように見えたが、ハードの表現力が著しく向上したKHIIIでは住宅街の外には田園地帯が広がっており、民家も点在しているのが確認できる。
フィールドのBGMは、通常用と戦闘用共にロクサスの時とソラの時で異なる。
ただし、COMで初登場した際のBGMはロクサス編のものになっている。
- この時のトワイライトタウンはロクサスの記憶が元になっているので、当然と言えば当然である。このため、ロクサスとソラで完全にBGMが分かれていると言えなくもない。
キャラクター→キャラクター/トワイライトタウン
場所
商店街
駅前通りからトラム広場のエリア。その名の通り、どちらもショップがある。また、アルバイトのミニゲームをする為の広告もこの二つのエリアに貼り出されている。
駅前通り
曲がりくねった坂の一本道となっている場所。ショップは武器屋がある。
トラム広場
店が立ち並び路面電車の線路がある、ワールドのマップ内で最も広い場所。防具屋、アクセサリー屋、合成屋がある。奥のほうには壁があるが、KHIIでは一部穴が開いており、そこを抜けて町外れの屋敷へ行く事ができる。
- KHIIIではこの穴は修復されたらしくなくなっているが、代わりに追加された後述の地下下水道から森と町外れの屋敷へ抜けることができる。
KHIIではミニゲームでこのマップ全体が舞台となるポスターはり、路面電車を停車させるスペースを舞台にガラクタそうじ、ハチたいじなどがある。
なお、ロクサス編では合成屋が駄菓子屋になっており、おばあさんが経営している。ソラ編に移行した際は合成屋になっているが、移行直後はモーグリがおらず開店準備中なので利用できない。
Daysでは調査の基本を知るために訪れるマップでもある他、討伐対象のハートレスがここによく出現する。
KHIIIではこの一帯で大規模な再開発がなされ、街の住人が多数集う憩いの場となっているほか、レストランが新規に出店し、ストーリーがある程度進むと料理をすることができる。
空き地
普段はただの広い空き地だが、ストラグルバトルの会場となる際には特別なリングが設営される。
KHIIFMでは隅の方にレクセウスのアブセント・シルエットが出現している。
セントラルステーション
街のシンボルである大きな時計台を持つ立派な駅。
- いつも夕暮れで時間が分かりにくいのでこの世界において時計は大事なのだろう。
この時計台は上まで登ることができる(ただしイベントのみのため実際に登ることは出来ない)。
漫画版では時計台に続く階段を登るシーンが描かれている。
ロクサスたちはここでシーソルトアイスを食べており、以降の作品でもここでアイスを食べるシーンは象徴的に描かれる。
- こんな所でアイスを食べていたため、KHIIでロクサスは転落死しかけた。
- Days等でのアクセルの座り方が一番落ちそうで怖い。
- ロクサス達が話している時、背中を叩いてツッコミを入れることがある。アクセルの座り方もそうだが、彼らにはあの高さが分かってないんじゃないかとまで思ってしまう。
- VRゲーム「KINGDOM HEARTS VR EXPERIENCE」ではこの高さをVRで体感することができる。
様々な列車があり、後述のサンセット住宅街に行けるものや海の方まで出られるもの、はたまた魔法使いの住む不思議な世界に通じる幽霊列車までもが登場する。
- マップのさらに奥の方には、貨物列車の積み下ろしを行うような場所も確認できる。
- 片運転台の列車がどう方向転換しているのかは謎。
- サンセットステーション行きや奥の線路は後退側にも線路が続いているのでその先に転車台でもあるのだろう。
駅前広場
セントラルステーションの前にある広場。
時計塔に登らずとも街が一望できる高台にあり、よく見るとトラム広場が確認できる。
Daysでは、ストーリーの最も終盤にてロクサスの活動拠点が存在しなかった世界の闇と光を紡ぐ庭から、ここへ変わる。黒コートのモーグリもロクサスの事が心配になって後を追いかけて来てくれるので、ショップ機能も使える。
また、シオンとの最終決戦の場でもある。
路地裏
名前通りの場所。ここから駅前通りやいつもの場所や地下連絡通路、空き地に行ける。
いつもの場所(高架下)
路地裏の奥にある物置き場のような場所。入口は赤いボロ布で仕切られている。ハイネ、ピンツ、オレットの溜まり場となっている。
Daysでは「高架下」として登場。ミッションによっては宝箱が置いてある。
- KHIIFMで追加されたムービーではヴィクセンが「ゼムナス殿はどこだ?」とゼクシオンに問いかけ、彼は「いつもの場所へ」と答えているが、間違ってもこの場所の事ではない(詳しくはこの項を参照)。ゼムナスではない別の人物がここを訪れた事はあるが、XIII機関とは無関係の場所である。
- 余談だが、ロクサス編でもソラ編でも「いつもの場所」表記である。ハイネ、ピンツ、オレットの溜まり場ということなので間違いではないが、ロクサスのことを考えるとついつい気になってしまう箇所である。
地下下水道
KHIIIにて追加されたエリア。トラム広場の南側から入れる。
トラム広場の壁の穴が修復された代わりに、ここを通ることで町外れの森へ抜けることができる。
下水道というだけあり、ドナルドが「えー 入るのー?」「ここを通るのー?」「変なにおいがする 早く出ようよー」とぼやく程度には汚い様子。
サンセット街
セントラルステーションから行ける町。名前の「サンセット」は「日没」の意。
ロクサス編にて夏休みの自由研究、「トワイライトタウンの七不思議」を追って訪れることになる。
ソラ編では終盤になるまで探索できない上、サンセット行きの電車も存在しなかった世界へ行けるようになるまで利用できないため、地下連絡通路を経由する必要がある。
サンセットステーション
電車経由で当然一番最初に訪れる場所。セントラルステーションと比べるまでもなく、非常に小さな駅。
ここの階段は上りと下りで数が違うと言われ、街の七不思議の一つになっている。
サンセット住宅街
サンセットステーションを出た先にある住宅街。トラム広場と同じように路面電車が通っている。
サンセットヒル
サンセット住宅街の奥にある小高い丘。
セントラルステーションを模したオブジェがあり、近くからは電車も見える。
地下連絡通路
トワイライトタウンの様々なエリアに繋がっている通路。出口には番号が振られており、2番はトンネル、3番は路地裏(看板の表記は「裏路地」)、4番はトラム広場、5番は駅前広場に通じている。なお、1番の出口はトンネルの向こう側にあり、サンセット住宅街に通じている。
トンネル
地下連絡通路の2番出口を出た先にある空間。奥へ進むとサンセット住宅街に行ける。
ロクサス編では、ここで大量のビビの幻影と戦う事になる。
KHIIFMでは、ここにXIIIキノコNO.7が出現する。
町はずれの屋敷
トラム広場から通じる町はずれに建つ古い洋館。「幽霊屋敷」とも呼ばれる。
KHII序盤にてDiZやナミネらが潜伏していた。
終盤「もう一つのトワイライトタウン」へ行くために訪れることにもなる。
地下は屋敷の古びた雰囲気とは打って変わり機械的な場所となっており、DiZ達が利用していたと思われるコンピューターもある。
町外れの森
KHIIとDaysではトラム広場の壁面の穴、KHIIIでは地下下水道から行ける薄暗い森。
マップを見ながら行かないと少々迷うかもしれない。ここを抜けると幽霊屋敷に到着する。
KHIIではビビがここを徘徊している。
屋敷前
幽霊屋敷の門前。KHIIにおけるソラ編はここからスタートとなる。
COMのヴィクセン戦(ソラ編)とリク=レプリカ戦(リク編2戦目)はこの屋敷の前が舞台。
ロクサスが生まれ、ゼムナスに拾われて機関員になったのもここであり、KHIIFMでは追加イベントとして描かれる。また、KHIIFMではここにXIIIキノコNO.12が出現する。
KHIIIでも行けるが、屋敷の中に入ることはできない。ストーリー中ではここでアンセムとゼムナスが現れる。
ロビー
屋敷を入って一番最初に訪れる部屋。部屋の中央には、崩れた城のオブジェが置かれている。向かって右側にある扉はガラクタに塞がれて入る事ができない。また、奥には裏庭と思しき場所に通じる窓があるが、そこも探索できない。
ダイニング
ロビーの1階、向かって左側の扉から行ける部屋。部屋の中央には、凄まじい力によって砕かれたテーブルが放置されている。
白い部屋
ロビーの2階、向かって左側にある部屋。忘却の城と同様の真っ白な空間で、ナミネが描いた絵が壁に飾られていたり床に落ちている。絵の内容はKHIやCOM、そしてDaysにおいてロクサスが機関を脱走する際の物語を彷彿とさせる。
この部屋とポッドルームにいる時はコマンドのデザインがCOM風のものになるが、敵が出現するエリアではないので、このコマンドデザインで戦闘を行うことはない。
書庫
ロビーの2階、向かって右側の扉から行ける部屋。大量の本が本棚に並べられている。
ロクサス編では部屋の中央にあるテーブルにある紙にナミネのスケッチの絵を描く事で隠された通路が現れ、地下のコンピュータールームへ行けるようになる。
- この時テーブルを含め書庫の床の縁を除く全てが消失する。ビーストキャッスルのダンスホール上部から飛び降りてもノーダメージだったロクサスには問題ないかもしれないし(一応残った床に飛び退いたので難を逃れた)、あのディズに言っても無意味だろうがもうちょっと配慮してほしいところではある。
- ちなみにこの残った縁からコンピュータールームへと続く階段が下に向かって伸びている。
コンピュータールーム
書庫の隠し通路から行ける部屋。壁のモニターをよく見るとソラのシルエットが映っている。
ストーリー終盤では、ここの機械を使ってもう一つのトワイライトタウン及び存在しなかった世界へ潜入する事になる。
地下広間
コンピュータールームを通り過ぎた先にある部屋。ロクサス編では、ここでアクセルと二度目の戦闘を行う。勝利した後は狭間の空間へ繋がる道が出現するが、ロクサスはここを通れず、ストーリー終盤でもう一つのトワイライトタウンに行った時に初めて通れるようになる。
地下廊下
地下広間から繋がる場所。壁際には無数の小型ポッドが並べられており、ロクサス編ではその内の二つにドナルドとグーフィーが眠っていた。
- ソラ編に移って以降調べると、ドナルドとグーフィーが入っていたもの以外にも使用された形跡があることが分かる。
ポッドルーム
地下の最奥にある白い部屋。部屋の中央にある巨大ポッドにはソラが眠っていた。KHIIにおけるロクサス編は、このエリアに入る事で終了する。
前述の通り、このエリアではコマンドデザインがCOMを意識したものとなるが、このエリアに敵は出現しないのでやはりこのコマンドで戦闘はできない。
不思議な塔
イェン・シッドが住む塔。
セントラルステーションから幽霊列車に乗ると行くことができる。
→ワールド/【不思議な塔】
もう一つのトワイライトタウン
仮想データ世界に作られたいわば『この世界のコピー』。
KHIIの最初にロクサスがいたのもこちらである。
ソラ編においてはストーリーの終盤、本物のトワイライトタウンとダブって見えるようになったことでこのトワイライトタウンの存在にチップとデールが気づき、それを知らされたソラ達が調査に乗り出したことで発見される。
- ダブって見えるようになった原因は不明。もう一つのトワイライトタウン側のコンピューターはロクサスに破壊されたままの上、管理者もいなくなってしまったのでどこかに不調はあったのかもしれない。異空の海からなぜそれが視認できるのかは謎だが…。
ソラ達はこちらにある町外れの屋敷の地下に入り口のあった狭間の空間から存在しなかった世界に潜入した。
- ロクサス編でも狭間の空間の入り口は発生しているが、入ることは出来ない。
ストーリー終盤でソラ達がここを訪れた際は、探索できる範囲はコンピュータールームと地下広間のみで、屋敷の外どころか地下室から出る事すらできない。ほぼ完全に存在しなかった世界への一本道である。
このトワイライトタウンはDiZが作った、コンピューター内のデータによる世界である。
ソラが眠っていたポッドに繋がっているコンピューターでトワイライトタウンをデータとして再現し、ソラの脳(記憶)にそのデータのトワイライトタウンをリンクさせ、ロクサスをそこで過ごさせることでソラの記憶の再生をスムーズにしようとしていた。
- アクセルがこの世界に現れたのは、そのコンピューターをハッキングしたため。
- それにしても、勝手に記憶にデータを繋げたり、研究データを隠したり、やりたい放題である。
- 一部ではソラをUSB扱いしているとまで言われている。
狭間の空間
もう一つのトワイライトタウンの地下広間から、存在しなかった世界へ行く為の空間。空間内はノーバディのシンボルが渦巻いている。初めてここを訪れる際は、満身創痍のアクセルと共に大量のノーバディを相手にするイベント戦が行われる。
アクセルが最後の力を振り絞って開いた穴を抜けると、存在しなかった世界の狭間に繋がる路地に辿り着く。
- この空間ではBGMは流れず、ソラ達の足音も発生しない。ジャンプやエアスライドの空を切る音、キーブレードを振ると、ソラの声だけは聞こえる。ちょっと怖い。
- なお、この時王様はソラ達と同行していたが、何故かこの空間に入った途端姿を消してしまった。存在しなかった世界にたどり着いた時は普通にいたが。
トワイライトタウンと存在しなかった世界を繋ぐ専用の回廊というわけではないようで、カイリとプルートがデスティニーアイランドに出現した闇の回廊に飛び込んだ際もこの空間に出てきており、Re:coded(KH2.5追加分)ではマレフィセントとピートがこの空間を歩いて別の場所へ向かっているシーンも登場している。
COM
ソラの裏の記憶(=ロクサスの記憶)から作られた世界。
ソラにとっては全く記憶にない世界だが、なぜかソラは懐かしさを感じた。
- ノーバディでありながら本体と共に存在するというイレギュラーな存在、ロクサスとのリンクによるものだと思われる。
- ロクサスがソラに吸収される以前から、ソラの中に彼の影響があったことがわかる。
- この「裏の記憶」に関する情報は、機関にとってソラに知られてはならないことだったようである。しかし、Re:COMではなぜかこの設定がなくなっている。
リク編ではこのワールドカードを王様から手渡される。闇の世界を旅していたら目の前に現れたとのことだが、この理由については特に明かされていない。
KHII
ゲーム開始直後、ロクサスのいる世界として登場する。
なお、前述の通りこのトワイライトタウンはディズに作られたデータによる世界である。
ソラ達が目覚めたのは本物のトワイライトタウンで、その後はソラ達が度々この世界を訪れ、終盤にはもう一つのトワイライトタウンから存在しなかった世界へ続く狭間の空間を発見し、最終決戦に向かった。
「商店街:トラム広場」や「サンセット住宅街」は、本作の中では広めで立体的なマップ。
またトンネルの「地下連絡通路」は、ストーリー上は立ち寄る必要の無い移動(寄り道)用の通路という珍しいマップ。
特殊な扱いを受けているワールドであり、ロクサス編終了後、ソラ編の冒頭を終えるとしばらく再訪不可能になる。
その後、カイリ遭難イベント後に再び出現。一応これがゲート開放イベントであるため他のワールドのシナリオ1に相当する。
- …が、やることは広場でノーバディの群れを倒して駅前広場に行って「カイリがアクセルにさらわれた」という話を聞くだけである。重要なイベントではあるが、トワイライトタウン内でヴィランが陰謀を企んでいるとかボスハートレスが出てくるとかそういうことは一切ない。あまりにもあっさりとゲートが開放されて拍子抜けしたプレイヤーも多いだろう。
ゲート開放後は、終盤でシナリオが進むまで再訪する必要はなくなる。……シナリオイベントがないから再訪する必要がない、とかそういう話ではなくハートレスもノーバディも一切出現しないため、本気で訪問する理由が皆無なのである。精々各種ミニゲームで遊ぶか、ロクサス編で回収できなかった宝箱を集めるかぐらいしかない。
- FM版ではピース集め、XIIIキノコ、レクセウスのアブセントシルエットと、やるべきことがそれなりにできた。
Days
ミッションで訪れる最初の世界として登場。
また、ロクサスとアクセルとシオンが任務が終わった後、よく街の時計台でアイスを食べていた。
- 本作ではサンセット住宅街側に行く事はできない。また、ハートレス討伐のミッション中は通行人が一人も見当たらない上、ほぼ全てのエリアにハートレスが出現する。
終盤でロクサスがXIII機関を抜け出してからの数日間は駅前広場を拠点としていた(というより、ここしか行く場所が思い当たらなかった)。
機関の本拠地で商売していたモーグリもしっかりついてきてくれている。
前作では完全に移動用のマップだった地下連絡通路が、今回は一番最初のミッションの舞台だったり、その後もたびたびミッションで立ち寄ることになったりと大出世を果たした。
KHIII
オリンポスクリア後、再び不思議な塔から旅立ったソラが、ロクサスを助けるためにロクサスの心を辿ろうと訪れた。
ここでは主にロクサス復活に向けたストーリーが展開していく。ソラがここを去った後もハイネ達が奔走していた。
また、今回レイディアントガーデンがイベントシーン以外では登場しない関係上か、100エーカーの森にはここから行くことになる。
- レストランのテラス席で絵本を持ってきたマーリンが寛いでいる。
初回訪問時はお馴染みのノーバディ撃退後に、なんといきなりデビルズウェーブとの戦闘が始まる。敵の巨大さに対して地形が複雑なために意外と戦いにくい。
基本のマップ構造は同じながら、KHIIと比べるとあちこちが大きく変化している。
変更点を挙げると、
- ハチがいた車庫でクラシックキングダムの映画を上映している。運営はスクルージ。
- 同じくスクルージが運営するレストランができている。
- 何故か路面電車の走る向きが逆になった。
- 穴の空いていた壁が修理された。
など。前者二つの関わりを見るに、この町の発展にはスクルージが大きく寄与しているようだ。
- 路面電車が現役なのに車庫を改造して大丈夫だったのだろうか。
- 上映している映画に近づくと、ソラが「映画を観るのは久しぶり」というような台詞を言うことがある。考えられるワールドは彼の故郷くらいしかないのだが、カイリの制服なども考慮すると本島の方は結構文化的なのだろうか。
全ての壁がフリーランに対応しており、KHIIではグロウアビリティを必須としていた場所にもサクサク登れる(ただし、大したものはない)。
トラム広場の壁にはポスターがたくさん貼ってあるのだが、そこに書かれている文字の多くはスカラ・アド・カエルムの文字に酷似している。トワイライトタウンとスカラ・アド・カエルムには何かつながりがあるのだろうか。時計塔ぐらいしか思いつかないが……。
- 文字の類似性をあえて例えるならヒエログリフとデモティック、ギリシャ文字とアルファベットといったところか。
そして、ハードがKHIIから2世代進んだことで描画が格段に上昇しており、美しい街並みを堪能できる。KHIIと比べるまでもなくその差は歴然で、ハードの進化を存分に味わうことができるだろう。
しかし実際にプレイアブルで探索できるエリアはKHIIに比べて極端に狭くなり、トラム広場と地下水道、森と屋敷前にしか行けなくなってしまった。
- このことを残念がる声も多い。確かに駅前広場(時計台)くらいは行きたかったところである。
- 屋敷の中にも入れないが、よく見るとナミネの部屋の窓からは中に飾られている絵が確認できたりする。作りこみが細かい。
- これに対するプレイヤーのど根性は凄まじいものがあり、バグ技とはいえ時計塔まで到達するプレイヤーもいる模様。
今作では、屋敷のコンピュータールームの転送装置がプロテクトされている為、もう一つの(データの)トワイライトタウンへ行くことはできなくなっている。
- KHIIの時点では割と簡単にアクセスできたが、この間にプロテクトをかけたのは誰なのだろうか。
- 考えられるのはまず賢者アンセムかゼムナス辺りだが、タイミング的にどちらも微妙なところかも。
- 理由として考えられるのは、賢者アンセムならXIII機関の追手から守る為、ゼムナスなら光の守護者からもう一つのトワイライトタウンへ向かう事を防ぐ為、辺りだろうか。
また、レイディアントガーデンのコンピューターから屋敷のコンピューターをモニターしたり、ネットワークの構築を行なっている。
- 異なるワールド間でも世界の壁を超えてネットワークを繋げることができるようだ。
- 同じ人間が構築した環境だからできる芸当かも。
ハイネたち曰く、「白いグニャグニャ」は何度か見たことはあるが、「黒いウジャウジャ」は初めて目撃したとのこと。しかしDaysではハートレスが普通に登場していたことを思うと、彼らが目撃したことがなかったのは目的のために旧XIII機関が討伐しまくっていたためだろうか?
- ロクサスに課されたトワイライトタウン内における任務は多く、その中心となるハートレス討伐任務に至っても街中でやり合うタイプの敵もいたりと彼らがハートレスの類を一切目撃していないのは些か妙な話ではある。迅速かつ秘密裏に処理していたとか、たまたま見ていなかったのであればわからなくもないが…。
時計塔もムービーでは登場。最終決戦直前にはリアとサイクスが、エンディングではアイザ、アクセル、ロクサス、シオン、オレット、ハイネ、ピンツがここでシーソルトアイスを食べている。