ユニオンに所属するキーブレード使いが闇に染まり、人ではない存在となったものの総称。
シャドウやネオシャドウのような黒い体にポセッサーそっくりの顔。口元は笑みを浮かべている。
キーブレード使いだった頃の名残なのか、帽子、短パン、靴といった衣服を身につけている。背中には黒い翼が生えている。
両手のグローブの指先は赤く染まっており、ネオシャドウと同様、爪で引っ掻くように攻撃してくる。
χ
デイブレイクタウンのストーリー22-1で初登場。
橋の上にて、プレイヤーとスクルドの前に立ちふさがるように3体同時に出現。
人のような感情は見られないが、取り憑かれたように「ルクスを渡せ!」とだけ喋り、戦闘となる。
闇に染まった敵側のチリシィ曰く、
「闇を受け入れ、闇をコントロールしてこそ、真の強さを手に入れる事ができる。」
「彼らは君たちの様に、予知書の欠片の力を使っていない。」
「自らの能力で君たちと戦ったんだよ?」
ということらしい。
デイブレイクタウンの時計塔内部には何体も存在し、通常の雑魚敵と同様に戦うことができる。
撃破すると消滅せずに画面外に吹っ飛ぶ。(というより退却しているように見える)
サービス終了直前には様々なワールドに出現するようになる。
黒装束が出現するようになるマップは、代わりに更新前までいたキーブレード使いが居なくなる。まるで彼らが闇に呑まれ姿を変えたと言わんばかりに…。
マスター・グウラと会った後、7番街の陸橋の上で黒チリシィに召喚された3体と戦闘になる。
戦闘終了後は黒チリシィに吸収されてナイトメア・チリシィとなる。
- チリシィと合体したことから、彼らもまたドリームイーター、もしくはそれに近い存在となっているのかもしれない。
- リクとかの例もあるし一概に元がドリームイーターに近いとも言いきれない気がする。
Uχ
時計塔・周辺で戦う3人組はマジック属性。単体は全ての属性のものが存在する。
デイブレイクタウンと新たな世界が繋がり、ブロックノイズのような現象が発生し始めた頃、時計塔内部にも出現。
プレイヤーたちに対し「オマエハチガウ」と発言して襲い掛かってくる。
- 「オマエハチガウ」に対して反応を示しているのは当初はプレイヤーのみで、エフェメラやヴェントゥスは完全に無反応だった為、もしかすると彼らには聞こえていないのかもしれないとも言われていたが、のちにエフェメラが応じているので聞こえてはいるようだ。
偶然繋がってしまった世界にも入り込んでしまっているようで、プレイヤーとエフェメラはこれを追っていくことになる。
ブレイン、エフェメラの推測ではデイブレイクタウンにフラップバグが侵入したのは黒装束の誘導による可能性が高いらしい。
サイ・バグセクター、キャンディ・キングダムではサイ・バグに取り込まれる個体が出現した。
最終的に闇に呼び出され、倒れたヴェントゥスを囲んで「オマエダ」と言う。その後純粋な光として目覚めたヴェントゥスに消滅させられる。
- 最初にヴェントゥスがいた時はなぜ「オマエハチガウ」だったのかは不明。強いて言うなら最初会った時はヴェントゥスが闇を宿しており、この時はヴェントゥスから闇が離れていたというのが違いだろうか。χでルクスに執着していたように、純粋な光であるヴェントゥスを求めていたのかもしれない。
ハートレスツムを構成しているツム型ハートレスの中にも何故かそれっぽいのがいる。
- 成り立ち的には一応ハートレスではないはずだが、やはり近いものということなのだろうか。
KHIII
ゲーム中には登場しないものの、パッケージイラスト「集結」にそれらしき姿が確認できる。
- 光る星のようなものを手にしているが、LUXとは関係があるのだろうか。
- アルティマニアではこのパッケージイラストはイラスト「予感」のオマージュとされている。
KHIの時期にUχの構想は無かっただろうが、KHIIIでは中心部に描かれていてやたらと目立つ。オマージュにあたり何かしらの意味を持たせた可能性もある。