その他/【KINGDOM HEARTS VR EXPERIENCE】 の変更点

●『キングダム ハーツ ブイアール エクスペリエンス』 2019年1月23日配信 対応機種:PlayStation VR

PSVR専用ゲームとしてPlayStation Storeで無料で配信中。ジャンルは「VRミュージックビデオ」。
主に[[ソラ>キャラクター/【ソラ】]]の視点で、本編のイベントシーンや、音楽と共にプロジェクションマッピングのように映し出される映像やエフェクトを鑑賞し、KHの世界の一端を体験できる内容となっている。
ジャンルの通り主題がゲームではなくミュージックビデオなので所要時間は長くないが、KHファンでPSVRを持っているのならやってみて損はない内容。お金もかからないので興味があればプレイをお勧めする。
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2018年9月、KHIIIのベイマックスのトレーラーと同時に情報が解禁された。
当初は2018年12月25日配信と発表されていたが25日に配信は行われず、翌年1月3日に配信を同月18日に延期することが発表され、18日にはさらに延期して23日に配信することが発表、23日に晴れて配信が始まった。
第1弾として「GUMMI SHIP」と「Destiny Islands」が配信され、追加コンテンツとして2019年春に第2弾を配信するとされていたが春を過ぎても続報はなく、第1弾の配信から約半年後の7月25日に第2弾が配信された。
第2弾は4つのシーンが追加され、全てのシーンを見終わると、イベント部分を省略した上で音楽部分だけを通しで鑑賞できる「Audio Player Mode」が選択できるようになる。また、トップメニューにはコレクションとしてキャラクター事典が追加され、本作に登場するキャラクターをVRコンテンツらしく立体的に鑑賞できる。
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発表時のトレーラーではプレイヤーがキーブレードを手にシャドウと戦う様子があり、公式のリリースでも「キーブレードで鍵を開いたり、現れたハートレスにダメージを与えると空間や映像が変化し様々なキャラクターと出会う事ができます」と記載されていた。
第1弾ではそのような内容のシーンはなかったが、第2弾では「Olympus Coliseum」で[[シャドウ>ハートレス/【シャドウ】]]や[[ラージボディ>ハートレス/【ラージボディ】]]をキーブレードで攻撃でき、倒すと映像が少しだけ変化する(正確には倒さないと映像が表示されなくなる)。
-リリース文の内容が簡易的に実装された形といえる。
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#contents

*GUMMI SHIP [#ta279baf]
第1弾で配信。ゲームを起動すると最初に選べるシーン。
KH0.2とKHIIIで描かれた、ソラ・[[ドナルド>キャラクター/【ドナルドダック】]]・[[グーフィー>キャラクター/【グーフィー】]]の3名がグミシップで[[オリンポス>ワールド/【オリンポス】]]へ出発するシーンを、ソラの視点で体験できる。
キーブレードでゲートを開いた後、「[[Blast Away! -Gummi Ship I->音楽/【Blast Away!】]]」に乗せてグミシップがシリーズの各作品のイベントシーンがステンドグラスのように映し出されたトンネルのような空間をゆっくり進み、シーンは終了となる。

*[[Destiny Islands>ワールド/【デスティニーアイランド】]] [#l36fd1eb]
第1弾で配信。GUMMI SHIPを鑑賞し終わると選択できるようになるシーン。
KHIでソラ・[[リク>キャラクター/【リク】]]・[[カイリ>キャラクター/【カイリ】]]の3名が夕暮れの島で外の世界について語り合うシーンをソラの視点で体験できる。
グラフィックはKH1.5準拠であり、GUMMI SHIPのPS4世代のグラフィックと比べるとさすがに見劣りしてしまうが、リクとカイリのアニメーションはこのために作り直されている。
イベントが終わると「[[光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version->音楽/【光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-】]]」に乗せ、3D、BbS、KHIのオープニングムービーが島の空と海に映し出される。
イベントが終わると「[[光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version->音楽/【光】]]」に乗せ、3D、BbS、KHIのオープニングムービーが島の空と海に映し出される。
-この時、自分の左にいるリクとカイリを見てみると、映像が映し出される場所に合わせてちゃんと視線を動かしている。

*[[Twilight Town>ワールド/【トワイライトタウン】]] [#p8bad39d]
第2弾で配信。第1弾でも予告のように少しだけ収録されていた。
DaysのDAY352で[[ロクサス>キャラクター/【ロクサス】]]・[[アクセル>キャラクター/【アクセル】]]・[[シオン>キャラクター/【シオン】]]の3名が時計塔の上でアイスを食べるシーンを、ロクサスの視点で体験できる。
-下を覗き込むとかなり高いところにいるのがわかる。高所が苦手な人は注意が必要かも?

会話が終わった後は、「[[Musique pour la tristesse de Xion>音楽/【Musique pour la tristesse de Xion】]]」に乗せてトワイライトタウンの街や空にDaysのシーンの映像が浮かび上がる。中には影絵のように表示されるものも。

*[[Olympus Coliseum>ワールド/【オリンポスコロシアム】]] [#i88d712e]
第2弾で配信。イベントシーンはなく、「[[Go for It!>音楽/【Go for It!】]]」に乗せてコロシアムの床や壁面に映像が表示される。
途中でシャドウとラージボディが出現し、攻撃して倒すと少しだけ映像が変化する。キーブレードでの攻撃の操作はPlayStation Move モーションコントローラーに対応している。

*[[Castle Oblivion>ワールド/【忘却の城】]] [#ye675488]
第2弾で配信。
COMソラ編において、忘却の城13階で[[マールーシャ>キャラクター/【マールーシャ】]]と対峙した際のイベントをソラの視点で体験できる。
イベントシーンの後、「[[Lord of the Castle>音楽/【Lord of the Castle】]]」に乗せて部屋の壁面にCOMのイベントシーンが映し出される。

*[[The World That Never Was>ワールド/【存在しなかった世界】]] [#fb0b30eb]
第2弾で配信。
KHII終盤、虚空の祭壇で[[ゼムナス>キャラクター/【ゼムナス】]]とソラ一行が問答を行ったシーンをソラの視点で体験できる。
会話が終わると原作と同様にゼムナスと戦った記憶の摩天楼のビル前に移動し、ビルの壁面と液晶画面にKHIIのイベントシーンが投影される。
ここの音楽は当初はシリーズで使用されていない楽曲が流れていたが、アップデートにより「[[Darkness of the Unknown>音楽/【Darkness of the Unknown】]]」に差し替えられた(後述)。

**楽曲の差し替えについて [#d7363288]
このシーンで行われた楽曲の差し替えのアップデートについて、分かる範囲での情報を記述する(''筆者の憶測がかなり含まれているので注意'')。
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実装時の楽曲はこれまでのシリーズで使用されていない楽曲であったが、本作のために新規で制作された楽曲ではなく、KHシリーズの音楽のカバーを行うグループ「''Project Destati''」の制作した、所謂ファンメイドの楽曲であった([[YouTubeで公開されている当該楽曲の動画>https://youtu.be/Oa0yMbqtyRQ]])。
Project Destatiも自身のTwitterで楽曲の使用を歓迎する旨の発言をしていたが([[該当ツイート>https://twitter.com/ProjectDestati/status/1154437612192653312]])、公開からおよそ2ヶ月後の9月下旬にこの楽曲を差し替えるためのアップデートが行われた。
-このバージョン1.03アップデートの詳細は「一部データの修正を行いました」。ゲーム中で当該楽曲差し替え以外の更新箇所は確認できていない。
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疑問が浮かぶのは''なぜファンメイドの楽曲を使用したのか?''と''なぜ差し替えが発生したか?''だろう。
KHシリーズの音楽は下村陽子氏を中心に制作され、生み出されるKH独自の世界観には根強いファンが数知れず存在する。
この体制はシリーズで一貫して築かれているものであり、本編とは言えないゲームであれど下村氏の楽曲ではなくあえてファンメイドの楽曲を用いようとした理由は解せないところである。
 
また、差し替えが発生したということは制作プロセスのどこかに何かしらの問題が生じていたことの裏付けでもある。
スタッフがファンメイドの楽曲をシリーズの既存の楽曲と勘違いして制作し、のちに公式の楽曲でないことが判明して差し替えたのか、最初からファンメイドの楽曲を採用するつもりで制作していたものの、完成後に待ったが掛かって差し替えたのか、想像は尽きないが理由は一切公表されておらずいずれも憶測の域を出ない。
Project Destatiとトラブルが発生した可能性もなくはないが、上記のとおりProject Destatiは歓迎する発言があり、差し替えが行われたことについてもProject Destatiは特にコメントしていないことから、何かあったとしても円満に解決している可能性が高い。何よりも二次創作者のProject Destatiに対して一次創作者のスクエニは絶対的な優位にあるのでトラブルの線は薄いだろう。
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最後に、筆者がこの差し替えの理由についてスクウェア・エニックスのサポートセンターに説明を求めて問い合わせたところ、「本件について確認を取りましたが、お客様にご案内できる情報はありませんでした。」という回答が返ってきたことを申し添えておく。