キャラクター/【マスター・オブ・マスター】 の変更点

χの時代、[[キーブレードマスター>キーワード/【キーブレードマスター】]]に相当する6人の弟子([[予知者>キーワード/【予知者】]]と[[ルシュ>キャラクター/【ルシュ】]])の主にあたる人物。
「マスター・オブ・マスター」というのはキーブレードマスターにとってのマスターということであり、弟子からは単に「マスター」と呼ばれている。
[[チリシィ>キャラクター/【チリシィ】]]を生み出した者でもあり、チリシィからは主(カレ)と呼ばれている。
 
[[謎の男>敵/【謎の男】]]や[[XIII機関>キーワード/【XIII機関】]]と同様の[[黒コート>キーワード/【狭間の者の衣】]]を纏い、フードを目深にかぶっているため、詳しい容姿や顔立ちは一切不明。
基本的に飄々とした軽い性格に見えるが、どこか達観しているようでもあり、大物感を漂わせる。
-ちなみに動作も非常にオーバーで弟子たちも困惑することも多い。
-また、弟子たちのリアクションを楽しんでいる節があり、[[グウラ>キャラクター/【マスター・グウラ】]]に使命を与えた際触りの部分だけの裏切り者の見つけ方が分かったグウラ(しかも、話を無視された)に対して「頭良すぎてイヤ」と言い放っている。

 
CVは杉田智和。
北米版における声優はレイ・チェイス。
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「未来を見る目」を持っており、未来に起こる出来事を[[予知書>キーワード/【予知書】]]として書き綴り、その写しをルシュ以外の5人の弟子に授けた。
-後述のように、未来を見る目=ルシュに渡したキーブレード。

6人の弟子にそれぞれ異なる使命を与えているが、その中でもルシュには特別な使命を与えている。
-ルシュに予知書を与えなかったのはこの使命が関係していて、パラドックスを起こさないためである。しかし、ルシュは予知書の欠落した一片の内容(裏切り者の正体も)を知っており、それをマスターの意思だと発言している。ルシュに内容を教えたのかは明らかになっていない。
--KHIIIのシークレットレポートでもルシュはロストページの内容を把握していることが記述されており、ルシュに対してはユニオンリーダ―の計画やマレフィセントについて教えていたり、ユニオンリーダーの一人にキーブレードを継承するように指示していたらしい。実際にUχでもルシュに対してダンデライオンによる世界の再生や自身の過去について話している場面が描かれた。
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6人の弟子に、それぞれ7つの大罪からとられた新しい名前を与えている。
-何故新しい名前を与えたのか、元の名前は何なのか、なぜ7つの大罪なのかなど詳細は不明である。
-黒コートを着用している、新しい名前を与えるなどの行為はXIII機関の指導者であるゼムナスと類似点が見られる。
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χ本編の時点では[[デイブレイクタウン>ワールド/【デイブレイクタウン】]]には不在の存在で、作中には登場しない。その理由は不明で、いずれ再び現れるのかどうかも一切不明。
現時点で最も謎の多い人物。
-自分が消えることに関しては「もしもの話」「決まったわけではない」と予知者に話している。予知書に記されているが、実際にその通りの出来事が起こるのか確証がなかったということだろうか。また、この言い方からは自分の意思で姿を消したわけではないとも推測することができるが……。
--後にUχで「ただの傍観者でいたい」と語っていたことが判明したため、自分の意思で姿を消した可能性もある。
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#contents

*χ [#chi]
黒チリシィによると、チリシィを介して各ユニオンのキーブレード使い達に特別なバングルを渡し、[[ギルト>システム/【ギルト】]](この世の"罪")という闇の力を集めさせたのは、マスター・オブ・マスターの意思らしい。
通常のチリシィ達は「罪を集めて光へと浄化させるため」という大義と考えていたようだが、黒チリシィは、自分はその闇の力によって生まれた存在であり、そしてそのこともマスターは予測できていたと言う。
-事実、それはマスターの「未来を予知できる」という能力からも裏付けられていると言えるだろう。
-また、キーブレード使い達の中に[[闇に染まる者達>敵/【黒装束】]]が現れてしまったのも、黒チリシィの暗躍やギルトが原因と考えられ、全てはマスター・オブ・マスターの思惑通りに事が進んでいる可能性が高い。
-予知者に対して、キーブレード使いが闇に堕ちると付き従うチリシィが[[ナイトメア>キーワード/【ドリームイーター】]]に変化することを教えているが、実際はバングルを付けたプレイヤーが集めたギルト(闇の力)によってナイトメアが発生している。また、予知者はユニオンのプレイヤーが入手・使用するものに関与しないことになっていることから、マスターは全て想定していた可能性が高いだろう。
--後者に関してはマスターの指示であると明言されてはいない。
--チリシィを見た目で区別することが出来ないため、紐づけられたプレイヤーを特定することができないことや、[[χのプレイヤー>キャラクター/【プレイヤー(χ)】]]のナイトメアがスピリットとは別に存在していることも事態をややこしくしていると言える(ナイトメアは徐々に色が変化している為、スピリットから変化することに関しては嘘ではないのかもしれないが)。
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終盤で、ルシュは予知書のロストページは”マスターの意思”であると語っている。また、マスターの意思は世界の行く末ではないことや、世界の行く末より弟子達が鍵にどう導かれるかを知りたいのではないかと推測している。
-ロストページは世界を終わらせるきっかけとなる”裏切り者”について記述された文章であることが明かされているが、マスターの真意とは一体何なのだろうか。

**χBC [#xBC]
黒コート姿で登場。素顔は不明。
-本作ではマスターとルシュの2名だけが終始黒コート姿であり、そこにも何らかの理由がある模様。
-[[真XIII機関>キーワード/【真XIII機関】]]より前にキャラモデル変更後の黒コートを披露している。

 
''「[[鍵が導く心のままに>セリフ/【鍵が導く心のままに】]]」''という言葉を6人の弟子達に説いており、弟子達も良く言葉にしている。
本人曰く、「心の命じたことには逆らえない」とのこと。
-この言葉は、KH0.2でも王様が口にしており、アクアが「随分古い言葉を使う」と言っていた。
王様曰く、大昔のキーブレード使い達が交わした言葉だという。
実際、イェン・シッドもこの言葉を言っていたらしく、エンディングにてグーフィーから聞いたことでソラも知ることとなった。
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冒頭のイラとの会話では、弟子にキーブレードを授けた理由は[[キングダムハーツ>キーワード/【キングダムハーツ】]]を守る為ではないと語っている。また、問題なのは予知書の最後の一節にあるように世界が闇に覆われた先であり、それまでの世界は考える必要がない・未来を変えるのは傲りではないかと語っている。
6人の弟子に使命を与えた場面が描写され(イラに関しては使命というより同志を集める=ユニオンを組織することについてだが)、ルシュに対しては後述のキーブレードと[[黒い箱>キーワード/【黒い箱】]]を与えている。
5人の予知者には使命の他にも「ユニオンのキーブレード使いが何を入手し使用しようが関与しない」「力の不均衡は征服欲を呼び闇に通じるため、ユニオンの同盟を禁止し、それぞれが独立に行動する」などいくつかの教えを説いている。また、キングダムハーツの出現を禁忌としている。
-これらの教えや、予知者に対して語り掛けている場面(チリシィの説明や使命を与える場面)からは、マスターがキーブレード戦争が起きるように誘導・煽っているような印象を受けるが、実際マスターが何を考えているのかはわからない。
--ルシュに予知書を渡さなかった理由が、タイムパラドックスを起こさない為であることから、予知書に書かれたキーブレード戦争が起こるという未来を回避させないようにしているのだろうか。
また、ルシュは弟子が鍵にどう導かれていくのかを知りたいのではないかとも推測している。
-「ユニオンのキーブレード使いが何を入手し使用しようが関与しない」に関してはマスターの指示なのかは明らかになっていない。
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ファミ通インタビューによると、マスターはχブレードの存在を認知しており、それを模して自分でキーブレードを作っている(鍛冶ではなく心から取り出すという表現に近い)ようである。
-予知者たちのキーブレードも彼が作ったかどうかは不明。
仮に彼が作ったのであれば、彼のキーブレードに付いている見つめる目が、予知者それぞれのキーチェーンにデザインされている理由にもつながるのではないだろうか。

彼がルシュに渡したキーブレードは、彼自身の片目を用いて作ったものであり、ルシュが先の時代まで弟子を育てこのキーブレードを継承していくことにより、マスターは未来を見ることができる。
予知書はこの方法によって書き綴られたものであり、マスターの「未来を見る目」とはこのことである。
-ルシュがこのキーブレードに対して「見つめる目」と言ったことに対してマスターはそういう名前ではなく名前は無い、と返答している。それに対してルシュはノーネームと呟いている。
--このためか、このキーブレードの名称がノーネームであると思われていることもあるが、「[[ノーネーム>武器/【ノーネーム】]]」という名称自体は別のキーブレードのことであり、このキーブレード自体の名称は現時点でも不明である。
---メモリアルアルティマニアでは「マスター・ゼアノートのキーブレード」となっている。
---キャラクターファイルズでは「贖罪の山羊」が仮名として用いられている。
-3Dアルティマニアの設定画では、このキーブレードの目と似たキーチェーンの目玉は「意思ある闇の眼」と書かれている。
--「片目を用いた」ということから単純に考えると、彼は現時点で隻眼の可能性がある。自分で抉りでもしたのだろうか…。
**Uχ [#Ux]
χBCでアヴァに使命を与えていた場面の回想で登場。
ダンデライオンを組織することの他に、その中から5人のユニオンリーダーを選び、ダンデライオンだけになってもユニオンを維持すること、リーダーの1人に予知書を引き継がせることを指示している。
-これについての詳細は以下を参照↓
[[キャラクター/【マスター・アヴァ】]]
[[キーワード/【ダンデライオン】]]

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後に、時計台の部屋でヴェントゥスとスクルドによってノイズのような姿が目撃されている。
-途切れ途切れだが、上記のシーンの記録である様子。
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直接登場している場面ではないが、[[マレフィンセント>キャラクター/【マレフィセント】]]の前に現れた[[闇>キャラクター/【闇】]]によってマスターの行動がいくつか語られている。キーブレード戦争の後に自分と弟子がいなくなった後、予知書から世界を取り出せなくなるため、事前にデータ上に予知書から(現実世界に構成していないものを含めた)世界を再構成していたこと、マレフィセントが時間移動してくるため現実の世界線上にはエンチャンテッド・ドミニオンを構成せずにデータの世界線に閉じこめたことが判明している。
-闇によると、マレフィセントを閉じ込めたのは未来を知る彼女の記憶を恐れてのことだと言う。その為データの世界であってもセブンハートの世界を一つ省き、その世界で起こる出来事を知られないようにしている。
--既に登場済みの世界を考えると、恐らくレイディアントガーデンのことだろうと思われる。
-このデータ世界こそダンデライオンが移動した世界であり、この世界は筋書きを書き換えられないように鍵が掛けられているらしい。

Uχ本編の5年前(正確な時系列は不明だが、アヴァに使命を伝えた後)に時計塔の管理室でルシュと会話している場面の回想で登場。
自分の過去、キーブレード戦争とユニオンリーダーの計画についてルシュに教えている。
彼が少年だった頃、キーブレード戦争=光と闇の戦いが始まったらしい。また、その頃から光=キーブレード使いは存在していたが、彼のマスターは存在せず、他のキーブレード使いに関しても「いたっちゃいたけど、俺以外は論外だな」とのこと。
-前述のファミ通インタビューの内容からすると、マスター・オブ・マスターは少年時代にχブレードを模してキーブレードを創り出していたことになる。

戦っていた闇は魔物とも言えるが、自分たちと同じ姿をしていたという。また、ルシュとの会話の中で、”人間とは言っていない””闇は常に姿を変え、人間の中にも隠れる"とも語っている。
-マレフィセントに接触してきた自称"闇"、KHIIIのシークレットレポートの記述にあった"闇"とも関係があるのだろうか。
-人と同じ姿というと、これまでの作品にも旧XIII機関のような人型ノーバディや唯一の人型ハートレスのアンセム、ヴェントゥスの心の闇であるヴァニタスなどが登場している(両者とも、人間の中に隠れるという特徴とも合致している)。

そして、闇との戦いは一度も終わったことがなく今(χ)も続いており、これから起こる戦いはキーブレード戦争の開戦ではないと言う。
その戦いで世界は一度終わり、別の世界線上に逃れたキーブレード使い達がバラバラになった世界の光を回収し、世界は再生する。
子供たちの心の中に残る物語、世界を消すことはできず、彼らの心に光が残っていれば世界はそれを標として再生されるという。
-アヴァに優秀なキーブレード使いを集めるように指示したのはこのため。

同様に闇を消すことはできないが、一時的にでも休戦状態にはできると考えており、自分自身は疲れたため唯の傍観者として休みたいと語っている。
また、前述のキーブレード使い達は世界再生のための重要な礎となってくれる筈と語っており、ルシュから彼らが別の世界線から再生された元の世界に戻れるのか問われた際には、全員は難しいと答えている。
*KHIII [#KHIII]
[[シークレットムービー>システム/【シークレットムービー】]]「夜空」に登場。
月を手でハートにし、キングダムハーツを形作っている黒コートの男が彼である。
-ソラとリクと同じ世界にいるということから[[ルシュ>キャラクター/【ルシュ】#KHIII]]と同じく何度も体を替えて生き延びるなり、復活する手段があったなり、とにかく何らかの方法を用いて現在の時間軸に存在していると思われるが、詳しくは不明。
-彼が予知者の前から姿を消したことと、ソラが「代償」によって元の世界から消えたことには何らかの関係があるのだろうか。

**KHIIIRM[#KHIIIRM]
「Re Mind」冒頭でキーブレード墓場にある岩に腰掛けるマスター・オブ・マスターとヤング・ゼアノートとの会話が描かれた。
-ちなみにTGSトレーラー公開時点では、身振り手振りから、黒コートの人物がマスター・オブ・マスターに似ていることを認めながらも彼自身ではない別の誰かである、と考察する意見も一部には見られた。
しかし、Re Mindで黒コートの彼にあてがわれていたのは杉田ボイスであったため、その線は消えることとなった。

キーブレードマスター承認を控え世界を旅していたゼアノートに接触し、彼に闇を払う衣を与えたようだ。
世界を見てゼアノートが得た「歪な光は闇に覆うべき」という答えに対し、「それぐらい大目に見てやれ」「過激な思想だ」と言いつつも一方で彼を煽るような発言もしている。
-その上、闇を払う衣についても「真の強者なら闇から身を守る必要はないから着なくなる」といったことを言い、ゼアノートが闇に傾倒するよう誘導するような発言もある。
--自身の片目を用いて作ったマスター・ゼアノートのキーブレードを通して彼の未来を見たはずなので、未来で起こる事実を単純に説明したとも取れる。

ゼアノートに正体を問われた際は最初は煙に巻こうとしていたが、それでも名を聞こうとする彼に名を明かした。
-このシーンにはボイスも字幕もないためプレイヤー視点では彼の本名は不明のままだが、その名を聞いたゼアノートが驚いたような表情をしたため、彼の名前は後世にも伝わっている可能性がある。
-このシーンにはボイスも字幕もないためプレイヤー視点では彼の本名は不明だが、その名を聞いたゼアノートが驚いたような表情をしたため、彼の名前は後世にも伝わっている可能性がある。
--ただし、マスター・ゼアノートは当時の出来事を振り返った際に「彼が何者だったのかいまだに定かではない」と発言しており、その正体がハッキリ分かった訳ではないらしい。
-この時「もうもったいぶる意味もない」と言っているがその真意は不明。

そして自らがロストマスターの一人であると告げ、「鍵が導く心のままに」と言い残しゼアノートの前を去った。
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上記の通り、遥か昔に消息を絶ったはずのマスター・オブ・マスターがヤング・ゼアノートと出会っていた事が明かされた。
声優が杉田氏である事から考えても、ルシュのように体を何度か入れ替えた訳ではなく、当時の姿をそのまま保っていると思われる。
まだこの時にはレプリカは存在しておらず、器に過去から心を移すという方法も不可能だったはずであり、どういった方法を使って現世に現れたのだろうか。
-[[シークレットレポート#12>レポート/【シークレットレポート(KHIII)】#R12]]や[[#13>レポート/【シークレットレポート(KHIII)】#R13]]では、ルシュが使命を果たす事がマスター・オブ・マスター帰還の条件である事が示唆されていたのだが…。

//以下、少々内容が煩雑なので一旦コメントアウトします。
//このシーンの時系列も明らかにされた。それはヤング・ゼアノートいわく、「もうすぐこの修行の旅も終わり」「マスター承認試験がある」時期である。このことから、少なくともゼアノートが青年時代にマスター・オブ・マスターと接触していたことは明らかである。
//一連のシーンにおいて、ヤング・ゼアノートの「悪い意味で自分の存在意義を感じた」という発言に対して大仰なリアクションをとっている。
//その後ヤング・ゼアノートが「いくら力を得たかのように錯覚しても所詮は勘違い」「実態は強者の皮を被った弱者」という発言直後に、マスター・オブ・マスターは、組んだ両手にぐっと力を入れている。直後のマスターオブマスターの所作は、オーバーリアクションではありながら自然になされ、しかも両手は映されていないものである。このことを考えると、組んだ両手に力を入れること及びそのシーンだけがアップで描写されていることは、映像作りにおいて何の意味ももたないとはおよそ考えられない。この点、さらなる設定・考察の余地があるだろう。
//闇についての両名の話の中で、ヤング・ゼアノートが「衣」について「着るべくして着た」「懐かしい」などと率直な胸中を打ち明けるも、マスター・オブ・マスターは「多分 君 それ着なくなるよ」「必要性を感じなくなるってことさ」と明らかに違う声音で否定している。その理由を問うヤング・ゼアノートの発言に対して、「君が本当の強者なら 闇に支配はされない」「そんなもので身を守る必要はない」「むしろ 闇を支配する側になるからさ」と、ゆったり諭すかのように答えている。このシーンでは、天に向けた掌をゆっくりと握りしめるかのような描写が画面下部になされており、その延長線上にヤング・ゼアノートの驚愕した姿がある、という構図がとられている。これを訝しんだヤング・ゼアノートは「あんた何者なんだ」「占い師か何かか」と問うも、マスター・オブ・マスターは、その答えすら確かなものではないかもしれない、というニュアンスの言葉を返している。たとえ占い師であると答えたところでそれは違うかもしれない。ゆえに「自らの目で見た事実だけを真実とすればいい」、と彼は言うのである。
//直後にヤング・ゼアノートは「で 名前は?」と問う。これを受けて「まぁいいや もうもったいぶる意味もない」と己の名を打ち明ける描写がなされている。このときヤング・ゼアノートは驚きをもってその名を聞き入れている。そして、直後にマスター・オブ・マスターは「ロストマスターの一人だ」と自ら発言している。この点、マスター・オブ・マスターの本当の名は、ヤング・ゼアノートが既に知っていた名である可能性は非常に高い。ゆえにファンである私たちにとっても、過去作品やアルティマニア等を駆使することでその名を完全に推測できる可能性がないでもない。しかし残念ながらこの時字幕は入れられておらず、声も充てられておらず、ただ光背とでも呼べそうな光の描写とともに、マスター・オブ・マスターの顔がドアップになるのみである。したがって、ヤング・ゼアノートが既に知っている名前かもしれずロストマスターの一人であるという事実を除いては、マスター・オブ・マスターがフードを取った顔も名前も、依然として不明なままなのである。
//-「もう」「もったいぶる意味」がなくなったのはなぜなのか。あるいは、なぜそれまでは名乗ることについて「もったいぶる意味」があったのか。言い換えれば、なぜマスター・オブ・マスターはヤング・ゼアノートとの会話の中で「名前は?」と問われるまで彼自身の名前を名乗ることをもったいぶっていなければならなかったのか。この点には考察・疑問の余地があるように思われるが、それは考えすぎであるのかもしれない。

//KHIIIはダークシーカー編の完結であるとされているが、彼の名はReMindにおいても明らかにされなかったということは、ロストマスター関連の謎についてはおあずけであり、今後の作品発表を待ってはじめて明らかにされると言わざるを得ないだろう。
//一連のシーンは、後ろ手を組み「鍵が導く心のままに」と言い残して去っていく彼の姿で幕を閉じた。