システム/【シークレットムービー】 の変更点


ゲーム内で条件を満たすと見ることのできる、隠された映像。
次のキングダムハーツ作品への伏線がばらまかれていて、ファンにとっては楽しみの1つ。
FMではオリジナル版の映像に加え、再編集したものや内容を追加したものが見られる。
 
難易度が高い[[ゲームモード>システム/【ゲームモード】]]ほど、シークレットムービーを見るための条件は逆に易しい。
作品によっては、最低難易度のビギナーモードではシークレットムービーを見ることができない場合がある。
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#contents
 
*KH Another side, Another story... [#KH]
[[黒いコートを頭までかぶった一人の男>キャラクター/【ロクサス】]]が、[[雨が降りしきる夜の街>ワールド/【存在しなかった世界】]]を歩いている。
摩天楼のビルを見上げると周りに[[謎のハートレス>ハートレス/【ネオシャドウ】]]が発生。ビルのてっぺんには[[銀髪の目隠しをした男>キャラクター/【リク】]]の姿がある。
フードの男は無言で[[キーブレードを>武器/【約束のお守り】]][[二本かまえ>武器/【過ぎ去りし思い出】]]、目隠しの男が空に手を伸ばすと雲が晴れ、流星が降り注いでいるような光が見える。
フード男の真下にハートレスマークの外縁が描かれ、ビルのてっぺんの男も目隠しを外す。
そんな彼にフードの男が尋ねる。「ソラは何処だ?」
するとさまざまな言葉がフラッシュバックし、たくさん流れてくる。
''KINGDOM HEARTS''のタイトルロゴが現れ、南国の海辺に佇む女性が流星を見ているカットで終わる。
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本編終盤以上のダークな世界観が美麗なグラフィックで展開され、見覚えのある人物は現れるもののどんな状況なのか一切わからず、謎の単語が洪水のように流れてくるという衝撃的な内容であった。
謎の単語はFM版のシークレットムービーでさらにフィーチャーされ、多くはKHIIで回収されたが、「ソラは何処だ?」は本編で使われないセリフとなった。
アルティマニアのディレクターのインタビューでは、この登場人物はソラ・リク・カイリなのかという質問に対し、目隠しの男がリクということのみ明かされた。とはいえ、衣装こそ違うものの、ラストで映る女性はカイリだと思われる。

ムービーの一連のシーンがどのような物語だったのかは、KHII、そしてDaysにてその詳細が語られることとなる。
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解放条件は
-すべてのワールドの物語を終わらせる。
-「[[闘技大会>ミニゲーム/【闘技大会】]]」のハデスカップで優勝する。
-「[[101匹わんちゃん>ミニゲーム/【101匹わんちゃん】]]」で子犬をすべて助ける。

FM版では[[ゲームモード>システム/【ゲームモード】]]の追加に伴い、以下のように条件が変更されている。
-ビギナー:シークレットムービーを見られない。
-ファイナルミックス
--すべてのワールドの物語を終わらせる。
--「[[101匹わんちゃん>ミニゲーム/【101匹わんちゃん】]]」で子犬をすべて助ける。
-プラウド:ゲームをクリアする。

**KHFM Another Side, Another Story 【deep dive】 [#KHFM]
草原の十字路に立っているソラの姿。
海岸に流れ着く手紙の入ったビン。闇の世界の海岸に訪れる黒コートの男。
[[二刀流のキーブレード使い>キャラクター/【ロクサス】]]は[[ネオシャドウ>ハートレス/【ネオシャドウ】]]の大群を容易く薙ぎ払いながら、やがてビルの屋上にて戦いを見守る[[目隠しの男>キャラクター/【リク】]]と対峙する。
キーブレード使いはビルの壁面を駆け上がり、なおも発生するネオシャドウを斬り捨て、目隠しの男に対して[[右手に持ったキーブレード>武器/【過ぎ去りし思い出】]]を投げつける。
目隠しの男はビルから飛び降りながらキーブレードをキャッチし、二人の男はすれ違う。
KHのシークレットムービーで流れた意味深な単語やセリフが「XIII」からカウントダウンしていく数字と共に現れ、数字は最後に「''II''」を大きく示し、黒いコートを着てキーブレードを構えた[[王様>キャラクター/【王様】]]の姿が映し出される。
 
闇の海岸を[[訪れた男>キャラクター/【ロクサス】]]に対し、[[先に来ていた男>キャラクター/【ゼムナス】]]が語りかける。
「彼に会って来た。彼は君に良く似ている」
海の上の空間を眠った状態で横へと流れるように飛んでいくソラの姿でムービーは終了する。
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ムービー内ではオリジナル版では小さくしか見えなかった''第3の敵[[ノーバディ>キーワード/【ノーバディ】]]''、''[[裏アンセムレポート>レポート/【裏アンセムレポート】]]''など次回作・KHIIにおけるキーワードや一部のセリフなどが大々的に公開され、予告編としてかなり強い意味合いを感じる。
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フルCGのグラフィックの綺麗なムービーであり、キーブレード使い(ロクサス)の戦闘は二刀流を巧みに使いこなすだけには留まらず、蹴りを入れてネオシャドウを蹴り飛ばしたり、人間離れした身体能力を発揮したりなど、実戦的で細かな描写が入れられている。
黒フードから覗く下の顔も真っ暗ではなく、最低限顔が見えるようになっていてフィクションながらリアルさを感じる。
ちなみに、リクに過ぎ去りし思い出を投げた後、ロクサスの右手には何故か[[キングダムチェーンD>武器/【キングダムチェーン ダークサイド】]]が握られている。
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このムービーで流れる曲「[[Another Side>音楽/【Another Side】]]」はシリーズでも人気の高い一曲。
続編であるCOMとKHIIには[[XIII機関>キーワード/【XIII機関】]]の関連でこの曲のフレーズを使用した楽曲が多数登場している。
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解放条件は
-ファイナルミックス:FM版オリジナル版のシークレットムービーの条件を満たした上で、[[ジミニーメモ>キーワード/【ジミニーメモ】]]を完成させる。
-プラウド
--すべてのワールドの物語を終わらせる。
--「[[闘技大会>ミニゲーム/【闘技大会】]]」のハデスカップで優勝する。

*KHII Gathering [#KHII]
殺風景な荒野を背景に英文で書かれた全[[アンセムレポート>レポート/【アンセムレポート】]]の文章が流れ、その中からアンセムレポート8のキーブレードに関する文章が抜粋され、画面に現れる。
''何か巨大な物''の残骸の上で[[頭部も含めて全身に鎧を纏った青年>キャラクター/【テラ】]]が、キーブレードを担ぎ立っていた。その仲間と思われる同じような鎧を纏い、同じくキーブレードを持つ[[少年>キャラクター/【ヴェントゥス】]]と[[少女>キャラクター/【アクア】]]の二人も彼と合流し、前へ進む。
その先にはソラ、王様、リクのキーブレードである[[二本の>武器/【キングダムチェーン】]][[キングダムチェーン>武器/【キングダムチェーン ダークサイド】]]と[[ウェイトゥザドーン>武器/【ウェイトゥザドーン】]]が錆びついた状態で地面に刺さっており、鎧の人物達はそれぞれを引き抜き手にする。
彼らの背後にあった巨大な残骸は、幻覚だったかのように灰となり姿を消していき、同時に背景は広がり、彼らのいるその荒野の全容が明らかになる。そこは[[大量のキーブレードの残骸が道を挟む十字路>ワールド/【キーブレード墓場】]]の中心だった。
3人の鎧の人物が見つめるその先から…''[[何者か>キャラクター/【マスター・ゼアノート】]]''がこちらに歩を進めてくる…。
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荒野の先から現れた何者かは逆光によるシルエットで姿が見えないのだが、FMのシークレットムービーはこの続きという設定があるため、正体はマスター・ゼアノートである。
-マスター・ゼアノートは基本老人らしく猫背であるのだが、この頃のシルエットの姿は背筋が伸びている。

残骸はゼムナスとの最終戦に出てきた巨大なドラゴンとどこか似ている。
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上記の刺さっていたキーブレードに関しては、テラがキングダムチェーンを手にし、ヴェントゥスがウェイトゥザドーンを手にし、アクアがキングダムチェーンDを引き抜いていた(3人はそれぞれ鎧状態)。
これには実は深い意味があると考えられており、ある考察では3人の運命を暗示していると言われていた。実際テラはキングダムチェーンを手にする少年に継承の儀式を行い、ヴェントゥスの光と闇の心は物語の鍵になり、アクアは闇の世界に堕ちることとなった。
また、テラはアクアの助けによって光の世界に留まり、ヴェントゥスは狭間の世界で眠り続け、アクアは闇の世界を彷徨うことになるという、3人の行く末をそれぞれ暗示しているともとれる。
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これはBbS、キーブレード墓場にてテラ達が合流するシーンの予告と言える。
フルCGのグラフィック、キーブレードを持つ鎧の人物、錆び付いた状態で刺さっているソラ達のキーブレード、更に大量のキーブレードの残骸など、当時の初見のインパクトはかなりのものだったことだろう。
次回作である本作のFMのシークレットムービーでは、このムービー内の物語の続きとして上記の鎧姿の人物達の戦いが描かれ、その正体であるテラ達の素顔が明らかになる。
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このムービーで流れる曲「[[Sunset Horizons>音楽/【Sunset Horizons】]]」は、BbSでキーブレード墓場のBGM「[[Keyblade Graveyard Horizon>音楽/【Keyblade Graveyard Horizon】]]」にアレンジされている。
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解放条件は
-スタンダード:ジミニ―メモを完成させる。
-プラウド:全てのエピソードクリア(オリンポスコロシアムのエピソードA~Hは除く)。

**KHIIFM Birth by sleep [#KHIIFM]
それは''封印されし真実の物語''。
地面にキーブレードの残骸が大量に刺さっている[[謎の荒野>ワールド/【キーブレード墓場】]]にて一人の[[老人>キャラクター/【マスター・ゼアノート】]]が現れる。その先にいるのはキーブレードを持つ3人の鎧の戦士。
老人はぼやけた分身を発生させ、その分身は[[仮面の少年>キャラクター/【ヴァニタス】]]へと姿を変えた。
最も長身の[[鎧の青年>キャラクター/【テラ】]]は先頭を切って相手に立ち向かい、そのまま戦いが始まる。
老人は強大な力で地面を隆起させ、大量のキーブレードの残骸を意のままに操って自分の元にたどり着かんとする青年を蹂躙し、仮面の少年はキーブレードと魔法を巧みに併用し、残り2人の小柄な鎧の少年と華奢な鎧の少女を圧倒する。
激戦の中、鎧の少女は敵の攻撃で覆っていた仮面が割れて[[青い髪の少女>キャラクター/【アクア】]]という素顔を晒し、負傷しながらも鎧の青年を魔法の力で老人の元へと導いた。
青年はついに老人と対峙しキーブレードを交え戦うが、それでも老人の強さは圧倒的だった。
仲間である青年を助けるべく鎧の少年は背後から老人を攻撃するが、逆に捕らえられてしまい、それを助けようとした青年は仮面の少年の不意打ちで崖の下へ突き落とされてしまった。
捕らえられた少年は頭部の仮面を割られ、老人の力で氷漬けにされて崖へ落とされる。
動けないまま絶壁に身を打ち付けつつ、落下してきた少年を少女が間一髪受け止める。
その晒された少年の素顔は''[[ある少年>キャラクター/【ロクサス】]]''と[[全く同じ顔>キャラクター/【ヴェントゥス】]]だった。
老人は勝利を確信したかのように不敵に笑い、その手から球体状のエネルギーを空に向けて放つ。
そのエネルギーは[[キングダムハーツ>キーワード/【キングダムハーツ】]]へと姿を変え、暗雲に包まれていた空を不気味に照らした。
少年を介抱する少女はその光景に驚愕の表情を浮かべ、同じく崖下で空を見上げていた青年は割れた仮面を脱ぎ捨ててその素顔を晒し、怒りの表情を浮かべる。
青色だった彼の瞳は[[瞬く間に金色に変化した>キャラクター/【ゼアノート】]]…。
同じ頃、遠方からその光景を見つめ、キーブレード・[[スターシーカー>武器/【スターシーカー】]]を手に目つきを鋭くする[[王様>キャラクター/【王様】]]の姿もあった。
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BbSの終盤の、キーブレード墓場におけるテラ達の戦いのシーンが同作の予告編の意味合いで、フルCGの綺麗なグラフィックで描写される。
-上記の通常版のシークレットムービーの続きでもある。通常版は荒野の向こうからシルエットの人物が歩いてきたところで終わり、こちらはその正体である[[マスター・ゼアノート>キャラクター/【マスター・ゼアノート】]]が歩いてきた所から始まった。

この当時は当然ながら皆名前は明言されていなかったものの、[[留まりし思念>敵/【留まりし思念】]]の戦闘前の発言やKHIIFM発売前のPVの暗号から推測することは可能で、後にアルティマニアにて確定した。初見では[[ロクサスと同じ顔をした少年>キャラクター/【ヴェントゥス】]]を見て驚いたプレイヤーもいたことだろう。
''[[青年>キャラクター/【テラ】]]''の瞳が青色から金色へ変化するのは今なら知っての通り、彼が闇に落ちることへの暗示である。
BbSとは異なり、彼らが着用していた鎧にはマントが付いている。
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迫力のある戦闘シーンに意味深な描写、そして前作と通常版同様フルCGの綺麗なグラフィックによる細かな描写から、高い人気を誇るシークレットムービー。
マスター・ゼアノートのキーブレードの残骸による攻撃で切り刻まれ、鎧が傷つけられてダメージを受けるテラ達の姿、そして凍りづけにされて落下し絶壁に身を打ち付ける度に、キーブレードと鎧が割れていくヴェントゥスのシーンは凄まじい。
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このムービーで流れる曲「[[Fate of the Unknown>音楽/【Fate of the Unknown】]]」もまた人気の高い楽曲。
BbSでは[[テラのテーマ>音楽/【Terra】]]や[[アクアのテーマ>音楽/【Aqua】]]など、主にキャラクターのテーマ曲でこの曲のフレーズを用いて制作されている。
また、下村陽子氏がムービーを何度も見てから曲を一気に書き上げ、出来た曲を映像と合わせたところ、調整なしで尺やタイミングがほとんど合ったという逸話も残っている。
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解放条件は以下の状態でゲームをクリアする必要がある。
-スタンダード
--ジミニ―メモを完成させる。
--[[グミシップ>システム/【グミシップ】]]ですべてのクリアボーナスとトレジャーを取得する。
-プラウド:ジミニ―メモを完成させる。
-クリティカル:[[つながりの証>アイテム/【つながりの証】]]、[[存在しない証>アイテム/【存在しない証】]]、[[安らかなる証>アイテム/【安らかなる証】]]をすべて手に入れる。

*BbS Blank Points [#BbS]
''『隠された真実』''
[[テラ=ゼアノート>キャラクター/【ゼアノート】]]の心の中ではテラとマスター・ゼアノートが心の所有権を争い、対峙していた。
「ここから出ていってもらう」静かに豪語するテラに対して、ゼアノートはあざ笑うが、そんな彼を見てもテラは「今にわかるさ」といつに増して不敵な表情を浮かべる。
この事からゼアノートはやがて彼が他者の心を宿していることに気づく。
-この時の台詞は「[[エラクゥス>キャラクター/【マスター・エラクゥス】]]め、やりおるわ」。この発言が意味する事はKHIIIで明かされる。

もう闇を恐れた自分ではなく、そしてたとえ自分の心が取り込まれようと、自分の身が闇そのものになろうと、どれ程の犠牲を支払おうと、ただ一つ果たす目的があることを告げるテラ。
しかしゼアノートは彼のその覚悟を認めつつも余裕な態度を崩さなかった。
巧妙に策をいくつも講じるこの男は、既に種を蒔いていたのだ…。

''『記憶に残る背中』''
賢者の弟子入りをし、寡黙な様子で廊下を歩く[[テラ=ゼアノート>キャラクター/【ゼアノート】]]の背中に[[ブライグ>キャラクター/【シグバール】]]が飄々とした様子で話しかける。
しかし何も言わないゼアノートの表情を見てブライグはゼアノートの記憶喪失は演技じゃなかった事を知り、今の彼がテラではないかと一瞬警戒をする。
だが、すぐにいつもの調子に戻り、彼に「俺がうまいことやってやる」と意味深な事を語りかける。
-ゼアノートが蒔いた種の一つとしてブライグが挙げられる。彼はマスター・ゼアノートのための立ち回りを続け、やがて3Dの物語冒頭の惨劇に至る。

やがて入れ違いと言うべきか、2人が横を通り過ぎた曲がり角から[[賢者アンセム>キャラクター/【賢者アンセム】]]と[[イエンツォ>キャラクター/【ゼクシオン】]]がシーソルトアイスを食べながら曲がってくる。
ブライグ達とは逆方向に向かって歩いていた二人だったが、やがてイエンツォが立ち止まり、後ろを振り返る。
つられて振り返る賢者の目に映ったのは並んで歩くゼアノートとブライグの後ろ姿だった。
賢者はその姿をじっと見つめる。

''『出会うはずではなかった二人』''
KHIIの時期より後の話と思われる。
ソラとリクも迷い込んだことのある闇の世界の海岸では賢者アンセムが黒コートを着用して岩の上に腰をかけており、やがてそこに未だ闇の世界を彷徨うアクアが訪れる。
//-このカットは0.2のクレジットの最後でも使われている。
何故この世界にいるのかと彼女に問われるも、賢者は最初にこの世界に来た時も、そして二度目に来た今もどうやってここに来たのか、そして自分が何者なのかもはっきりとは憶えていないらしい。
アクアは、友との約束を果たすために元の世界に戻りたいと告げる。
''友''と言う言葉を聞いた賢者は記憶をほとんど失っている今も、彼女によく似た少年の事は憶えていた。
光の世界は何度か闇に飲まれそうになったが、その度にキーブレードを持つその少年に救われていると言う。
-アクアはそれを聞いて一度顔を明るくし、その者がヴェントゥスかテラと言う名前だったかを尋ねたが、そうではなかったため、途方に暮れてしまう。

賢者は、かつて復讐に取り憑かれた自分は彼や彼の友人を傷つけ、多くの不幸な者を作ってしまい、その罪の意識か、もしくは研究者としての自分の心によるものか、彼はその少年が眠っている間に自分の研究データを彼の中に隠したと語る。
-眠っていた頃とはおそらくCOMの後、Daysの最中。そしてその研究データは後に3Dにてソラの心にダイブしたリクに回収される。

誰もの心を繋ぐその少年なら、自分が不幸にしてしまった者達を救えるかもしれない…アクアは少年の名を問う。

''『悲しみのカケラはいまだ目覚めず』''
[[トワイライトタウン>ワールド/【トワイライトタウン】]]の幽霊屋敷の一室にてその少年の絵を描くナミネ。同じ世界の時計塔の上で夕陽を見つめアイスを食べるロクサス、シオン、アクセル。
そして[[旅立ちの地>ワールド/【旅立ちの地】]]で眠るヴェンをテラが静かに起こし、二人は星空を見上げる。
彼らは全員、同じその少年の名を呼ぶ。
''ソラ''……と。
賢者からもその名を聞いたアクアの頬には涙が流れる。彼女もまた海の果てを見据えソラの名を呼んだ。

''『ただ彼を待つ』''
[[デスティニーアイランド>ワールド/【デスティニーアイランド】]]でソラは王様の手紙を手に海を果てを見据え、そこにリク、そしてカイリが訪れる。
ソラはまだ自分を待っている悲しんでいる人達、自分に繋がる全てを取り戻しに行くと再び旅立つことを決意していた。
彼女はそんな彼にサラサ貝のお守りを手渡す…。
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物語の補正や新たな伏線、そしてソラの新たな旅立ちを描くシークレットムービー。グラフィックは本編と同じもの。
これまでのシークレットとは違い、いわば「真のエンディング」。これを見ない事にはBbSは完結しないと言っていいだろう。
また、今作からシークレットムービーはフルCGのものではなく、カットシーンを使ったものに変更されている。

上記にある『』はシーンが流れる前に暗い画面の中で薄っすらと英語で浮かんでくる言葉、ムービーの詳細な内容と一致するため、タイトルとして使い記述している。
アンセムのデータ、ブライグの意味深な発言など、シリーズが進むごとに伏線は順調に回収されていっている。
未だに残る謎は今後どのような展開をもたらすのか見ものであろう。
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解放条件は主人公3人の物語を以下の条件を満たしてクリアし、ラストエピソードをクリアする必要がある。
-スタンダード:「レポート」の「フレンドレコード」以外の項目を完成させてクリアする。
-プラウド:(物語をクリアする)

FM版では解放条件は以下の通りになっている。
-スタンダード
--[[ステッカーアルバム>ミニゲーム/【ステッカーアルバム】]]コンプリート。
--[[バトルトロフィー>システム/【トロフィー】#bbs]]獲得。
-プラウド:[[ステッカーアルバム>ミニゲーム/【ステッカーアルバム】]]コンプリート。
-クリティカル:(物語をクリアする)

**BbSFM A fragmentary passage [#BbSFM]
Blank Pointsのムービーから始まる、シークレットエピソードを通して三つに分けられるムービー群。
-シークレットムービー(Blank Points)開放と同時にシークレットエピソードが解禁される。

***闇の世界 [#bad16b89]
デスティニーアイランドの浜辺で眠るソラと、滝の方から彼に駆け寄るカイリ。

''『1』''

闇の海岸に佇む、黒コートを着た賢者アンセムと、その背後より歩み寄るアクア。

''『0』''

突然映像が巻き戻され、Blank Pointsの冒頭を過ぎ、エンディング直前で途切れた。

''『Zero point』''

光を放つつながりのお守りを手に、つながりをたどればいつか元の世界に戻れると信じ歩くアクア。辺りを警戒しつつ進むも、つながりのお守りの異変に気付く。
その時、突然空に光る穴が開き、大量の闇が流れ出していった。ふとつながりのお守りを見ると、光が失われてしまった。
一体何が起きているのか。それを確かめるためにも、彼女は闇の世界を進む。

''『0.5』''
-1はソラが主人公のKHIを、0はアクアたちが主役のBbSの事を指す。Zero pointはアクアの闇の世界での冒険が始まる地点であり、0.5は闇の世界でのアクアの冒険全ての事を意味している。
BbSFMで語られる物語は、0.5の内の0.1部分であり、0.2はII.8FCPにて、残りの部分はKHIIIで語られることになっている。

***闇の襲撃 [#b6da9ad9]
闇の狭間にたどり着いたアクアを、何者かが視界に捉える。彼女もまた、周囲に自分を狙うものの存在に気付き、キーブレードを構えた。だがその素早い動きに、彼女は気配を見失ってしまう。
そして彼女の背後より、[[赤い目の怪物>ハートレス/【ダークハイド】]]は襲い掛かった。彼女は咄嗟に防ごうとするも、跳ね飛ばされてしまう。再び襲い掛かろうとするそれを迎撃しようとアクアは魔法を放つが、怪物はそれを跳んで躱した。
頭上を跳ぶ怪物を見て、アクアはそれがアンヴァースではなく、これまで闇の世界で戦ってきたものたちと同様、闇の世界に巣食うものだと気付く。

***闇に堕ちた世界 [#v90b383d]
森のような所を歩き、アクアは辿り着いた先の光景に驚愕する。そこには、光の世界にあるはずの[[キャッスル・オブ・ドリーム>ワールド/【キャッスル・オブ・ドリーム】]]の城があった。

''『A fragmentary passage』''

場面が、目まぐるしく変わっていく。
闇の世界を[[スターシーカー>武器/【スターシーカー】]]を手に佇む王様。
[[ネバーランド>ワールド/【ネバーランド】]]の時計塔で、カイリの体を腕に抱えるリク。
周囲をきょろきょろと見回しながら[[トラヴァースタウン>ワールド/【トラヴァースタウン】]]を歩くドナルドとグーフィー。
ハイネ・ピンツ・オレットらと共に、[[トワイライトタウン>ワールド/【トワイライトタウン】]]の幽霊屋敷の門前に立つカイリ。
ポッドの中で眠るソラと、ポッドの前で機械を操作するディズ。
トワイライトタウンを並び歩くロクサスとシオンを見下ろすリク。
デスティニーアイランドで地平線を見つめ立つ[[謎の青年>キャラクター/【青年ゼアノート】]]。ゆっくりと振り返ると共に、その姿はアンセム、ゼムナスと変化し、最後にはマスター・ゼアノートになる。
そして木に腰かけ海を見つめるソラの姿が日と共に消え、目覚めの部屋で眠るヴェントゥスの姿もまた消えた。

''『Birth by Sleep -Volume Two-』''

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エンディングから無印版シークレットムービーの間に彼女に起こった話。
だが、最後の断片的なシーンには未だいくつかの謎が残されており、様々な考察が行われている。
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余談だが、闇の世界のムービーの字幕で、『つながりをたどれば』という台詞が『つながり''がり''をたどれば』と誤植されてしまっている。
-HD版では無事修正された。しかし残念がる声もあったり……。

*Re:coded 新たな段階への予兆 [#Recoded]
[[不思議な塔>ワールド/【不思議な塔】]]にて、[[イェン・シッド>キャラクター/【イェン・シッド】]]と会合する王様は漸く、ヴェントゥスの心の居場所が解りそうだと伝え、イェン・シッド曰くこれで後はテラだけとなる。
3人は必ず助け出すと息巻く王を尻目に、イェン・シッドは今後ゼアノートがどう動くか警戒を募らせる。
ゼアノートから分かれた、[[心>キャラクター/【闇の探求者アンセム】]]と、[[肉体>キャラクター/【ゼムナス】]]はソラ達によって倒されてはいるが、それで終わりではなかった。闇に囚われていた心が解放され、肉体が消滅し、その二つは再び一つになる。
それはすなわち、あの男の復活を意味していた。かつて歴代キーブレードマスターの中で最強と云われた男。そして10年前、3人の若者の運命を変えてこれまで全ての元凶となった人物――――マスター・ゼアノートの復活を…。
ゼアノートを「策を幾つも講じる男」だと評し、懸念するイェン・シッドに、例え復活しても「僕とソラ、リクがいる」と言う王様。しかし、イェン・シッドは現状のキーブレードマスターは王様だけである事にも懸念する。
そして、もうひとつ言い加える。
「もし、ゼアノートが一人では無かったとしたら?」
その一言に驚愕する王様。ソラとリクを呼んでもらえるかと頼むイェン・シッド。
「一体何を?」と聞き返す王様にイェン・シッドはある事を伝える。

それは、ソラとリクの[[マスター承認試験>キーワード/【マスター承認試験】]]を行う事だった……。
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データ世界での[[データ・ソラ>キャラクター/【データ・ソラ】]]の旅が終わった後、KHIIのEDにてソラに王様からの手紙が届く直前と思われる話。
この出来事は3Dに繋がる。イェン・シッドの言う[[ゼアノートが一人ではない>キーワード/【XIII機関】]]という意味もこの次回作にて判明する。
王様がすでに[[キーブレードマスター>キーワード/【キーブレードマスター】]]であることが判明した。
-彼のシリーズにおける存在感を考えればそこまで驚くことではないだろうが。
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解放条件は
-物語をクリアしてシアターモードを出現させる。
-[[トロフィー>システム/【トロフィー】#Recoded]]を20個以上獲得する。

**HD版追加 引き継がれし意思 [#gbb46a60]
[[レイディアントガーデン>ワールド/【レイディアントガーデン】]]の城の内部の一室で、人間に戻った数人の機関員らが倒れ伏す中、[[ブライグ>キャラクター/【シグバール】]]は[[謎の青年>キャラクター/【青年ゼアノート】]]に[[マスター・ゼアノート>キャラクター/【マスター・ゼアノート】]]が立てた計画が滞りなく進んでいることを確認する。彼自身、マスター・ゼアノートの本当の目的は分かっていないようであった。
そんな彼は青年に、自分自身の事だが理解しているのかと問う。青年はただ、標として向かうべき運命は決まっていると、平然と答えた。それをブライグは、まだ分かっていないのだと嗤う。
すると青年はキーブレードマスターが代々受け継ぐキーブレードについて話し始める。そしてマスター・ゼアノートが持つキーブレードこそ、多くの引き継がれるキーブレードの中の最古の一振りであり、引き継がれし意思であると青年は言った。そして彼は、まだそれを手にしてはいないようである。
ブライグはそれにキーブレード戦争も繋がるのだと理解するが、彼は彼自身の目的へ向かうという。
そして最後に彼は青年に、倒れ伏す機関員の内の誰を連れて行くのかと尋ねた。
青年は不敵に笑い、[[連れて行く者>キャラクター/【サイクス】]]の名前を口にしようとする。
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HD版Re:codedに追加されたムービー。ブライグや連れて行くメンバーについて等、3Dに繋がるものとなっている。
また、マスター・ゼアノートの持つキーブレードが現存する中で最古の一振りであるということも明らかとなった。

*3D もう一人の光の守護者 [#KH3D]
''『闇は目覚め』''
デスティニーアイランドにて、地平線を見つめる[[青年ゼアノート>キャラクター/【青年ゼアノート】]]は呟く。
「この世界は狭すぎる」
そして、運命づけられたかのように旅立っていった……。
''『闇の中の光は』''
闇の世界、闇の海岸にて地平線を見やるアクアの姿。
その姿は憑き物が落ち、希望に溢れた姿だった。
''『最後の鍵へと繋がる』''
不思議な塔にて、星空を見やるグーフィーとドナルド。
彼らの話から、ソラがまだ眠りについた世界から戻ってきていない事、リアがレイディアントガーデンに帰った事、そして、リクはイェン・シッドの命を受けてどこかに行った事が明かされる。
「僕達の出番は無いのかなぁ?」と呟くグーフィーに、溜息をつくドナルド。
やがて、リクが戻ってくるが、彼が連れ添った人物を見て驚くグーフィーとドナルド。

一方、王様とイェン・シッドは今後について話し合っていた。
イェン・シッド曰く、キーブレード戦争によって一度は闇に覆われた世界は、子供達の心に残っていた光によって再生され、その心は、世界の根源でもある7つの純粋な光の心――[[セブンプリンセス>キーワード/【セブンプリンセス】]]となった。
故に同時に砕けたχブレードから分かれた光の数も、それを守護する7つとなった。7つの光の心は世界の根源であり、失えば、再び世界は闇に閉ざされる。
例え、7つの光であるソラ達キーブレード使いが、キーブレード戦争を回避するために揃えなくとも、ゼアノートは、セブン・プリンセスを狙い、χブレードを完成させるだろうと……。

キーブレード戦争は回避できない。故に、7つの純粋な光の心を守るには、こちら側も13の闇に対抗しうる7つの光を揃える必要がある。
あと一人の光の守護者は? 俯く王様に、ちょうどリクが部屋に入ってくる。
そして、連れ添ってきた人物を見て「まさか!?」と驚く。
「キーブレードが使えると聞いてここに来てもらった」とイェンシッドは言う。
リクが連れてきた人物は、カイリであった……。
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青年ゼアノートの姿はBbSの序盤を彷彿とさせ、ボイスも本作の彼の声に新録されている。
彼はすでに[[時間移動>キーワード/【時間移動】]]から戻っており、その時の出来事は忘れているものの、その出来事は心に標として残り、本編における彼の予見通り、旅立つことになる。
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本編でゼアノートと王様が''7人の光の守護者''の存在を示唆した時、王様も思い当たらなかった「あと一人」の候補に彼女が思い浮かんだプレイヤーもいた筈だ。
光の守護者はこれで一応の頭数が揃ったこととなるが、オープニングに登場する7人とはメンツが異なる。また対となる''13人の闇の探求者''のそれぞれの正体と、守護者と同じく欠けているあと一人のメンバーも明かされず、次回作への持ち越しとなった。
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解放条件は
-[[トロフィー>システム/【トロフィー】#KH3D]]を一定数獲得する(ビギナー:13個、スタンダード:7個、プラウド:5個)。
-ソラの心の中のデスティニーアイランドの3つの質問に対して[[特定の選択肢>キーワード/【精神世界】#KH3D]]を選ぶ。[[メモワール>システム/【メモワール】]]の「シアター」で答えてもよい。
-スタッフロールの[[ダイブモード>システム/【ダイブモード】]]で金色に光っている文字をすべて取り、キーワードグロッサリーに「[[Secret Message Unlocked>レポート/【Secret Message Unlocked】]]を出現させる(プラウドモード以外)。「シアター」のエンディングで「最後にやり残したこと」を選べば再プレイ可能。

*χ 闇の足音 [#chi]
''Unchained 0''

いくつかのシーンとエンディングのラストシーンが交互にフラッシュバックする。

気が付くと自分は[[見知らぬ世界>ワールド/【エンチャンテッド・ドミニオン】]]の森の中に倒れていた。
チリシィによると自分は夢を見ていたらしい。
森の出口まで行くが、黒いイバラが道を阻み先に進むことができない。
イバラを越える方法がないため、チリシィと一緒に引き返すことにした。

イバラの向こうでは[[黒い服を着た魔女>キャラクター/【マレフィセント】]]が[[使いのカラス>キャラクター/【レイバン】]]からの報告を聞き、高笑いを上げていた。
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最終章後編公開後に特別編ショートエピソードとして公開されたもの。
ここで登場したマレフィセントはソラのことを知っていたり、自分のいる場所が特別な空間であるとしていたりと、これまで登場したキャラクターとは異なり予知書の力で再現された人物ではないことが仄めかされている。

*KHIII 夜空 [#KHIII]
ふと、目を覚ます[[ソラ>キャラクター/【ソラ】]]。
体を起こして己の手を確かめるように動かした彼が、顔を上げて回りを見渡すとそこは、見知らぬ近代的なビル街だった。
そして[[リク>キャラクター/【リク】]]もまた、別のビル街で目覚める。
 
二人はそれぞれ、見慣れない場所に辺りを見回しながら歩いていく。
その道中、ふとリクが仰ぎ見たビルの上に、リクを見つめる[[彼によく似たオッドアイの青年>キャラクター/【ヨゾラ】]]の姿がある…。
 
さらに同じく何処かのビルの屋上で月を見つめる[[黒コートの男>キャラクター/【マスター・オブ・マスター】]]。自分の手でハートを形作り、目の前の月に重ねる……まるでキングダムハーツを表すように。
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ソラが立っているのは渋谷109…ではなく104の交差点前であることから恐らくは[[シブヤ>キャラクター/すばらしきこのせかい]]であることが窺える。
-ディレクターのインタビュー曰く、すばらしきこのせかいの世界に行くというより、「ソラがシブヤにいる」ことが重要である模様。

一方、リクがいる場所から仰ぎ見えるビルは新宿にある東京都庁のように見える。
ヨゾラの姿があることから、彼がいるのはトイボックスでも登場した「[[VERUM REX>ミニゲーム/【VERUM REX -Beat of Lead-】]]」の世界だとディレクターによって明かされている。
-「すばらしきこのせかい -Final Remix-」に於いても新宿が登場している為、そちらともつながりがある可能性もある。

また、黒コートの男がいるビルは、画面内に見える都庁らしき建物との位置関係から一部で「スクウェア・エニックスの本社ビルじゃないか?」などとも言われていたりする。
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1月31日のアップデート(Ver1.03)で配信。
解放条件は[[幸運のマーク>ミニゲーム/【幸運のマーク】]]を一定数獲得(ビギナー:90個、スタンダード:60個、プラウド:30個)してストーリーをクリアすることであり、今までのシリーズで一番緩い。
-解放条件が幸運のマークであり、集めると幸運になるという趣旨の説明が作中であることから、目覚めの力の乱用で消滅してしまったソラが''マーク収集のおかげで幸運にも''シブヤに辿り着いたと深読みすることもできるかもしれない。
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KHIIIRMにて、ソラが消えた後にリクがこのシークレットムービーを夢として見ている事が明かされた。
リクが夢を見た理由は、3Dでソラの夢の中に入ったことが影響しているとされている。

ソラは終わりの世界に現れたヨゾラとそこに再現されたシブヤの街で戦う事になり、夢の内容の一部が現実となる。
リクも実際に何らかの形で新宿のような街に行く事になるのか、それとも「夢で見た」という事でこの件は一応終わりになるのかは現時点では不明。