狼騎士団の唯一の生き残りとして戦場を駆ける、「最悪の騎士」。
序章でチュートリアルのために記憶を失ったことで、
クルクルパー=マヌゥケ=オジサンという不名誉なあだ名を拝命する。
過去編でのボケ担当ながら、時にはゲオルイースを怒って窘めるような熱血漢である。
肉と女が大好き。
来歴
戦争終結前
幼いころに狼騎士団に憧れ、キャプリスと切磋琢磨して入団を目指す。
キャプリスが一足先に入団試験に合格したことで嫉妬をすることもあった。
魔族が復活した10年前、
多くの騎士団によって結成された人類解放軍の一員として戦争に参加する。
しかし魔族の攻撃によって吹き飛ばされて気を失い、気が付いた時には軍が全滅していた。
このことによって、かつて熱血漢であったアーベントは冷徹な軍人として振舞うようになる。
以降7年間、一人で戦場を駆けては敵も味方もかまわずに斬って回る姿が確認される。
人類解放軍の大敗で狂ってしまった最悪の騎士という噂が立った。
しかし斬っていた味方と思われた者たちは旧人類解放軍であり、
彼らは全員魔族の洗脳を受けた魔族の手先であった。
ゲオルイースの呼びかけで、最終決戦に決死隊の一人として条件付きで参加する。
条件とは、10年前に辿り着けなかった聖堂に単身遊撃し、そこからは隊に戻ってこないこと。
聖堂で旧人類解放軍を斬るためにゲオルイースの作戦を利用しただけで、彼女らのことを仲間とは微塵も思っていない。
突入作戦の実行前に魔族の攻撃を受け、記憶を失い、かつての熱血漢に戻る。
その後「第45驀進隊に所属していた」という兵が洗脳されていることを即座に見抜き、瞬殺。
それによって記憶を取り戻し、単身で聖堂に向かう。
戦争終結後
戦争後は聖ラシュヘイト王国に住み、ラシュヘイト王国竜騎士団の一人として腕を振るう。
毎朝肉屋に通うのが日課のようだ。
ゲオルイースのファンを数十人と集めては、ゲオルイースの裏話を聞かせて小銭を稼いでいる。