まりょく23

Last-modified: 2023-05-29 (月) 00:29:30

概要

まりょく23とは、ナニフツウさんの『真・女神転生』プレイにおける主人公『ヨシフェル』たち3人のステータスである。
「知力25」を彷彿とさせる響き、ま視聴者の罠コメントを元凶とする流れ、そしてヨシフェルというキャラクターにおいてはきれぼしJAPANのような適材不適所ぶりで注目を集めた。

詳細

事の始まりは2014年11月のよろず放送。

(2:27~)

ゲーム冒頭、主人公の名前入力に続けて初期ボーナスとしてパラメーターを振り分けることに。
割り振る対象は「つよさ」「ちえ」「まりょく」「たいりょく」「はやさ」「うん」の6種類。

勝手の分からないナニフツウさんは「分からん!どうすればいいんだ・・・」と言って配分を決めかねていた。
「ま、別にやり直してもいいんだけどね」と適当に構えているところに、問題のコメントが流れてくる。(2:57~)

魔力全振りがやばい強いんだよね

ナニフツウさんはそのコメントに応じて「まりょく」に18ポイント振り切り、ヨシフェルは初期値の5と合わせてまりょく23となった。

そこに別の視聴者から

主人公魔法使えないけどね

※主人公は魔法を使えません

と指摘が入った。しかしナニフツウさんは「まあいいけど。どうせやり直すし、本当にやる時は」と言ってプレイを続行。
今度は他のキャラについて入力することになったが、『イソグラム』(ロウヒーロー)も『ぴぽぽG』(カオスヒーロー)も同じように振り分けられ、まりょく23になった。

この時のプレイはお試しのようなもので、まともな戦闘が始まる前に終了した。

本編開始

それから2年半ほど経過した2017年6月、ナニフツウさんは『真・女神転生』を再開。

ステータスを確認すると、まりょくだけ突出したパラメーターが画面に映し出される。(2:39~)*1
この時はまだ危機感を抱いていなかったナニフツウさんだったが、やがて初めての正式な戦闘に突入。(19:53~)
アタックナイフを手にゾンビと戦うも敗北・・・ 初戦にしてメガテンの洗礼を受けるのだった。

「これはやり直しを考えた方がいいかもしれないねえ」「なんでまりょくに振っちゃったんだろうな・・・」などと言いつつも、すぐには諦めなかったナニフツウさん。
かくして、この状態でも勝てる範囲の敵を倒しては自宅で休む流れを繰り返す地道なプレイングが始まった。

このゲームではステータス確認や装備変更の時だけではなく、レベルアップ時のポイント振り分けでもパラメーターが表示される。
その度に悪目立ちする まりょく23 は天丼ギャグのような扱いになり、『その3』のサムネイルではその画面が採用されている。

「わ、笑わないでくれ・・・何でこうなったのか、よく分からないんだ」 (27:08~)
「毎回この画面出すのやめて欲しいんだけど・・・」 (36:18~)

これ以降、主に『真・女神転生』の放送においてまりょく23をいじるコメントや広告が度々寄せられることになった。

この魔力はなんだよ!?

その4(22:45~)にて、ナニフツウさんはカセットに残っていた以前の所有者のセーブデータを覗いてみた。

主人公がレベル67であることから終盤まで進んだデータと思われたが、ステータスを表示するとその「まりょく」は10
他のパラメーターはかなり成長しているなか、まりょくだけは露骨に低くなっていた。 「おい!このまりょくは何だよ!?」

主人公にまりょくが不要*2という疑念が確信に変わりつつあるなか、ヨシフェルの冒険は続いた。

まりょく23の会

その5』ではイソグラムが仲間として加入。(20:48~)
ステータスを確認してみると・・・ 「君も仲間だったのか!」 「まりょく23の会の仲間だった」

そして『その7(2:09~)で加入したぴぽぽGのステータスを確認すると、最初は装備の強さに目が行ったがまりょく23に気付き笑いだすナニフツウさん。
「これ最初にさ、皆全振りしたの、これ?」 「おかしいな、これ。最初どういうやり方したんだ一体」


イソグラムとぴぽぽGに関しては攻撃魔法が使えるので、まりょくを高めることは有用ではある。
とはいえ、ここに集った3人が揃いも揃ってまりょくに極振りされた状況は何とも異様な雰囲気を帯びていた。

「いやしかし、このまりょく23の会は何なん・・・?」 「何か悪いことしたの?」

『その7』と思われる生放送枠の終了直後にも、ツイートでこの件に触れていた。


また『その7』の時点で「チームまりょく23」という呼称が登場。(9:45~) これ以降はそちらの呼び方をされることが多かった様子。

その後、ナニフツウさんはまりょく23になった経緯を改めて知ることになるが、さいしょからやり直すことはなかった。

広告2300pt

その47』では、生放送に対する2回の広告(4:06,11:05)によって累計広告ポイントが2300ptになり、そのことを指摘するコメントが視聴者から寄せられた。(17:34)
上位2桁が 23 になるように広告主が調整したのかもしれない。

また、『真・女神転生』プレイ全編に渡って一度に2300ptの広告ポイントが送られることが何度かあった。例:その20(20:36)
こちらについては、故意に調整しなくても2300になった可能性は十分にある。
というのも、当時は1枚あたり770ptの無料広告チケットが頻繁に配布されており、それを一気に3枚使うと単純計算で2310となるが、百より下の位は切り捨てられて2300が実際のポイント数になるためである。

ちなみに、2300ptの広告が2回来ると累計広告ポイントは4600になる。きれぼし脳的には運命?を感じなくもない。

ヨシフェルのその後

まりょく23に関するハイライトを以下に掲載する。

動画概要
その17 (9:02)広告主:カワダアツコ(23)
その19 (27:06)イソグラム&ぴぽぽGと別行動になり、チームまりょく23一時解散
その19 (27:40)ヒロイン『タケ』が加入。「あなたは?あなたも・・・?」 しかし まりょく13 だった。
なお、パラメーター振り分けは『その2(16:55)にて行われていた。
その20 (3:20)ヨシフェルがレベルアップ 「なんで今(まりょくを)上げようとした?」 あげないんすか^^
その22 (40:24)タケがレベルアップ 「君はもっと魔力を上げなさい。そんなんじゃ23に追い着けないよ?」
その23 (14:22)『まりょくのこう』*3を手に入れた。「まりょく!?」
その24 (35:32)ヨシフェルが『かえんびん』で攻撃。「一番活躍してんじゃね、これ!?」
その25 (16:15)チームまりょく23 再結成
その26 (32:29)「ここまで来て、やり直しも考慮しないといけないかもしれないね。つらすぎる」
その27 (0:42)チームまりょく23 再び解散
その28 (16:41)視聴者「主人公のまりょくって使い道ないのか・・・」 「いやいやいや、あるかもよ?」 あるのかなぁ?
その30 (17:40)チームまりょく23 三度目の集結
その31 (16:43)「チーム神経弾ですね」
その36 (4:25)「チームまりょく23、また解散の危機か。方向性の違いにより、解散かもしれん」
その36 (7:14)ぴぽぽGに対してまりょく28じゃん。何してんのこいつ」「解散や!」 そして本当に脱退(19:57)
その46 (23:00)イソグラムが離脱、まりょく23はヨシフェル一人に
その52 (2:17)「これはやっぱりやり直した方がいいんすかね、最初から」
その53 (12:47)ヨシフェルの「つよさ」が装備込みで23になり、ついに「まりょく」に並んだ(サムネ)
その54 (8:52)ヨシフェルの装備変更により「つよさ」が23→22に修正された
その55 (7:08)再びヨシフェルの「つよさ」が装備込みで23に上がった
その58 (23:04)タケが まりょく23 に到達
その59 (35:50)ヨシフェルの素の「つよさ」が23に到達。装備の補正込みでは「まりょく」を超えた
その60 (9:51)タケの「まりょく」が装備込みで23→25に上昇。更に(11:57)にて25→27へ上昇。
ヨシフェルのまりょくを追い抜いた。
その60 (12:32)ヨシフェルの「まりょく」が装備込みで23→25に上昇。ついにまりょく23から脱却した。
同時に「はやさ」が装備の補正込みで23に到達した。
その65 (1:16)『つよさのこう』により、ヨシフェルの素の「つよさ」が23→24に上昇。素の「まりょく」を超えた
その67 (22:08)ヨシフェルの「はやさ」が装備の補正込みで「まりょく」を追い抜いた
その72 (15:25)ヨシフェルの素の「はやさ」が23に到達
その79 (19:25)じいさまのお礼の『まどうしのマスク』を装備すると、まりょく+3と共に呪われた^^(サムネ)
その83 (0:21)UNKO『うんのこう』ラッシュにより、ヨシフェルの「うん」が装備の補正込みで23に到達
その83 (3:43)『うんのこう』ラッシュにより、ヨシフェルの素の「うん」が素の「まりょく」と並んだ
その83 (16:16)ヨシフェルの素の「はやさ」が23→25に上昇。素の「まりょく」を超えた
その86 (0:06)ラスダン到達記念に、再び前所有者のセーブデータを閲覧した
その89 (0:50)「2周目は(やるとしたら)そんな苦労しないと思う。序盤とか、序盤とか、ね」
その91 (19:36)「ぴぽぽGも好きだよ、あいつ」 「同じまりょく23だったからな」
その92 (26:10)イベント加入した仲魔に対して「いるだけで邪魔なんだけど。まりょく低いしね」
「なにがマジンですかこれ。23より低いじゃないですか。でなおしてまいれ」
その97 (30:58)ヨシフェルの武器変更により、まりょく25→26に上昇。「まりょくが、まりょくが高まる!」
最終回 (5:23)ヨシフェルがレベルアップ 「もういいよこれ、まりょくで」 素の「まりょく」が23→25に上昇
最終回 (12:44)ヨシフェルがレベルアップ。素の「まりょく」が25→26に上昇
 

最終的にヨシフェルの「まりょく」は29でエンディングを迎えた。(素の値が26, 装備補正+3)

余談

成長する味方のなかで、ずっとまりょく23で通したのはイソグラムだけの様子。*4
仲魔のなかでは、その94(6:04)からラストまで活躍したラクシュミがまりょく23に該当する。

真目が・2編

次作にあたる『部長の真・女神転生Ⅱ【実況プレイ】その3』にて。

(1:38~)

「彼は 知力に優れている」というメッセージに続いて、「彼」の名前を決める場面。

彼は まりょくにすぐれている

とのコメントがすぐさま来たのを見たナニフツウさんは、それを拾って実際に「まりょく」と命名した。
今後の活躍が期待される。

スーファミおん

2020年7月、『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』の配信タイトルに『真・女神転生』が追加されるとの情報を受け、ナニフツウさんはまりょく全振りを勧めるツイートを投稿した。

使用法

用語としては、ゲーム中で知力や魔力といったステータスの値が目立っている時などに引き合いに出されたりする。
単に23という数値から連想してコメントされる場合もあるかもしれない。

その他

『ファイアーエムブレム』シリーズでは(戦略シミュ系ではよくあることだが)、ダメージなどの計算がシンプル&ユニットのロストにも関わってくるため、能力値を1単位で意識することが多い。

(20:27~)

ナニフツウさんのまりょく23の件を意識したかは不明だが、上記の動画のタイミングでaisssyさんはユニットのパラメータを見ながら「まりょく23」と発言している。

関連項目

後ろに数字シリーズ


*1 パラメーターには棒グラフ状の表示がついており、図式的にもそこだけ飛び抜けて高いことが分かる。
*2 主人公にとって全く無駄なパラメーターではないが、普通にプレイする分には伸ばすメリットが最も薄いパラメーターと言えるようだ。
*3 いわゆるドーピング用アイテム。ドラクエで言うところの『たね』系アイテム。
*4 途中で装備補正などにより23以外の値になったことがあったかは未確認。