アクティブタイムバーカ

Last-modified: 2019-04-04 (木) 23:27:21

概要

アクティブタイムバーカとは、aisssyさんが『ファイナルファンタジーV』(FF5)をプレイ中に発した(?)迷言である。
「アクティブタイムバトル」と「馬鹿」が繋がった結果として生まれた。
ニコ生のコメントNGワードが2箇所に仕込まれており、巧みに回避しなくては他者に届けられない禁断の呪文である。

詳細

動画は『aisssyさんの ファイナルファンタジーV【実況プレイ】その55』を参照。

(19:01~)

敵モンスター『ゼファーゾーン』との戦いからその特徴を把握したaisssyさんは、再びエンカウントするやいなや速攻を狙う。
aisssy「お前にはバイオのだ^^」
その傍ら「でもさ、これはさー、アクティブタイム・・・」と、何やらATB*1に関して話そうとするが、そこでバッツが攻撃をミスしてしまった。
速攻作戦を崩壊させたその失態に対し、aisssyさんはすかさず叱責の言葉を放つ。

その結果、言いかけていた言葉と繋がり

「アクティブタイムバァ~~~カ!」

という発言になってしまった。

流れるような罵倒への切り替えと、その珍妙かつ大胆な語感から、反応するコメントが殺到した・・・かに思えた。
しかし、その後の数十秒間に渡ってコメントが押し寄せる様子は見受けられず、点々と画面上を流れるのみ。

それもそのはず、このときNGワードによって非表示となったコメントが殺到していたのである。
その件数は動画では確認できないが、10件は下らなかったと思われる。

非表示となったコメントの内容は、おそらく大半が「アクティブタイムバー.カ^^」といったところ。
まず「バーカ」の部分については、主にイエーイバーカ^^の経験からNG回避できた視聴者が多いと推測される。
しかし「アクティブタイム」の「ブタ」の部分は見落としてしまったのであろう。

サボタンクの教訓は知っていたはずだが、やはり二つの単語に跨っていたため気付きにくかったようだ。
それまでATBについてコメントすることがあっても、基本的に略称のATBか「アクティブ」と表記するであろうことから、経験上NG回避が必要なことを認知する機会がなかったのではないか、という点もある。

aisssy「なんか・・・私とは関係のないところで、NGが増えているようだ。私のせいではない

実際、aisssyさんは狙ってやったわけではないはずだが・・・
片方のNGワードを回避したところで油断させる、という二重トラップの構造は見事と言わざるを得ない。
このとき攻略中だったピラミッドは文字通り二重三重にトラップが仕掛けられたダンジョンであり、それに感化されたかのようにも見える。(そうでもないけど)

分析

ここで件の発言に至った過程を分析してみると、

  1. 「アクティブタイムバトル」の「タイム」まで発声したところで「ミス!!」の表示が見えた。
  2. MISS!・に対するリアクションとして、口から出かかっていた「バ」の音がそのまま出た。
  3. 「バー」と伸びた声の勢いを利用して、「バーカ」という罵声に昇華させた。

以上のような流れで出来上がった・・・というのが、ひとつの解釈である。
「バァ~~~カ!」の伸ばしている部分を聴くと、途中から力が入って荒っぽくなっていることがお分かり頂けるだろう。

用法

まず、元のアクティブタイムバーカはひとつの言葉として発言したわけではない。
加えて、言った状況も限定的であるため、応用性には乏しいかもしれない。

現状では、NGワードおよびNG回避の話題で引き合いに出されたり、ATBの話題になると思い出したようにコメントされたりする、といった具合だろうか。
NG回避という観点では、回避するべき箇所が二つあり、どちらも回避パターンが色々考えられることから、その組み合わせは豊富である。

回避パターンの例:

  • アクティヴタイムバー.カ
  • アクティボタイムバ.ーカ
  • アクティブ・タイム・バー.カ

また「タ」と「カ」を漢字の「夕」「力」に置き換えて「アクティブ夕イムバー力」とすると、字面をあまり崩さずに回避できるかもしれない。*2
ただしそのパターンでは、コメントの自動読み上げ音声に関しては変なことになってしまう。
配信のスタイルによっては、読み上げを「あくてぃぶたいむばーか」に近づけることを優先して、見た目は二の次という回避パターンを選ぶのも良いだろう。

いずれにせよ、元が「バーカ」という罵声を含む言葉なので、NG回避した上で投稿するにしてもTKOには気を配ったほうが いいんじゃないかな。

余談1:な 何の話だったの?

アクティブタイムバーカ発言が出た戦闘では、やがてゼファーゾーンが呼び出したバイオソルジャーとの戦いに移行。
そこで「君はバイオでもやってろ^^」「ホントにやらないでよー!」という別の迷言まで飛び出した。
その影響もあったのか定かではないが、結局「アクティブタイム・・・」で何を話そうとしたのか語られることはなかった模様。

ボス戦でもないフツウの戦闘で二つも名場面が生まれる辺り、さながら「全盛期のaisssy伝説」といったところだろうか。

余談2:公式アクティヴ

後日、シーガさんの『FF5』(GBA版のWiiU用VC放送では、ゲーム内でも「アクティヴ」表記の存在が確認された。
といっても、これはオプションの ウェイト⇔アクティヴ という選択項目での話。
この「アクティヴ」とATBの「アクティブ」では、微妙に意味が異なるという見方もできる。

「アクティブタイムバトル」という呼称に関して「ヴ」表記が公式で存在したのかは、まだ不明である。

関連項目

別の言葉が混ざったシリーズ

英字3文字シリーズ


*1 『アクティブタイムバトル』の略称。『FF5』の前作に当たる『FF4』から採用されている戦闘システム。
*2 もっとも、フォントにもよるが、「タ」と「夕」のように似ているが異なる文字を区別できるようにデザインするものと思われるので、微妙な差が却って確かな違和感を生むかもしれない。