俺はやめることが出来ないんだ

Last-modified: 2018-10-14 (日) 23:45:40

概要

PS用ゲーム『ALIVE』に登場する刺客E、ガニ股火炎放射器男ヒメノ・シロウのセリフ。
本ゲームには字幕が無く、同時期の「俺は俺だ」と違いやや長いセリフであり、どうしても表記に揺れが生じるため
ここでは暫定的に、がもうレオンさんのコミュニティにおける音声ファイルに準拠させて頂く。
動画での初出は『部長のALIVE【実況プレイ】 その7』。

(17:06)


武器倉庫へと訪れたカワダ・アツコ(20)を始末するため、火炎放射器を手にした最後の刺客が姿を現す。
ナニフツウ「うわ~なんか強そう・・・」


早速画面に赤い枠が表示され、逃げるアツコを導く操作パートへと移行する。
銃を持ったアツコに対する彼の武器選択の珍妙さや、火炎放射の際に見せるガニ股に笑いをこらえながら、
適切にコマンド入力するナニフツウさん。
しかし銃弾を受けても「無駄だ」と意に介さず追撃の手を緩めない刺客に、進退窮まったアツコは
いきり立って銃を地面に叩きつけてしまった。


相手にしてみれば圧倒的に勝ち確の状況ながら、
B級映画のお約束とばかりに、彼はなぜかここで得物を手放し肉男性に応じてしまう。
ナニフツウ「置いちゃうんだ・・・w」
火炎放射器なんか捨ててかかって来い!


アツコの陸上経験もあって、序盤はなかなか健闘するものの、
体格の差は覆せず、ズボンのピチピチ具合を見せつけながら劣勢に陥る。
ナニフツウ「すげえ泥仕合な感じするんすけど」
だが、刺客が放置していた火炎放射器をアツコが手にしたところで形勢逆転。
アツコ「トマッテ!」
向けられた銃口へ、命など・・・どうでも良い・・・と言わんばかりに悠然と歩み寄る刺客。
アツコ「トバッテ!」ナニフツウ「トバッテ!」
なおも刺客はちかづいてくる・・・!
アツコ「ドバッデ!!」ナニフツウ「ドバッデ!!」
刺客E「俺はやめることが出来ないんだ
プログラムによって命令自体に逆らえないのか、それとも先程の刺客と同じように
攻撃をやめると裏切りと見なされ自分も粛清されてしまうことを見越した発言なのか、今となっては知る由もないが、
この一言に意を決したアツコが引き金を引くと、炎が刺客の上半身に直撃、たちまち全身に燃え移りもだえ苦しむ。
どうして燃やしちゃうんだよぉ!
彼はよろめきながら後退り、思い出したかのように左へと一回転、右へと一回転した後、倒れて動かなくなった。


そしてお待ちかねのセーブポイントが配置されたムービーパートへと進む。
ここでナニフツウさんがすぐさまセーブをしていれば、上のセリフは二度と聞くことのないものとして、
視聴者たちの間で取り沙汰されないまま終わったはずなのだが、
運命の悪戯か、はたまたFAアツコのビジュアルが衝撃的過ぎたのか、一瞬表示されたPDAアイコンを見逃してしまう。
さらに、刺客E戦が後のカーチェイスに比べると楽なこともあって、
「多分これがね~、一番難しいポイントなんじゃないすかね」とナニフツウさんが一言こぼすように、
ALIVEならやりかねないゲームバランスという先入観が働いてしまったため、事態の発覚が遅れる次第に。


結局、セーブ可能な事実に気付くまでナニフツウさんは5回も刺客との戦いをやり直し、
内1回は途中でアツコがダイナミック日焼けサロンを受けたため、
現在置かれている状況を表すにはうってつけのこのセリフを、単調な操作パートの合間に差し引き5回聞く羽目になった。
刺客E「俺はやめることが出来ないんだ」
ナニフツウ「私はやめることが出来るんだろうか・・・」


また、他にも放送内でテンプレ化していた彼の印象的なセリフとして、
「俺は俺だ」の人の発言に対する「見つけられないな^^」や、火炎放射する際の「ヴァー」という叫びが挙げられる。
それらに比べるとむしろ、本用語に関するコメント数は控えめな方であったが、
後にその汎用性を買われ、視聴者の間で度々使われることとなった。

使用方法

上のような経緯もあって、修行と形容されるようなゲームをやり続ける意志を見せたときに。
あるいは単純に、物語の先が気になるなどの理由でひとつのゲームに専念している様子が伺えるときや、
中毒症状に陥るなど、特定の対象に異常な拘りを見せるシーンが現れたりしたときに。

関連項目