概要
黄昏のオードとは、1996年にトンキンハウスより発売されたPS専用ソフト。ジャンルはシンフォニックRPG。
大まかにストーリーを説明すると、ある島に流れ着いた主人公(デフォ名「リュッケルト」)が、特別な歌の力に目覚めたことをきっかけに、凶音の神ガリハアクを打ち倒す為、純音の神アミリオンアトビオンが封じたとされる古の歌「ダークオード」を集める冒険に旅立っていく……というものである。
リュッケルトと共に島を巡る仲間には様々な出会い方があり、ギルドに在籍して雇われる者、大きな目的を持って長く共に旅する者、危機を助けられて恩義で付いていく者、なりゆきで出会った者、なんとなく一緒に行く者等々。しかし残念ながら最大3人(リュッケルト含めて4人PT)までしか連れて行けないので、泣く泣く前の仲間と別れるシーンも多い。
仲間の一人「サザシイ」はかわうそ族と呼ばれる種族で、その見た目と独特なセンスの台詞を発することから、きれぼし脳からの人気はずば抜けて高い。また、後半に出て来るかわうそ族の集落に行った時にも固有会話があり、きれぼし脳達を驚かせた。
このゲーム最大の特徴は、主人公のみが使える歌(他RPGの魔法に値する)の名称を、自身で決められること。名称だけでなく戦闘中に使った時には、名称通りにリュッケルトが実際に歌い、効果を発揮する。これがシンフォニックRPGといわれる所以である。各歌に付けられる名称は平仮名なのと最大7文字までという以外は特に制限ルールがないので、プレイヤーのセンスが如実に現れるだろう。ナニフツウ氏も様々な歌を作り出した。→歌魔法
戦闘BGMはドラムが印象的で、エンカウント時のドラム音は「ドンドンドン!」と表現されている。
町やフィールドBGMは中々雰囲気が出ており、「弘司」氏の描くキャラクターデザインと立ち絵の評価は高い。
動画
ナニフツウ氏がプレイし、完走した。
↑OPムービーにおけるリュッケルトの顔 | サザシイ登場(12:10~)とドンキーとの別れ |
迷シーン集
- シベリン「わい!」 → その5(9:19~)
- ロックシューターの群生地 → その10
- るぜ」 → その25(31:10~)
- どろどろの玉集め → その26(16:50~)
- 「ダストデビル地獄」 → その32(31:10~)
- ゲームとの対話 → その33(2:55~)
- スカルマスター → その35(0:56~),(13:42~), その44(7:11~)
関連用語もチェキチェキ、チェキよ!
用語としての黄昏のオード
また、このゲームの通称である「オード」は用語にもなっている。ゲームの苦行度合い質を測る物差しにされるほか、
「オーソドックス」という単語が出てきたら「オードソックス」と改変されたり、
「オート」「王道」などという単語が「オード」に取り違われたりと、
「オード」に似た響きの単語あらば、視聴者たちは即興でオードに転じるのである。
関連動画
オード封印から数ヵ月後、『スーパーマリオメーカー』でコースを続々と制作するナニフツウさんは『黄昏のマリオード』を投稿。
コース内には黄昏のオードで印象深かったネタがいくつも散りばめられている。
例:石ブロックの上に並んだジャンプ台の元ネタ → その27(5:12~)
シーガさん!プレイ(11:28~) | aisssyさんプレイ(15:00~) |