探偵としての依頼を受け、とある国にやってきた霧切さんと、その助手として付いてきた苗木君。 
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「えーと…『すみません、○○日の×時ごろ、何か変わったことはありませんでしたか?(その国の言葉で)』」 
「『んー、特に変わったことは無かったわね。ところで君、これから時間ある? 可愛い顔してるし、お姉さんと遊ばない?』」 
「……霧切さん、後半の言葉が分からないんだけど、訳してもらえないかな?」 
「……」 
「霧切さん?」 
「勉強不足ね、苗木君」 
「ごめん……」 
「『悪いのだけれど、彼は私のこいび……助手なの。手を出さないでもらえるかしら』。行くわよ、苗木君」ガシッ 
「え、ちょ、霧切さん今なんて言ったの?」 
「苗木君には関係のないことよ。それより、早くしなさい。まだまだ聞き込みしなきゃならない場所はあるんだから」スタスタ 
「わ、わかったから手引っ張らないでよ霧切さん!」 
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その日の夜
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「はあ……霧切さん、怒って先に帰っちゃうし、困ったなぁ。というか、何で怒ったんだろ」 
「あれ、苗木っち、こんなところで何してるべ」 
「葉隠君!? 葉隠君こそ、どうしてこんなところに? ここ日本ですらないのに…」 
「それは言えねえべ。実は今もそこの物陰から這い寄る混沌に監視されてるんだべ」 
「そ、そう……」 
「それより苗木っち、何か悩み事があるように見えるべ」 
「う、うん、実は……」 
「いや、皆まで言うな! 俺にはちゃんと分かってるべ。むむむ……見えたべ! 苗木っちはとりあえず抱きしめてやれば解決すると出たべ」 
「だ、抱きしめる!?」 
「俺の占いは三割当る! 料金は後で請求書送るべ」 
「あ、ちょ、葉隠君!? ……行っちゃったよ。それにしても抱きしめるなんて…」 
「こんなところにいたのね、苗木君」 
「霧切さん?」 
「いつまで出歩いているの。もう今日の捜査は終わったはずよ」 
「あ、でも……」 
「……先、帰ってるから」 
「あ……(ええい、葉隠君の三割を信じるしかない!)」ギュッ 
「え、ちょっと、苗木君?」 
「えっと、何で霧切さんが怒ってるのかは分からないけど、とにかくごめん。僕が勉強不足なのが悪いなら、もっと勉強するよ。他が悪いなら、頑張って直すから……」 
「……もういいわ。元々、あなたに非があるわけじゃないから」 
「そ、そうなの?」 
「ええ、だから気にしないでちょうだい」フッ 
「あ……」 
「どうかしたの?」 
「ううん。やっぱり霧切さんは笑ってるほうが可愛いな、って」 

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[[【続く】>1_203-205]]
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