キャラアーカイブ:AGANOS

Last-modified: 2018-05-07 (月) 21:33:22

AGANOSの原点Ⅰ

AGANOSは、その額に埋め込まれたクリスタルの遺物、「古代人の眼」を通じて別次元と結ばれている。今はこの眼に閉じ込められているが、太古の昔、彼の魂はまだ自由で、アストラルプレーンで生き、イフリアンと呼ばれる善なる半神たちと共に暮らしていた。しかしそんな時、AGANOSの魂は邪悪な存在により捕らえられ、「眼」に閉じ込められ、アストラルプレーンから追放されてしまったのだ。地球へと流されたこのクリスタルの牢は好戦的な人間たちに見つかった。そうして、彼らのウォーゴーレムに命を与える力として利用されてしまったのである

AGANOSの原点Ⅱ

AGANOSの肉体となったウォーゴーレムは何千年もの前のもので、時が経つにつれ青銅の鎧も壊れ始めた。AGANOSはツルで石を編み込んだり、武具の欠片などを使ったりして自身の身体のパーツを補強した。体を保つのに使えるものは何でも使った

AGANOSの原点Ⅲ

AGANOSを従えた者の中にはバビロニア王もいた。聡明で先見の明の長けたこの王は、ゴーレムを単なる人形以上のものとして見ていた。王は彼に、"AGANOS"という名を与えた。穏やかで優しいという意味である。そして彼に、自然の摂理や、この星のしくみなどについて素晴らしい話を教えてくれた

AGANOSの原点Ⅳ

AGANOSの敬愛する主君であるバビロニア王が、その配下にいた邪悪な高官KAN-RAに襲撃を受けた際、AGANOSはこの裏切り者の暗殺計画を阻止した。数年後、KAN-RAがまだ生きて混沌と破滅を撒き散らしていることを知り、老い先短い身となった王は、AGANOSを送り込み、この憎むべき元高官を捕らえ、刑に処さんとした

AGANOSの原点Ⅴ

キクラデス諸島の幾千もの島のどこかに、忘れられた石窟は存在する。ウォーゴーレムAGANOSは、かつて忠誠を誓ったバビロニア王のもとを離れた後、この地中海の島にある海辺の洞窟の中で平穏に過ごしていた

AGANOSの原点Ⅵ

何世紀もの間、AGANOSは宿敵である邪悪な魔導士、KAN-RAを追い続け世界を巡った。2人の究極の対決は、アンデス山脈にあったKAN-RAの隠れ家を舞台に行われた。しかし宿敵同士の戦いは、モンスターハンターの騎士団、NIGHTGUARDにより邪魔されてしまった。彼らは魔導師を倒し、生きたまま火あぶりにして、その灰を要塞の地下深くにある埋葬室に封印したのである

AGANOSの原点Ⅶ

AGANOSの古来よりの敵、悪逆の魔導師KAN-RAが下された後、このウォーゴーレムはアンデス山脈の未開の地で何百年ものあいだ、石像のように静かに佇んでいた。彼は額に埋め込まれたそのクリスタルの牢から己の魂を解放できないかと試みていた。何年もの歳月を経て彼の体は苔むし、蔦に覆われていった。頭の部分に花が咲き、まるで冠を戴いているようだった。しかし彼は、生まれ故郷であるアストラルプレーンに戻ることはできなかった

AGANOSの原点Ⅷ

AGANOSを見つけたウルトラテックは、彼を操る方法を編み出した。そして、KILLER INSTINCTトーナメントの黒幕であり悪徳大企業のトップであるARIAは、彼を自分の大義のために戦わせようとした。しかし最終的にはAGANOSは現代の奴隷とも言える状態から解放された。ネズパース族の戦士、THUNDERによって

AGANOSの原点Ⅸ

AGANOSは、かつてのKILLER INSTINCTファイター、THUNDERと友情を築いた。ネズパース族のインディアンであるTHUNDERはAGANOSのことを、彼の生まれ故郷の言語であるニミプー語で"PISWÉEQIIWN"(岩男)と呼ぶ。彼らは共に、戦士MAYAをリーダーとするモンスターハンターの騎士団NIGHTGUARDに加わった