UTAU用語一覧

Last-modified: 2012-01-08 (日) 05:43:57

UTAU用語一覧

用語一覧(あいうえお順)

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あ行

  • エンベロープ
      音量の段階的な変化を最大5つの点を使って表現するもの。この形によって音が大きく変化する。
     子音を強調する、フェードアウトさせる、間をつくる等形を変化させることでいろいろなことが可能。
     どう歌わせたいかで大きく変わってくるだけにとても奥の深い設定。
  • オーバーラップ
      前の音符を伸ばして、設定した音符と被らせる。原音設定値の1つ。
     この値を変化させることで子音を強調したり、滑らかに歌わせたり出来るが、その度合は経験で
     覚えるしかないので、こだわりだすとキリがない結構めんどくさい設定。
  • おま☆かせ(オマカセ)
      UTAU内に初期で実装されている超万能ツール。 単独音音源での調声で特に重宝する。
     UTAUの上タブ[ツール]→[組み込みツール]→[おま☆かせ]で使える。
     設定出来るのは上から『母音結合(追加機能付)』『オートピッチ』『波立たせる(ビブラート)』
     『モジュレーション』。初心者~中上級者向けで、とても使いやすい。
     言葉も親切なので初心者は特に是非使って欲しい

か行

  • Quantize(クオンタイズ)
      音の長さを変更出来る最小サイズ。値が小さければ小さい程細かい長さの調節ができる。
     左上に項目がある。デフォルトは32分音符。特にいじる必要はない。
      

さ行

  • 子音速度(シインソクド)
      値が大きいほど素早く、小さいほどゆっくり発音させる。デフォルト値は 100。値は 0~200。
     子音の長さを伸縮出来る。0値で1/2、200で2倍の長さになる。(※50で半分ではない)
     結構マニアックな設定なので細かいところまでこだわりたい人向け。
  • 先行発声(センコウハッセイ)
      音が鳴るのを早める。原音設定値の1つ。
     基本的にはテンポの音痴を修正するものだが、タイミングをとても細かく設定出来るので調声の時に
     わざと位置をずらしたりする応用法もある。

た行

  • 単独音(タンドクオン)
      UTAU音源の形態の1つ。単独音音源単独音源とも呼ばれる。
     基本となる音源の形態で、連続音との対比の為に呼ばれるようになったとか。
     音素を「あ」「と」「わ」等のように1つずつ歌うのが特徴。連続音とは違って打った歌詞をそのまま
     発声するので簡単で素直に歌わせられる。
     これの応用として”巻き舌音源”、”語尾息音源”などがある。
  • 調声(チョウセイ)
      UTAU(やVOCALOID)を使って自分の思い通りの歌い方や喋り方になるように弄ること。調教とも言う。

な行

  • 波打たせる(ナミウタセル)
      ビブラートをつける。おま☆かせ機能の1つ。
     細かい設定を一括でかけてくれるので手間が省ける便利な機能。ビブラートを多用したい方に!
  • No Formant Filter(ノーフォルマントフィルター)
      押してはならない禁断の設定。押すとどうなるかは…やってみてのお楽しみ。
     これにチェック入れた状態で調声している人はまずいない。

は行

  • BPM(ビーピーエム)
      演奏のテンポのこと。正式名は『Beats Per Minute』。
     UTAUでは左上のTempoで設定できる。右クリックでテンポを選んで途中からBPMを変更することも出来る。
     1分間に四分音符が流れる数を表したもので、BPM60の四分音符1つ分=1秒(1分=60秒)。
     当然数字が大きいほど速く、小さい程遅くなる。
  • BRE(ブレ)
      声に追加するノイズの強さを設定するFlagsの1つ。デフォルト値は50。値は 0~100。
     小さくするとはっきり、大きくするとかすれた感じに。高すぎるとハスキーに声質が変化することがある。
     下げると発音がはっきりすることから値を下げる人が多いが、下げすぎるとキンキンした音になるため
     注意する必要がある。仲間に『Y』値(Flags)がある。
  • 母音結合(ボインケツゴウ)
      特定の音にかかる処理で、歌い方を滑らかにする方法。超万能で、おま☆かせ機能の1つ。
     大抵『あ、い、う、え、お、ん(、を)』を対象にする。単独音専用機能で連続音では基本使わない。
     音量、エンベロープ、先行発声、オーバーラップ値が特定の音に対してそれぞれ変化する。
     この処理をする・しないで大きく変わってくる為是非使えるようになっておきたい。

ま行

  • Mode1・Mode2(モード1・モード2)
      UTAUの右上にあるボタン。押すとモードが切り替わる。凹んで更に2つ項目が増えたらMode2状態。
     ピッチエディタの調声の仕方が変わる。Mode1はピッチエディタ、Mode2はピッチコントロール設定になる。
     比較的Mode2の方が優しいが、UTAUユーザー界隈では派閥が分かれる。
     他人のustファイルを開く際にはどちらのModeで調声されたものか確認すること。
  • モジュレーション
      音痴を修正する機能。デフォルト値が100。設定範囲は -200~200
     値0だと音痴がほぼ無くなるので初心者は0推奨
     数値が大きいほど音痴になり、数値が小さいほど修正される。数値の違いで歌い方が大きく変化する。
     音痴を修正するということは音の揺れをなくすことなので、わざと数値を大きくして揺れを残すのもあり。

や行

  • ust(ユーエスティー)
      UTAUデータファイル、またはそれ専用の拡張子。『UTAU Sequence Text』の略称。
     UTAUの歌唱データを保存する時に作成されるデータは全て『~.ust』になる。
     この拡張子は原則UTAUツール以外では開けない。

ら行

  • Lyric(リリック)
      書き出したい歌詞を入力する場所。ダブルクリックでテキスト入力が表示される。
     ここに書いた歌詞は、右2つ目の『歌詞で挿入』ボタンを押すことで、Lengthの長さで書きだされる。
     また指定した音を、右1つ目の『歌詞を置換』ボタンで、入力した歌詞に置換することが出来る。(休符は除外)
     Lyricを使わずに、音をダブルクリックすることで歌詞を直接入力することも出来る。
  • Length(レングス)
      書き出す音の長さを指定する。左上にある。デフォルトは4分音符。
     例えば8分音符が多い曲は8分音符に、16分音符が多い曲は16分音符に設定しておくといちいち長さを
     修正する手間が省けるので便利。鉛筆モードでも適用される。
  • 連続音(レンゾクオン)
      UTAU音源の形態の1つ。連続音音源連続音源とも呼ばれる。
     複数の音韻単位を繋げた音声情報を用いることで、従来の単独音よりもより自然に人間らしく歌える。
     ただ連続音特有の歌詞入力が必要な為、ただ歌詞を書きだしただけでは歌ってくれないので注意
     詳しくは連続音の記事を参照
     連続音音源技術が2009年8月に発表されたことから、連続音化の動きを8月革命と呼ぶことも。

わ行

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