ディフェンダー

Last-modified: 2010-12-31 (金) 03:51:46

基本事項(一部、FF用語辞典より)

 
効果防御力25%アップ、攻撃力25%ダウン
修得レベル戦士25(ナイトはサポ戦で50から)
効果時間3分
再使用時間3分
敵対心★☆☆☆☆(揮発型・持続時間5秒以下)
 

攻撃力を犠牲にして、防御力をアップできるアビリティ。
これを修得した50付近から、ナイトが全ジョブ内で「最も硬い」という状態になる。
それ以前は、装備の共通性もありディフェンダーをした戦士のほうが固いということも。

 

被ダメージの概念」で書いたが、防御力がアップするということは、トップダメージのダウン効果があるということ。つまり、基準ダメージ(最も頻発するダメージ)は変わらないので、体感で被ダメが減ったようには感じられない。しかし、一定量以上のダメージを受ける確率が減っているはずである。

 

再使用時間と効果時間が同じなので、ディフェンダーが切れたらすぐにディフェンダーを発動させることで「常時ディフェンダー」状態を維持することが出来る。

 

FF用語辞典に書いてあることなのだが、この効果は食事によるアップ分とは分けて計算され、
「 (元の防御力×1.25)×食事効果」
となる。
たとえば元の防御力が300でタブナジア風タコス(防+25%/上限150)を使用した場合、通常で「300×1.25(食事効果)=375」、ディフェンダー中で「(300×1.25)×1.25(食事効果)=486」となる。(実際は、タコスにVITアップなどの効果があるため更に硬い)
ちなみにこの「基本防御力」とは全ての加減算による防御力計算の結果を指し、具体的にはジョブレベルによるベース防御力、VIT、ジョブ特性、防具類、プロテス、歌、等による増減の総和のこと。

 

盾役が本来の意味の防御力アップのために使う他、タゲを取ってしまった前衛が攻撃力ダウンによるヘイト発散+防御アップのために使うことがある。

 

ディフェンダーに纏わる議論

 

常時ディフェンダーすべきか、するべきではないかについては比較的色々な所で議論になってきた。
その理由として、ディフェンダーをすると与ダメージが減ってしまうということ。
与ダメージが減ると、殴りによる蓄積ダメージが減る。
ナイトの与ダメージは確かに少ないが、チクチクと少しずつでも与えるので結構バカにならないヘイト稼ぎになっているのだ。
よって、たとえ防御力アップで発散するヘイトを抑えられたとしても、殴りの蓄積ダメージも減ってしまい結果としてタゲがふら付いてしまうということが起きるということになる。

 

実際に、どれだけ防御が上がってどれだけ与ダメが減るのか検証してみた(「ディフェンダー検証)ところ以下のようになった。

 
被ダメージ与ダメージ与ダメージが0
ディフェンダー
平均*161.764.817.928.84.9%*20%
最大/最小*3 *496/20107/2456/076/422回0回
 

この結果より、

 
  • 最高被ダメージが11ダウンしている
  • しかし平均を取るとたった3ダウン。総計で焼く75程度の被ダメカット)
  • 与ダメに関しては平均で10、最大値は20ダウン(総計で200位の与ダメダウン)
  • 与ダメ0が出るようになる。与ダメが0ということは、蓄積ダメは無い事になるので被ダメ分丸々ヘイトが発散
 

これを大きいと見るか小さいと見るかは、人それぞれなので各自適度に参考にして常時ディフェンダーするべきか否か考えてほしい。
そしてその時、ナイトの良い所は、「PTに安心感を与えること、アタッカーが全力を出しても安全である環境作り」であって、「打たれ強い(被ダメージが少ない)」事ではないということを忘れないでほしい。

 

被ダメージが減っても、与ダメの減少により、アタッカーとの与ヘイト差が広がるとそれだけタゲ固定が苦しくなることもあわせて考慮して使うか使わないかを各自決めてもらいたい。

 

また、常時ディフェンダーをする人の理由として「被ダメが多いことでダメナイトだと思われたくない」というのをよく聞くが、ぶっちゃけアタッカーや白等をやってきた経験上、「それは判断基準にはならない」と答えたい。
「ダメナイト」の基準は色々あると思うが、タゲ固定を求められている環境において、アタッカーの通常ダメージでタゲを持っていかれるようなナイトは間違いなく「ダメ」ということになるのではないだろうか。

 

 主な使いどころ

 

ディフェンダーを使う使わないかは、本当にナイトさんそれぞれで考えが違うので一概には「どこで使うべし」というのはいえない。常時ディフェンダーを常とされている方もいれば、全く使わない俺のようなタイプもいる。

 

個人的に思う使いどころとしては、

 
  1. タゲ固定には問題がないので被ダメージをとにかく減らしたい
  2. タゲの強弱に利用
  3. 微弱ヘイトを利用する
  4. BCやHNMなどでとにかく痛いダメージを減らしたい。
     

場合の4点。

タゲ固定には問題ないのでとにかく被ダメージを減らしたい。

 

ここでの重要点は「タゲ固定には問題がない」ということころ。
上記の通り、被ダメが減っても与ダメージによる蓄積ヘイトも激減する状態であっても、タゲ固定に関しては全く問題がない、という時などに使うのがいい。
俺が思う一例として、タルナで溢れるMPによりケアルヘイトがガンガンに稼げている場合、そしてHPの少なさや打たれ弱さだけが心配である状態では、常時ディフェンダーをした方が楽になるということもあるかもしれない。

 

タゲの強弱に利用

 

あくまで一案だが、シーフさんと一緒の場合、不意だま目前で急激にタゲを弱めたい場合などに、挑発やケアルを控える事とともにディフェンダーで与ダメを減らしタゲを緩めるという方法もあるかもしれない。
ただ、どうしても急速に緩めたい場合は、後ろを向くのが一番早いが。

 

微弱ヘイトの利用

 

ほんの微弱ですが、ディフェンダーにも揮発型のヘイトがあり、それを一時的に利用するという方法。
当然一時的なので、使ったら即切り。
もしくは、ディフェンダーの状態でバーサクを使用し、効果を打消しつつもバーサクのヘイトアップも利用するという方法もあり。

 

BCなどでの被ダメカット

 

一人で真っ先に突入して、敵全員にボコ殴られるというBCで、インビンシブルが切れた後にディフェンダーというのも手。この場合は恐らく殴りよりも耐えることのほうが重要なはずなので。

 

マクロ

 
/ja ディフェンダー <me>
 

ディフェンダーを知らせるべきPTメンもいないと思うので、/p等いれず黙って発動でもOK。

 

コメント欄より

こるさん

 

ディフェンダー、自分は50代のころは常時張っていた記憶があります。ただ、それ以降、AFセットを着るようになってからは、ほとんどナシでやっていました。それは、やはり与ダメによるヘイト減少が気になった、という点が大きかったように思います。
でもライツさんの言われるように、試行錯誤して自分なりのスタイルを見つけるのが一番だと思いますw

 

白服さん

 

ディフェンダー。自分的には使っていてよく分かりませんね。
数値的な部分はPT中はあまり見てなくて、終わった後にrepみてほほうって思うくらい。
オマジナイくらいの感じで、被ダメが80-90前後の時に感覚的に使ってました。
後は連戦で、少しでもHPに余裕を持たせたい時とか。
100超えるような相手にはディフェンダー+土杖とかでしたがー。
敵がとて多めでダメ70台だったらディフェンダーせず適度に自己ケアルしてました。
防御色食べてればディフェンダー無しでも問題なさげでしたし。
被ダメがあまり減りすぎるとケアルヘイトを稼げないので難しい。
この辺は人それぞれの重要視するステータス次第な気がします。
自分は60くらいまでHP>VIT重視、67まで命中>HP、それ以降敵対心>命中>HP重視でやってました。
即死しなければケアル4通せるから、HPの重要度を下げていった感じです。
龍のねぐら蜘蛛のシックルで900食らった時はさすがにあせりましたがーw(多分クリティカル乗った)
命中をある程度あげるとナイトでも命中率4割台をキープできて与ダメヘイトを結構あげられました。
ヘイトが足りなくて(特に光闇連携の始まる65-66以降)自分的に模索した結果が命中装備でした。
防御重視はしませんでした。
ちなみに食事は、自分でちまちま検証したところ64まで海串が効果的で、65からタコスが海串の性能を超えたので切り替えました。
パイン蒸しは3時間持つ海串っていう印象。

 

ロシュさん

 

お邪魔します~
私はディフェンダーあまり使いませんでした。
元々殴るのが好きなのでダメが低いとつまらないからです。

 

今の時代はとて乱獲ですからディフェ無し
スシでいいと思うのは私だけでしょうかw
ブリームスシがVITも上がるしいいかなとw

 

投票

 

折角ですから、あなたはどっち派か教えてください^^

 
選択肢 投票
常時ディフェンダー 10  
被ダメ具合によって使う 37  
ヘイトアップ手段 1  
ほとんど使わない 17  
 

理由などあればお願いします。

 
 
 

*1 平均はクリティカルやWSも含めたダメ平均
*2 平均のうち「ゼロダメ」のところは「ゼロダメ回数/攻撃回数」のパーセンテージ
*3 最大最小のうち「ゼロダメ」のところはゼロダメになった回数
*4 最大最小もクリティカルを含まない最大最小