スペルカード・ラストワード

Last-modified: 2016-09-29 (木) 14:22:25

スペルカード

スペルカードとスペルパワー

普通の格闘ゲームにおける超必殺技のようなものという認識でおおむね正しい。
スペルパワーは以下の要因によって増える。

  1. 相手に攻撃をHitさせる。
    スペルカード・ラストワード以外の攻撃が相手にHitした時、技によって決められた値だけスペルパワーが増加する。
    増加量はSP増加量を参照。
     
  2. 相手に攻撃をガードさせる。
    ガードされた場合、増加量は普通にHitした時の1/3(端数切捨て)になる。
    増加量3未満の技の場合は増加量は0にもなる。
     
  3. 相手からの攻撃がHitする。
    相手から攻撃を受けた時、受けたダメージの1/10(端数切捨て)だけスペルパワーが増加する。
    この数値は実際に受けたダメージに基づき計算されるため、根性値補正の関係上HPが低下すると実質的にSP増加効率が下がるというペナルティが発生する。
     
  4. 「ナスカの地上絵」のとき、オカルトボールに触れる。
    「ナスカの地上絵」のとき、オカルトボールに触れるとスペルパワーが100増える。

なお、スペルカード宣言中はスペルパワーが一切増えない。
スペルパワーはそれぞれのスペルカードに設定されているCasting Costの2倍まで溜められる。
スペルパワーはスペルカード宣言時間の終了時に全て、スペルカードの早口宣言時にCasting Costと同量だけ消費する。それ以外で消費される要素は存在しない。
スペルカードの威力はスペルカード発動時のスペルパワーに依存する。
スペルカードのダメージ計算式は下のようになっている:

SP > Casting Costの時
スペルカードダメージ = ( SP/CC × 0.6 + 0.4 ) × 基本ダメージ

SP < Casting Costの時
スペルカードダメージ = SP/CC × 基本ダメージ
※ただしSP/CC < 0.5 となった場合、SP/CC = 0.5

基本ダメージとはスペルパワー=Casting Costの時のダメージのこと。
要約すると、スペルカードのダメージはスペルパワーがCasting Costを上回るときダメージが大きくなり、最大で160%になる。
スペルパワーがCasting Costを下回っているときダメージが小さくなり、最小で50%になる。

また、スペルカードにはダメージ最低保障として上の「スペルカードダメージ」の50%分のダメージが保障されている。
そのため、なるべくスペルカードはコンボの〆に持ってくる方がコンボの総合ダメージは伸びやすい。
最低保障値の仕様により、実際のスペルカードの最低保障ダメージは次の式で求められる:

SP > Casting Costの時
最低保障ダメージ = { Σ( 単発ダメージ × Hit回数 ) × ( SP/CC × 0.6 + 0.4 )× 0.5 } × 根性補正値
 
SP < Casting Costの時
最低保障ダメージ = { Σ( 単発ダメージ × Hit回数 ) × ( SP/CC )× 0.5 } × 根性補正値
※ただしSP/CC < 0.5 となった場合、SP/CC = 0.5
※Σは単発ダメージが1段目、2段目…によって異なる場合はそれぞれを合計する意味

例えば、怒面「怒れる忌狼の面」をSP1500の状態で発動し、相手に根性補正が掛かっていない場合の最低保障ダメージは、
 
500(dmg) × 8(Hits) × ( 1500/1000 × 0.6 + 0.4 ) × 0.5 = 2600
 
のため、2600ダメージになる。
 

キャラ選択画面におけるスペルカードのそれぞれのパラメータは以下の通り。

スペル名PowerSpeedRangeFutureCastingCost
怒面「怒れる忌狼の面」606040701000
憑依「喜怒哀楽ポゼッション」20503090700
憂面「杞人地を憂う」504090201000

怒面「怒れる忌狼の面」

ookami.jpg

DamageRate(%)Stun値Casting
Cost
初段減算
50090101001200
密着ダメージ(Hit数)発生(F)全体(F)ガード
硬直差(F)
削り値
2747(8Hits)15+1FFF
備考Hit時浮かせ効果
  • 通称「狼」。巨大なオーラをまとい、若干上昇しながら相手に突進する特殊射撃技。
    特殊射撃というのは、グレイズできない射撃のこと。射撃扱いなので、見た目に反しガード削りもしっかりある。
  • 発動中に上下キーを入力すれば軌道を変更できる。
  • 最低ダメージ保障値がこころのスペルカードの中で最も高い(SP1200の状態で2000dmg)のでコンボの〆に向くほか、
    上段から突っ込んでくる相手への迎撃などに。

  • Ver.1.10での調整点
    • コスト変更(1000→1200)

憑依「喜怒哀楽ポゼッション」

posse_1.jpgposse_2.jpg

DamageRate(%)Stun値Casting
Cost
初段減算
350955100700
密着ダメージ(Hit数)発生(F)全体(F)ガード
硬直差(F)
削り値
1835(6Hits)10+6FFF
備考Hit時上吹き飛ばし効果
  • 通称「ポゼ」「ポゼッション」。こころの周囲に射撃判定が発生する。
  • 感情によって発動時の色が変わる。命中するしないに関わらず、スペルカードの暗転と同時にこころの感情は「無」に戻る。
  • 命中すれば発動時の感情を約10カウントの間相手に与え、その感情に対応した追加効果がある。
    ---前移動が強制ダッシュになる。
    ---ニュートラルだと強制前進する。
    ---ニュートラルだと強制後退する。ガードがすべて結界ガードになる。
  • 他のスペカに比べて威力や範囲も劣るが、割り性能が高い。
  • ダメージはさほど高くなく(最低保障はSP700の状態で1050dmg)、どちらかというと割り連係および低SPによる早口キャンセルのしやすさと回転率が売り。
  • 無敵はないが暗転後かなり早い段階で発生保障が付く様子

憂面「杞人地を憂う」

kijin.jpg

DamageRate(%)Stun値Casting
Cost
初段減算
1409911001000
密着ダメージ(Hit数)発生(F)全体(F)ガード
硬直差(F)
削り値
2857(23Hits)20+6
備考Hit時浮かせ効果
  • 通称「杞人」。相手位置の画面下から、画面上まで届く射撃攻撃。
  • 他のスペカと違い相手の位置を補足する性質上、お互いがどの位置にいても当てることができる。
  • 反面、自身は無防備な姿をさらすため、グレイズされたり外すと非常に不利になる。
  • ぶっぱには向かないが、コンボパーツとして優秀。
  • 射撃からなら連続ガードにできるので、一応割連係も組める。


  • Ver.1.10での変更点
  • Hit数増加(22→23)
  • 発生加速(20+11→20+6)

怪ラストワード

オカルトボールを全て消費して出す大技。
一撃必殺技、というよりはどちらかというと2つ目の超必殺技というポジション。
オカルトボール4個以上で発動可能になり、それ以上の個数でダメージが上がっていく。
ちなみにオカルトボール3個以下でも入力の受付自体は行われているようで、しっかり入力されていればスペルカード宣言や必殺技は暴発しない(何も起こらない)。
怪ラストワードのダメージはオカルトボール個数により原則的に次のように補正される。
※部分的に増えない箇所がある模様(こいしのLW3~8段目など)

 

オカルトボール数(個)ダメージ(%)
4100
5125
6150
7200

なお、ダメージ最低保障値は25%。Rateが24以下になった場合でも、オカルトボールによって決定されたダメージの25%ぶんが最低保障として与えられる。
そのため、スペルカードと同様にコンボ後半に〆として叩き込む方がダメージ効率は良くなるが、スペルカードと比較して最低保障値があまり高くない点、いかなるキャンセルによって出せない点、空中(というか、中央軸以外)で出せない点など扱いにくさが目立つ。
一方、布都以外の全てのキャラの怪ラストワードは発生以降まで無敵で保護されており(布都だけは発生と同時まで)、Ver.1.10以降、全てのキャラのラストワードが発生以降まで無敵になりました、削りダメージも高めに設定されている(こころの怪ラストワードはオカルトボール4個の時削りだけで1000ダメージ、上記の倍率で更に増える)ため、リバーサルや切り返し、ぶっ放しに向いている。

*これでもアタシ、キレイよね?*

LW_1.jpgLW_2.jpg
LW_3.jpg

DamageRate(%)Stun値-
初段減算
0・4000100・不明0・100・100-
密着ダメージ(Hit数)発生(F)全体(F)ガード
硬直差(F)
削り値
4000(2Hits)12+4
備考Hit時上吹き飛ばし効果
  • LW。口裂け女の如く相手を驚かせ(?)大ダメージを与える。
  • オカルトボールの数によって威力が変化する。4000(4つ),5000(5つ),6000(6つ),8000(7つ)。
  • 攻撃範囲は狭くガード可。だが発生は早く出始めに無敵もある。
  • 相手の攻撃を待ち構えて打てば案外当たるかも。
    • 削りダメージがとんでもなく高いので削りダメージ狙いにタイムアップ直前にぶっ放すのもアリ。
  • AA>早口>LW。2A>早口>中央軸に戻るまで待つ>LW 等、早口宣言を挟めば当てるルートはある。

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