外宇宙着陸探査機/飛行型惑星探査機開発記/第三回 KSPのバーションアップ

Last-modified: 2014-04-16 (水) 21:40:34

飛行型惑星探査機開発記

前回

第ニ回 改良した機体を送り込んで、更に問題点を探す

概要

2014/04/12 階層構造に作り直しました 

異変

イオンエンジンを使った飛行型探査機の制作の難しさに絶望していた所
KSP ver0.23.5のアップデートで

 

0.5kNしかなかったイオンエンジンの出力が4倍の2kNとなりました。

 

試作段階でDuna表面に放置された。
「TNp8-STR」
01.jpg
と命名したイオンエンジン3発、主翼を8枚ダンデム配置の機体を適当に飛ばしてみました。

動画です。

すると大気圏を通り越してDunaの周回軌道への投入に成功しました。
エンジン総出力1.0kN位を想定して作っていた機体を4.5kNで飛ばすとこうなるようです。

問題点

02.jpg
補足
パーツ数が違うのは、着陸用パラシュート関連のものです。パラシュートの重量を考えても軽くなっています。

 

KSPのバージョンアップによりいくつかの部品の重量が変わり、機体が軽くなりました。

軽くなったのは、いいことじゃないかと思いますが、
ダンデム翼の太陽電池パネルに重さが無くなってしまい、
重心がずれて失速しやすい機体となってしまいました。
※下のスクリーンショットはver0.23の時のもの

 

03.jpg
Duna大気は薄く、なかなかスピードが落ちないため、
一度高度をとって飛行すると着陸寸前にかなりスピードを持っており、
着陸する際には時間をかけて減速するしかありません。

 

これは、バージョンアップ前に実験していた時に分かった問題でした。

 

04.jpg
次に現在の母船方式だとDunaへ輸送中の総パーツ数が600個を超えてカクカクします。キセノンガスの補給実験ため、キセノンガスタンクが大量についていますが、未だ補給に成功したことがありません。

次に作る機体に必要なもの

  • 母船方式の変更
    もっとコンパクトな軌道母船を作る
     
  • 空中減速用の逆噴射エンジン
    素早く減速できて、無人での運用も出来る
     
  • キセノンガスの補給方法の模索
    新しく追加されたアームで燃料の移動もできるので、補給ステーションも試作、実験したい。
     
    イオンエンジンの出力が強くなって一部パーツが軽くなったせいか、案外すんなり新しい試作機が出来ました。
    近いうちに更新します。

機体データ

今回は公開しません

第四回 Duna地表面でキセノンガスの補給実験

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