第3回 Rocket Parts生産施設設営

Last-modified: 2014-09-30 (火) 04:23:59
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潤沢な燃料を得、いまやステーションは補給所としての機能を発揮し始めていますが、
肝心のロケット発射はもう暫く先。 外宇宙への手がかりとして、RocketPartsを採取しましょう。

Rocket Partsは名前の通りロケットの部品になるもので、Extraplanetary Launchpads MODを単独で導入している場合はKSCから打ち上げることでしか補給できません。
ただし、Kethane MODとともにセットすることで一部システムを共有、Kethane同様現地で取得も可能になります。

上の画像のうち、左側のモジュールには三本のドリルと茶色いタンクがセットされています。
このドリルはKethane用のそれとほぼ同じで、大地に眠る資源 Ore を採掘するために使います。
手に入れたOreは電力同様、経路を問わず空いたスペースに貯蓄されます。 このタンクはOre用貯めるためのです。

真ん中の石柱は溶鉱炉ともいうべきもので、電力と引き換えに Ore → Metal 、 ScrapMetal → Metal と二種類の変換を行います。
こちらも3サイズあるものの、どれも見た目通りに重いので注意。
ScrapMetalが何かは後で説明します。

右は……宇宙ステーションにもあった作業台ですね。 あの時は「ロケット制作に有利」くらいしか説明していませんでしたが、実はMetalからRocketPartsを生み出すパーツでもあります。
変換の際、副産物として少量のScrapMetal、すなわちクズ鉄を放出します。 つまり、環境を整えるとちょっとだけリサイクルできます。


まとめると、Ore → Metal → Rocket Parts (→ ScrapMetal → …… )
といった三段構造に。 Kethaneと比べるとまどろっこしく感じますが、仕方ありません。
因みに、変換レートは
リサイクル環境あり:Ore 1000 → Rocket Parts 5600
リサイクル環境なし:Ore 1000 → Rocket Parts 5050
くらい。
何故か同一パーツの大中小サイズそれぞれで変換レートがわずかに異なるため、大体の数です。
大きい方が効率がいい、わけでもないですし不思議。

さて、実際に作るとなると、Minmusに全ての機材を落とすのが楽ですかね。
実はScrapMetalは溶鉱炉にしか貯められないため、作業台と溶鉱炉を結んだまま変換しないかぎりロスが生じます。
今更宇宙ステーションに溶鉱炉を繋げるのも面倒ですし、新たに作業台+緑×10を用意し降ろしたほうが楽でしょう。

Minmusクレーター南部にて

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と、二度に分けて着陸することで完成。
前回の失敗を活かし、しっかりと平坦なクレーターに……というよりKethane採掘基地と同一のクレーターに設置。
後は各種機材を全力で運転させれば終わり。 電力が怖いので最大パネルを何枚も付けます。
パイプ設置の作業をしやすいよう外部に座席を設けたものの、EVA燃料が回復しないため扱い辛い。
とりあえず担当の緑を乗せ、(必要かはさておき)Minmusに迫る危機から基地を守る監視員にでもします。

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こちらの画像では、右手前に白い板が見えるかと思います。
これは最初に説明した発射台のうち、スペースプレーンやローバー用の飛行場パーツですね。
見ての通り作業台とRocket Partsが揃っているため、燃料のいらないローバーくらいなら作れてしまったり。

……更によくよく見ると、前の画像にあったドリル/溶鉱炉付きのロケットが変わっています。
実は、この少し前にMinmusのクラーケンに襲われロケットまるごと消滅する事故が発生。
てっぺんに乗っていた彼が怪物の胃に収まったことは残念ですが、被害が10緑の乗った作業台に及ばなかったのが幸いでしょうか。

ついに宇宙ステーション完成か

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無数(一つ)の屍を越え、ついに出来立てホヤホヤのRocket Partsが軌道上に届きました。
数は10000ちょっとと多くはないものの、Minmusを取り巻く輸送ルートが成立した記念すべき瞬間です。
どうでもいいですが、ドッキングポートの周りにパネルを付けまくったのは失敗。 格納しないと怖くて近づけません。

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そして、宇宙ステーションの全力運転が開始。 初めのモジュールを打ち上げてから9年もの月日が流れていました。
まあ、金策のために各所に衛星を飛ばしていたからなんですが……。
左下のRocket Parts輸送船、右下の燃料輸送船のピストン輸送により、機内各所のタンクを満たしていきます。
上部ドッキングポートには母星Kerbinからの人員輸送船の姿が。 緑だけは補給できないため、KSCから送り込む必要があります。

全ての機能が完成した今、Minmusステーション計画は無事終了を迎えつつあると言ってもよいでしょう。
次回、最後のチェックとして惑星間航行用の宇宙船を飛ばします。


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