MODマシマシよくばりSSTO

Last-modified: 2017-11-19 (日) 13:59:21

概要

好きな形の飛行機を作ってほしい機能を入れようとすると標準のターボジェットではどうやっても宇宙に出られなかったので様々なMODから才色兼備なパーツを集めてこだわりの一機を作ってみた。
実用性?操縦して楽しければすでに実用的じゃないか!

機体について

上面
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大気圏用のメインエンジンにOPT Space Plane PartsのScreamjetを採用。
エンジン一つでこの機体の全長の半分以上を占めるほど大型だが、液体燃料タンクと高性能なエアインテークが一体化しているので結果的に小型化に貢献している。当然このサイズなので小型な飛行機でメインエンジンを傾けてVTOL用に兼用するのは困難だろう。


底面
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ストックのターボジェット1基とMODからのVTOL用ファン2基を垂直離着陸用に装備。また胴体が巨大なエンジンで埋まっているので追加の燃料はドロップタンク(ドロップタンクだけど落とさない)で供給。燃料はジェット・ロケット・RCS全てで共通管理になっているためチューブでScreamjetのタンクに集められる。


側面
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主翼は5°傾いて取り付けられ、幅広い高度でおおよそ適切な揚力を得ることが可能。なお前輪が傾斜して取り付けられているのはVTOL用エンジンが地面に接触するのを防ぐため。これでも凹凸を超えるとたまにエンジンが取れる。
前のターボジェットと後ろのファンでレスポンスが多少異なるが、SAS3つで強引に抑えてVTOLとしての操作性はまずまずのもの。


後面
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見かけ上双発に見えるが単発扱いである。左右にあるのは大気圏外用のMK-55エンジン。比推力を考えると核エンジンを取り付けるべきだがそんなスペースがあるはずもないのでこちらをMk-55を選択した。
V字尾翼は(KSPにおいては)操作性が良くないものの、正確なヨーイングをする機会もないので見た目優先で採用。

打ち上げ

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走るなりVTOLエンジンを使うなりして離陸。滑走路にいるなら走ったほうが手っ取り早い。


高度13.5kmから噴射が青色に変わって出力が急激に上昇する。
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ここから機首をほぼ水平にし、比推力の大きいジェットエンジンでできるだけ対地速度を上げてゆく。
ジェットエンジンが停止する30km後半に達した時点で対地2000m/s弱になればOK。


ジェットエンジン停止後、ロケットエンジンに切り替えて円軌道に調整する。
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補給なしで帰還する場合は円軌道なら高度150km程度が上限と思われる。
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酸化剤の容量が足りないので補給を行っても月には届かない。

帰還

なんのひねりもなく逆噴射で軌道を大気圏に重ねて戻る。
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VTOL用のファンを立てると非常に燃費の良い前進用ファンエンジンになるので液体燃料の残りを使って大気中をかなりの距離を航行可能。
ターボジェットに比べると低空での出力が遥かに安定しているので低高度で遊ぶときはこちらを使うほうが良い。
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島に行くのもファンエンジンで。


正確に着陸したいときは目標地点手前でVTOLに切り替えて距離を詰めてゆく。
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奥にある機体を避けて着陸しようとしたらこけた。
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でも破損することなく綺麗に転がったので記念撮影。
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まとめ

補給を受けても月に行けないのでSSTOとしてはKerbin周回ステーションへのスタイリッシュな人員送迎(片道を無人操縦で飛べば2人運べる)か、背中のドッキングポートに小さい衛星を乗っけるかくらいの使い道しかないが、低空での巡航性能およびVTOL機能によって地上から宇宙までどんな場所でも飛べるユニークな機体になったと思う。
あとは見た目が実在の超音速ステルス戦闘機っぽいのでKSC敷地内に何機も並べて置いておくと少し楽しいかもしれない。

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2015/9/1 階層構造がおかしかったのを修正してコメント欄設置



  • いいね!カッコイイ -- 2017-11-02 (木) 10:52:11
  • OPT Space Plane PartsのScreamjetが調べても出てこないのですがどうすれば導入できますか?。 -- 2017-11-19 (日) 13:59:21