討伐戦/豚を狩ろう！

普段は何もしないが、ひとたび重傷化すると猛烈な衰弱付き全体攻撃で暴れ出す単体ボス。

高MHPな分、猛毒付与が有効。「敵:猛毒」で一気に蓄積していこう。
また非常にDFが高く、物撃が殆ど通らないので魔撃アタッカーを同行させよう。

衰弱は高難易度であるほど脅威になりやすい。「異常耐性増」や「肉体防御増」を利用するか、全体護衛を持つ壁とそれを支えるヒーラーを連れて行くことで比較的安全に攻撃できる。

重傷化したら被害が蓄積する前に一気に倒してしまいたいところ。【PT重傷】などを活かすチャンス。
ショックウェーブは最大10回連続で撃ってくるが、SP攻撃や「敵:攻撃SP減」を織り交ぜてやれば使用回数を抑えることができる。耐えるプランでは検討してみたい。

カエダ
「とんかつを食べます。」
榊
「えぇえぇ食べましょう食べましょう！！」

榊
「というわけで今回はフォリウム黄金豚を狩りに参ります。」

カエダ
「フォリウムに元から居た豚よ。きっと美味しいわ。」
榊
「カエダさんに狩りをお任せしたいところですが……」
カエダ
「………」
榊
「――とまぁ無理ですのでお願いしたくッ！！」

　※頼まれた※

榊がさらさらっと地図を描く。

榊
「これで分かりますかね！よろしくお願いいたしますッ」

―― 目的地。　徒広い大草原。

さて、フォリウム黄金豚は……

………

……

……一目瞭然だ。　巨大すぎる。

　※驚かされた※

フォリウム黄金豚
「ブオオオォォォォ……ッ」

地面を抉るように草を食らっている。

こちらに敵意は無さそうだが……？

フォリウム黄金豚
「ブオォォ……ッ！！」

フォリウム黄金豚は何かを諦めたような表情。

するとお腹のあたりからお肉がぶにょ～んと垂れ……

………そのまま千切れてズドンッと地面に落ちた！

フォリウム黄金豚
「……ぶっ！」

得意げな顔をして立ち去る。

地面に落ちたのは結構な大きさの肉塊。

今夜はとんかつパーティだ！！！！

榊
「さぁさぁどうぞ皆さんお召し上がりください！おかわりは死ぬほどありますからねぇッ！！」

とんかつを手際よく量産していく榊。

カエダ
「これが…… とんかつ………」

恐る恐る、口へと運ぶ。

カエダ
「………ッ」
カエダ
「……………」
カエダ
「………」

無言だが、何だかニヤニヤしている。

榊
「ククッ……どうやら気に入ったようですねぇ。
　しかし手の掛かる食材ですのでオネダリされても困ります、嫌と言うほど食べさせましょう。」
榊
「これでまた暫くはフォリウムの環境も良いですかね。食材の調達、ありがとうございましたッ！！」

　※感謝された※

カエダ
「…………」
カエダ
「……あなた結構使えるから、私のマナを分けてあげるわ。」

手から青白い発光体を作り出す。

発光体はふわふわとこちらに寄ってきて、
接触すると同時に全身が仄かな光に包まれ……

　MHP･MSPが 70 増加した！

……光が収まる。

カエダ
「まぁ……頑張って。」

すたすたと去っていった。

カエダ
「…………」
榊
「おや、少々力量を見誤りましたかな？
　しかしながら挑戦するその姿勢、貴方を選んだことは正解だったようですねぇ。」