イクシア

Last-modified: 2006-10-31 (火) 22:09:49

古くからエルマシアに住んでいた人々とは違い、彼らは遠い東の果てにあるイクシアという世界から移住してきた。
黒の軍団が侵略してくる方角からの異民族に、エルマシアの人々は恐れを抱いたが、次第に打ち解けるようになってきた。
彼らはエルマシアに新しい技をもたらした。
その端麗な容姿も魅力の一つだろう。
プレイヤーの白髪金髪の二人を指す。座り方が雑。

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はぐれGM一人旅~旅情編~より

イクシアの民はイクシア大陸から移民してきた移住民であるが、実際に移住してきた民からイクシア大陸の現状を聞くと以下のようなことになっているらしい。

イクシアの民は機械技術が比較的発展しているが、その技術の全てが皇帝を名乗る独裁者によって占有されている。
この皇帝制度自体は、エルマシアが君主制度を導入しているのと同様に過去に偉大な英雄がいたことから始まっているらしい。

しかし、エルマシアとは違い、悪い結果として残ってしまった、ということになる。

イクシア大陸は非常に環境が悪く、機械技術無しに生きていくことは非常に難しいため、結果として皇帝の庇護を受けなければ生きていくことは出来ない。
しかし機械技術も優れた形で保管していたわけでもなく、生存のために日々酷使していることから、故障箇所が多くなってきている上に、修理を行なう整備士が足りない状態である。
そこで目を付けたのがエルマシア大陸だというのだ。

彼らは共存を望まず、欲しいのなら奪うべき、と強攻策を検討した挙句、黒の軍団が出来上がった。
しかし、黒の軍団はどのような構成で、人員をどうやって確保しているのかはイクシアの民ですらわかりません。
何度も派兵に失敗していることと、その殆どが戦死、または行方不明などから、1回の派兵量を考えると、既にイクシア国民は1人もいない計算になるという。

また皇帝の素顔や誰がどうやって皇帝に選ばれているのかなど、イクシア民もわからない部分が多く、政権の中枢は黒のヴェールに包まれているという。

イクシア民は良くも悪くもシャイな性格で、感情を余り表に出そうとしない。
自分の感情を素直に表に出すことが恥ずかしいと感じていることから、感情とは逆な台詞が出ることもしばしばある。
移民当初はその性格も嫌われる基となっていたが、今ではイクシア民は口では冷たいことをいいつつも、なんだかんだ手伝ってくれるいい人とエルマシアの人々には認識されている。

初の女性君主で初のイクシア民君主となったファナリアの台詞が今でも冗談として語り継がれているのは有名。

民衆が食糧事情で苦しんでいたために、世界金庫から資金を捻出し、農場施設などの建設、及び食料調達に全力を傾けた施策を取り、エルマシア民の代表から感謝の言葉を君主に申し上げたい、と君主席に訪れた。

その際に、ファナリアはそっぽを向きながら、

『別に貴方たちのためにやったんじゃないからねっ!』

と、壇上で照れながら激昂したエピソードはエルマシア民がイクシア民をからかうときに使う言葉となっている。

過去に欧州と呼ばれていた地域の人々が多く、基本的に優雅に振舞うことを心情としており、実用性よりデザインに拘るなど芸術色が強い一面もある。