カールスルーエ

Last-modified: 2023-01-25 (水) 21:51:47
戦術を用いまーす

わたしは一応、幼少期より軍属ですが実戦経験はあまり豊富ではありません。
主に後方支援、特に軍法会議の差配や広報などに従事していました。
その点を踏まえて、わたしを上手に用いてくださいねぇ……閣下♪

 
 

プロフィール

種族人間
武器種
誕生日6月17日
星座双子座
好きなもの陰謀
嫌いなもの個人主義者、貴族
趣味映画製作など
特技陰謀を巡らせること
長所何事も事前の計画を怠らないこと
短所成果がでるまで時間がかかる
 

人物

判事 心をまっすぐにしてきてくださいね~♪

アイゼングラート中央軍広報部部長 判事の一族の生まれ
本人も軍に在籍する傍ら敏腕弁護士として活躍している
非常に優秀な文官で、揉め事やトラブルの処理が得意。その実務能力の高さから特鉄隊に派遣されてきた客将の一人
つまりコロンビアと同じく、階級が車掌より上のお偉いさん
車掌も扱いに困っているが、当人は車掌を「閣下」と呼び過剰に持ち上げている

人物像は一言で言ってしまうと「敵に回したくない人」
常に笑みを浮かべ、礼儀正しく、優しい甘言を並べて人と接するが、その言葉や行動のすべてに裏があると言っても過言ではない
個人よりも全体に奉仕することをモットーにしており、国や民、世界にとって不穏分子なりえたるものは、陰謀詐術を張り巡らせ容赦なく排除にかかる
政敵からはもっぱらド外道呼ばわりされておりその苛烈さがうかがえる
特鉄隊に協力的なのも、三ストトレインを動かせる唯一の存在である車掌を優先することが国や世界にとって、そして自分にとっても有益なため
そのため個人主義者、特に貴族が嫌いでフュッセンとは犬猿の仲

得意の人心掌握術で意のままに人を動かすことを好み、かつ「わたしは人間を愛している」「人間こそが最上の娯楽」とまで嘯き心の底は誰にも見せない
…が、実はあえてそういう陰謀大好き悪女ムーヴをしている節があり、本人もそれを理解している
仮面を引っぺがされると生真面目さや人並みの優しさを隠せなくなり、指摘されると少し慌てる
あまりにも非常識な展開になると逆に車掌にたしなめられてしまう面も…SSレイヤーのシアターは初期実装なこともあるかもしれないが割とキャラ崩壊

現に孤児院をいくつも経営しており、孤児たちからは『お母さん』と慕われている
毎年5月にはたくさんのカーネーションの苗を贈られていて、カールスルーエ自身も全て植えるために、空いてる土地はないかと車掌に聞いてくる
おそらくプレヴェンもその孤児の一人。…プレヴェンを見る限り自分に従順な兵隊を作るための孤児院にも思えるのは人柄ゆえ致し方ないのだろうか…
まあ子供達一人一人の人柄や人格や意思を顧みて、どういう人生を歩ませるべきかを考え、プレヴェンを秘蔵っ子として養子にしたのだと信じたい

プライベートでは多趣味らしく実業家としての側面も持つ

 

広報部

アイゼングラート軍部においてその名の通り「広報」や「宣伝活動」に従事している部隊。映画も作っている
広報や宣伝活動と言うと聞こえはいいがやってることは「情報収集及び国内の情報統制」「プロパガンダ」であり軍部の汚職や腐敗を調査、断罪する内部警察的なことも行っている

メインストーリーにおいてもアイゼングラート内に広がりつつあった「特鉄隊及び連合軍との関係を絶つべき」という不穏な話題と汚職議員を一掃し、世論を獲得するために特鉄隊の「凱旋式」を執り行った

軍部の汚職と凱旋式

そもそもアイゼングラートは古来より幻霧の発生率が高く、それらの対処のために軍備が発達し世界一の軍事大国となった背景がある
しかし結果として軍備費が常に財政を圧迫し、かつ国土に鉱物以外の資源が乏しい側面もあり、カールスルーエ曰く「ぶっちゃけ貧乏」
国民たちも世界平和などに目を向ける余裕はない。田畑を守ってもらうため、国の防衛をになう軍部に積極的に税金を納め続ける
結果、必然的に政界では軍部の発言権が強くなり、同時にそこには私腹を肥やしたいだけの上流階級なども存在した
彼らもまた大局的な目を持たず、目先の利益だけを求めるため、上記の国民たちが置かれている状況を建前に、懐を温めるために世論を味方につけようとしている
そうして「特鉄隊との関係はアイゼングラートには不要なのではないか」という不穏な話題をアイゼングラート内で浸透させ始めていた
全ては特鉄隊に用いるための税金を国庫に納め、のちのちは自分の財布に収めるために、である

世界全体を救うという特鉄隊の理念を理解していたカールスルーエはいち早くこれを危惧し、世論が特鉄隊側に傾くように多数の策謀を巡らせた
凱旋式はその一環だったというわけである


 全体の利益のために、そしてわたしの個人的な幸福のために 
 特鉄隊にはまだ、みんなに愛される英雄でいてもらわなくては♪ 

 

最終的にはレジスタンスの凶弾をも計算に入れ、標的を「取り除き」目的を達した

セントイリスの「外の部隊」のように前線でドンパチやる感じではない、いわゆる裏方ではあるのだが、メインストーリーにてカールスルーエが救援隊を指揮して戦闘しているので軍隊として最低限の戦闘力も持ち合わせている
慈善活動にも力を入れており、孤児院への寄付、炊き出し、土木工事もろもろと、多様な仕事を引き受けている

 

「正義の味方ゼンゼンマン」

アイゼングラートで知らない人はいない国民的特撮ヒーロー
主演女優はライプツィヒ 派手なアクションなどもスタントは使わず全て自ら行っている藤岡弘スタイル
カールスルーエがプロデュースしており脚本も担当している
多数作品が作られているらしく、初期の作品はわざわざ別名義で脚本を手掛けていたりする
短期間で国内に浸透したのもその手腕によるものが大きい…ホームボイスによるとテーマソングもあるらしい

その原典となるオリジナルはアイゼングラートの歴史における、実在すら危ぶまれるという伝説的存在
公的には犯罪者として処理されており記録も残っていない
庶民を虐げる役人たちを人知れず成敗していた、いわゆる義賊である
軍部受けしない、むしろ嫌われた題材であったが、カールスルーエは持ち前の交渉術で企画を通した

イベント「正義の行方」において幻霧の影響でこのオリジナルがゾンビとなって復活
カールスルーエとライプツィヒの正義観を否定、さらに自分の生涯を猿真似して辱めたと激昂して襲いかかってくる
これに対しカールスルーエはライプツィヒと組んで地雷やギミックなどの絡め手を駆使して撃破
さらに一連の戦いを全てペイジン特製のビデオカメラに収めており、映画の素材として利用する周到っぷり
初代ゼンゼンマンの振りかざす正義を「古臭いもの」と口撃込みで切り捨て、心を完全に折り成仏させた

…実はカールスルーエは幼少時、図書館で見つけた本に書かれていたかっこいい義賊…「正義のヒーロー」である初代ゼンゼンマンに憧れていた
そのため上記のように今の時代に合わない正義の形は否定したが、正義であろうとする理想は決して否定せず受け継ぐ意思を見せた

カールスルーエの全体主義思想の根底には、今もなお困っている人たちを救う「正義のヒーロー」への憧れがあることが伺える
それを叶えるのに現実的で、また確実な手段が「陰謀を巡らせること」なのだろう
とことん現実主義である


 暴力ではないもっと尊いやり方で平和を実現させましょう 
 そのための知性であり、貨幣経済であり、私たちです 

 


 わたしたちは正義ではありませんが、その味方ではありたいですから 

 

 まあ要するに上官殿は素直じゃないんですなー 
なお「ゼンゼンマン」の元ネタについては翻訳サイト等で「死神」をドイツ語に変換してもらいたい

頭の時計

なんすかこれ!
ご主人なんすかあのダッサイ時計! 可愛いわんちゃんですね~
嫌でも目を引くカールスルーエが常に*1身に着けている時計型のヘッドドレス
なんでこんなものを付けているかは元ネタカールスルーエ中央駅で検索してもらえるとすぐに分かる それにしてもダサい

なお彼女自身判事ではあるが特定の時間になると何かを回したりということはない

 

戦闘力

実戦は好きではないといいつつもアイゼングラート軍仕込みの卓越した鞭の使い手
戦術家としても有能でありライプツィヒとの連携などもこなす

判事玉(通称)

Sスキル「フローレスストラテジー」にて、めチャくチャ悪い顔をしながら取り出す紫色の丸いナニカ 
魔力を凝縮したなにかしらなのだろうか

ときどきころころけいヨシノの顔が浮かぶ

 

人間関係

車掌

「閣下」

階級的には自分が上なのだが現状における三ストトレインの重要性を知っているためか過剰なほど持ち上げている
…おそらくは特鉄隊での情報や「信用」を得て、特鉄隊内部でイニシアチブをとる目的もあるのだろう
Aシアターでは特鉄隊に馴染めない悩みを打ち明ける……フリをして車掌に自分が有能かつか弱い面もある女性であることを印象づけさせるために一芝居打った


 計画通り!作戦は順調です♪ 
 閣下のそばで有能ぶりをみせつけつつ、こうして守ってあげたくなるような弱い部分をさりげなく見せる……。 
 そういうの、お好みでしょう? 

 

なお車掌からは貴重な文官という意味でも「味方でよかった…」と思われている

プライベートではイリスクラウドでは一般的ではない「カメラと写真」を趣味として進めた
車掌の人柄を図る目的もあったようだが、悪用しようと思えばいくらでも悪事に使える「カメラと写真」という新技術を手渡した瞬間、子供の用に目を輝かせてカナブンを撮り始めた姿をみてすっかり毒気を抜かれてしまったらしい
色香もまじえた挑発的な言動も込みで、いずれは車掌の心という領土を支配して意のままに操ろうとは考えている
普通に絆されちゃってるのはうn

あと、ある期間限定イベントでは非常事態に対し車掌のアホな提案に珍しくド直球で罵倒してた

両親

どちらも存命
元は娘と同じく司法関係の仕事をしていたが、一族柄、叩けば埃が滅茶苦茶出るようなことをしてきたらしい
そこを他ならぬカールスルーエ自身に告発されて全ての名声を失い、何とか実刑から逃げ切ったあと隠居中
農夫として暮らしながら父親は小説を書いたりしてのんびり暮らしている
ちなみに娘のことは全く恨んでおらず、むしろ自分の小説を映画化して稼いでくれ!と手紙を送ってくる始末

ライプツィヒ

忠実なる部下にして「私のヒーロー」
あまり口にはしないがかなり深く入れ込んでいる
ライプツィヒの気持ちを弄み、シュンとする彼女を見て自身も悶えたり、SSレイヤーにおいては「運命みたいに理想的な子と巡り逢えたっていうか、神さまがわたしのためにデザインしてくれたんじゃないかって」と状況が状況なこともあったのだが実に歪んだ愛情をぶちまけて早口になる程度には信頼している

あいつ

本当に気持ち悪い余…
あいつゼンゼンマンのことになると早口になるの気持ち悪い余な

ライプツィヒ自身も、部下ではあるが普通に小言も言うし異も唱えるしツッコミもする
フュッセンになぜカールスルーエに仕えているのかと聞かれた際には「辞令があったから」と端的に答えた
とはいえ上官としてとても信頼しており、その命令は忠実にこなす
またカールスルーエが悪人ではないということも理解しており、気持ちを代弁して車掌に伝えカールスルーエを慌てさせる面も


 上官殿は世間で言われているような、『正義の味方』ではないでしょうが、悪女、悪人でもありません 

 

実直すぎる故にカールスルーエからしたら国民的愛されキャラとしてプロデュースするのも一苦労らしい
「萌え」を理解してないなんて…

プレヴェン

養子
腹心にして秘蔵っ子としても知られる
カールスルーエに絶対の忠誠を誓っていて、当人も「お掃除ロボット」と可愛がっている
「これ」だの「すぐ直るから放っておいていい」だのハタから見ると虐待してるような振る舞いをしているが
回りくどい言い方をしつつもちゃんと「人」として可愛がっている様子

ライプツィヒ×カールスルーエのナマモノ薄い本を見せられた時はあの二人の関係はもっと尊いものであってそういうんじゃないと解釈違いを起こし、大いにキレて廃駅ごと粉砕した

フュッセン

口論…というか口げんかしている風景がPTスキルになるほど仲が悪い
フュッセンからは「腹黒女」「道化」、カールスルーエは「フュッセンお嬢ちゃま」とそれぞれ侮蔑を込めて呼びあっている
カールスルーエは現代において貴族を不要と捉えており、さらに個人主義的なフュッセンとの相性は最悪
…ではあるのだがお互いに筋は通す間柄のようで、メインストーリーにおいてはウィスパーの襲撃からフュッセンを守るために立ち回り
フュッセンも余と対等に口げんかできる希少な者を失うのは惜しいと言われるなど、不思議な間柄
必要もないのにわざわざ言及して悪口を言うなどもはや腐れ縁と言えるだろう
なおあねごぜ謹製のバニー宇宙服を着ている姿を見られたときには「大丈夫か?疲れているのか?」と本気で心配された

ちなみに戦闘時もカールスルーエと同じ衝属性(どころか武器も一緒)と妙に相性がいい

ムルマンスク

ムルマンスクにとっては「ばぁば」を失ってからの自分を保護してくれた人の上司にあたる
彼女からも「『おかあさん』みたいなひと」と親しまれている
許さん余

フランクフルト

プレヴェン、ムルマンスクと共にとある任務の際に引き連れた
自身の性癖上カールスルーエのどギツイ言い回しの数々で気持ちよくなれるので
流石の彼女も辟易していた

ペイジン

イリスクラウドにおいてカメラ技術を発明した人物
広報部がゼンゼンマンという映画を撮ることができるのもハカセのおかげ
「アイゼングラートが誇る天才科学者」と太鼓判を押している

フェルクリンゲン

SSレイヤーの寝室シアターにて名前だけ出てくる
軍の備品の横領し、その嫌疑が誤って車掌へと向けられることとなり、弁護人としてカールスルーエが立候補した
結果、見事裁判で無罪を勝ち取ることができたのだが…車掌曰くフェルクリンゲンのこういった行動は「いつものこと」であり、わざわざ裁判沙汰になることでもないはずだった
もしかしてこの一連の流れは全部カールスルーエの自作自演だったのでは…と疑うが当のカールスルーエは匂わせはするものの甘い言葉で遮った

アンツィオ

笑顔で声をかけたところ逃げられてしまったらしい
車掌曰くそういう子だから気にすることはない、というものの…人柄を警戒された可能性は十分にある

シブヤさん

ご主人!

かわいいわんちゃん
上記のようなちょっとした失言も笑って許した
なお本編では今のところ絡みはない

 

ペトロパブ

期間限定イベントで共演 後に実質的にウルガのママになった
本名はペトロパブロフスクカムチャツキーさん 終いに「ペトツキーさん」と略されることに
ペトロパブからは「かるるん」と呼ばれる

どこぞの貴族様のような変な下心はないとのことで、印象は悪くない模様
ライプツィヒ曰く「ペトロパブ殿の前ではたじたじ」らしいが…

ウルガ

ペトロパブと同じく共演 Mアイゼングラート唯一のトレイソナイトだった(2022年末にヴォルクタが登場し、唯一ではなくなった)
ペトロパブに養子縁組されている

カールスルーエの養子であるプレヴェンへの(一見ぞんざいに見える)扱いをみて、不信感を持たれることになった
…が、ライプツィヒが経緯を説明し、プレヴェンへの扱いを再認識したため誤解は解けたと思われる

小ネタ

  • Sカールスルーエのシアターは車掌が「カメラと写真」を趣味にするお話
    カメラそのものがまだまだ一般的ではない新発明、という設定もだが、「撮り鉄」なる存在も取りざたされていてなかなか興味深い
    撮り鉄は当然三ストトレインを撮るのだが、三ストトレインはいわば国家機密であり、無断で撮るのはヤバい代物
    その写真が反対勢力、それこそ幻霧教徒などの手に渡ったりしたら…ということにもなりうる
    また写真が一般的なものでないため「写真」自体も高額な芸術品のように扱われているなど、世界観設定が補強されている
  • 恥を知りなさいッ!実の両親を告発するなどとはッ!!
    公式判事.jpg
    なお肝心のストーリーでは判事はいきなり泣いた
  • 実はあじちゃんたち5人を差し置いて初のSレイヤー3体目を達成してたりする(恒常、2021年ハロウィン、2022年8月のイベ報酬)
    ちなみに次点ではノッティングヒル、アマノハシダテもSレイヤー3体目を達成している

*1 寝室でも常時着用