恐怖人形

Last-modified: 2021-08-05 (木) 22:49:37

アマゾンプライムURL:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07CVP22VG/

作品紹介

巨大化した人形が殺人鬼となる––
主人公の女子大生・平井由梨(小坂菜緒)は趣味のカメラで幼馴染の真人(萩原利久)と日常の風景を撮影する楽しい日々を送っていた。

ある日、由梨のもとに差出人不明のパーティー案内が届いた。怪しい案内状は同じく真人にも届いており、案内状に記された集合場所に到着するとそこには同世代の男女5人と中年の男性(萩原聖人)がいた。

パーティーの参加者には10万円の贈呈。この謎のパーティー会場となるキャンプ場へと向かった8人を不気味な日本人形が付き纏う。その人形の体が大きくなった時、決して引き返す事の出来ないパーティーが始まる。
(公式サイト原文ママ)

あらすじorz

さらりと説明すれば陸の孤島で被害者が次々に怪物に襲われる
スプラッターホラーである。
参加すれば10万円贈呈という即物的な理由で集まった彼らは
参加メンバー達にある共通点を見出す…

登場人物

文章が長くなりすぎたかページに収まらなくなったので登場人物はべーつページへのリンクとする。
恐怖人形_登場人物

作品評価

  • 実はそもそもアマプラで無料期間なんてやっておらず、みんな有料でレンタルして観ていただけなんだ…
    ご存知招待状ブームの火付け役。
    ジャンルはネオ・サスペンスホラー。ネオって何?って人は実際に観たらネオだわ…って納得できると思うので是非観てほしい
    https://youtu.be/XitHzxJlaw0
    かつてはカタログにこのPVが定期的にうぇぶみとして貼られ続けており、
    ・呪いがぶくぶくと膨れ上がっていくという台詞の後に物理的に膨れ上がって絞殺してくる呪いの人形
    ・唐突に挟まるレズ
    ・やたら格好いい主題歌
    ・チェーンソーを抱えて全力でダッシュしてくる呪いの人形
    といった珍妙な映像から漂ってくるB級映画臭が「」の心を捕らえて離さなかった。まるで呪いみたい…
    しかしいざ本編を観ようと思っても、アマプラを初めとする大半のストリーミングサービスでは有料でしか配信していないため視聴のハードルはちょっと高く、当初はPVだけ観てこの映画をB級のクソ映画と評する声も少なくなかった。
    しかし実際にこの映画を観たことがある「」はそれに異論を唱え続け面白いよ!とアピールし続けた
    そのアピールが功を奏したのか、ある時の恐怖人形スレの流れで次の金曜日に有料レンタルで同時実況やろうぜ!という流れになった。(ちなみにその日の金曜ロードショーは28年ぶりに地上波初登場のグーニーズであり、時間がほぼ被っていた)
    誘われた「」も有料レンタルといってもどうせ500円程度だしまぁ…と案外乗り気で、実況当日も本編実況前の前哨戦として主題歌実況スレやPV実況スレを挟みながら本編への期待をぶくぶくと膨れ上がらせていった
    そして金曜22時、グーニーズが裏の裏の裏で盛り上がっている中でとうとう実況が行われた。
    個性が強い登場人物たち、B級ホラーのお手本のような展開、丁寧な伏線回収、キャンプ場についた後はずっとダレずに観ていられるテンポ感などが強く視聴者たちを魅了し、グーニーズの裏の裏の裏であったにも関わらず実況スレは合計3000レスにも及んだ。
    そしてグーニーズ実況を終えた「」たちもカタログに戻った際になんでこの映画のスレがこんな伸びてるの…?と困惑してスレを覗き、スレが絶賛だらけだったため更に困惑した。
    この好評を受け翌日の昼と夜にもそれぞれ一回ずつ同時実況が行われる運びとなり、金曜日に参加できなかった「」たちもまるで何かに呪われたかのように参加し、そして絶賛した。
    絶賛されているのを見かけた他の「」が興味を持ち…という巡るSPIRALが続いた結果、翌日、そのまた翌日も同時実況は続いていき、最終的には6日間連続で合計8回もの同時視聴が行われた。お前ら頭ぶっ壊れてんな

大体の「」の有料レンタル期間が終了したため一旦ブームは沈静化したが、恐怖人形は招待状文化の顔として定着し、また恐怖人形自体も根強い人気を持った作品となったため、またいつか招待状が送られてくる日が来るかもしれない。
ちなみに筆者はお盆の頃に誰も招待状を出さないようなら出すつもりです

hayakuti.jpg
  • 作品を素っ気なく評すれば某殺人鬼ホラーの焼き直しだが
    構成の上手さに注目すべき作品。
    乱暴に言えばそのうち死ぬ登場人物の紹介に時間をかけず
    キャラの強さで視聴者に印象付けるやり方は
    だるくなりがちなホラー映画に一つの答えを突き付けたと言っていい。
    そして絵柄上ギャグにしか見えない殺戮シーンもクライマックスで素性が明かされる事で
    狂気の行為と見ることができるのが良くできている。
    ネタバレ

    そしてなによりはストーリー上では説明できない怪異を残していることだろう。
    恐怖人形に扮した人物の犯行とするならば疑問がいくつも残る。
    なぜ仕込めるはずのない恐怖人形が写真に写りこむのか?
    そして皆の前に現れるのか?
    教授が預かった人形がなぜ涙を流したのか?
    なぜよしこへの復讐と関係ない教授が殺されたのか?
    大きくなぁれの言葉は人形を愛するようでありながらも教授の説明と合わせると別の意味を持つのではないか?
    殺すだけでいいならなぜ彼は恐怖人形という姿を選んだのか?
    この作品はただの復讐者だけではない何かを感じさせる。ゆえに魅力的である。

コメント

  • 主演のアイドル辞めてる… -- 2021-07-23 (金) 15:54:06