ユニット評価(コンプリート)その4

Last-modified: 2020-06-24 (水) 05:38:08

その1 主人公・紅魔郷・妖々夢・萃夢想
その2 永夜抄・文花帳・花映塚・風神録・緋想天
その3 地霊殿・星蓮船・非想天則

求聞史紀

阿求

【評価】☆☆☆☆
【運用】支援攻撃特化 援護攻撃特化

特定の条件で50話クリア後に加入する隠しユニット。

判明している条件
  • 4話で敵ユニットを撃墜
  • 4話の「小さな花」イベントを発生させる
    • 必ず「阿求で」発生させるべし。

先天技能「御阿礼の子」に書いてあることが狂っている。
ライブラリーの達成度-1の値が全てのステータスと与ダメージ補正に追加される。
初見プレイでも加入時点で+50・+50%は固い。2周目以降ならほぼ+90・+90%はほぼ確定。

唯一の攻撃技「筆」の攻撃力は10段階強化しても3100という低い数値にとどまるものの、各種装備と固有スキル「筆は剣より強し」、そしてフル強化ボーナスを重ねるとその攻撃力は5700まで達する。前作までの支援攻撃力の最大値が白蓮(超人化)の5100だったことを考えると驚異的な数値であると言う他無い。

他のユニットが熱血や固有コマンドを使ってようやく出せるようなダメージを、支援攻撃継続的に叩き出し続けられる。具体的に言うと、弾幕はパワーマキシマムと勇気を使った魔理沙以上、援護攻撃ではフランのダメージの2倍弱に相当する火力を有する。
その火力は難易度Lunaticであっても殆どの雑魚敵を一撃で倒し、ボスを2発で沈める異次元のレベル。有り体に言ってしまえばバランスブレイカー。あまりにも支援火力が高すぎるので前衛が攻撃することはなくなり、ボスを綿密に囲って準備する必要もなくなる。個の力で通常時の運用・戦術を捻じ曲げてしまう最強のユニットである。

「筆」がS属性かつ必中を持たないため分身や切り払い、かく乱に弱いのが唯一の弱点。感応などでフォローしてやろう。

支援攻撃・援護攻撃特化
  • 固有スキル
    • 九代目のサヴァン
      外付けの閃き装置。
      1.0コストとしては十分な働きができるが、阿求に限ってはそんな仕事をさせるのは勿体ない。
    • 妖怪博士
      種族「妖怪」対して凄まじい効果を持つが、ダメージでは「筆は剣より強し」を採用していた場合とそれほど変わらない。
      阿求が後衛かつ、装甲の薄い妖怪ユニット(烏天狗とか)を仮想敵とするのならばこちらに軍配が上がるが、汎用性は低い。
    • 求聞持
      偵察のダメージ補正が倍になる効果。
      雑魚敵がメインのマップでナズーリンの「ダウザーの小さな大将」と併用すると面白いかも。
    • 筆は剣より強し
      筆の攻撃力が+1000さら射程が+5される。基本はこれ。
  • 技能
    • P回収(命中)or(撃破)
    • 支援強化
    • 援護攻撃・連携攻撃
    • 信念・パワー限界突破など
  • 装備
    • 攻撃力アップ系
      • おしらさま
        1.0コストなので攻撃力が+400される
    • 適応アップ系
      ユニットの空適応がFなため、空中にいると全く攻撃が当たらない。
      相手から攻撃を全く受けず、感応を使って命中率をフォローするのであれば不要。
  • ペア
    • エース系ユニット全般
      敵は阿求の支援攻撃だけで倒せるので、生存能力さえ高ければ誰でも良い。
    • 連撃持ち
      なんのフォローがなくとも確実に連撃の発動条件を満たせる。
      特に連撃を1ターンに複数回使える咲夜とは好相性で、SPの保つ限り敵ユニットを倒し続けられる。

ダブルスポイラー

はたて

【評価】☆
【運用】リアル系エース サポート

低速移動力の高いリアル系ユニット。
特化すると低速のまま8マス移動できる良く分からない存在になる。

移動力は魅力的なもののそれ以外の性能は並程度。
武器は全体的に地形適応が高く射程がそこそこあるので扱いやすくはある。
燃費が非常に悪いのが問題。特に参入後の霊夢ルートでは精神コマンドの献身補給を使えるユニットがいないためフォローがしにくいという事情も重なって非常に辛い(紫の手渡し生姜酒をもらうことは一応可能ではある)。
同ルートには霊夢・早苗という強力なリアル系のライバルも存在するため、月に来ないはたてを新規に育成する価値があるかと言うと微妙なところ。決して使えない性能ではないのだが間が悪い。

固有スキルはサポート向きのものが多い。コストが余ったらとりあえず出しておいても良い。
精神コマンド等が後衛向きではないのでサポート能力目当てで後衛に置くのはイマイチ。

前衛型
  • 固有スキル
    • 隠者の紫・念流爆破
      あると便利だがメインで使うほどではない
    • はたての念写ガイド
      低速時の移動力上昇がうれしい
    • スローシャッター
      条件が緩いダメージアップスキル。ボスキラーの後ろに置く場合はこれ。
    • 今どきの念写記者
      燃費問題がほぼ解消される。前衛や援護攻撃で活躍させるならこれ。
  • 技能
    • P回収(回避)or(命中)
    • 気合避け・見切り・かすり
    • 霊力節約
    • 張り付き
    • 援護攻撃・連携攻撃
      今どきの念写記者を活かしたいなら習得させたいが、はたての火力自体は微妙。
  • 装備
    • 回避率アップ系
    • 名もなき骨・坤神の加護
      文との合体技「ダブルスポイラー」を使うならば必須。
  • ペア
    合体技を考えるとと組みたくなるところだが、リアル系2体の組み合わせになり非常にバランスが悪い。
    はたては合体攻撃による火力上昇が嬉しいが、文からすると「無双風神」付きの「幻想風靡」で攻撃したほうが強い。
    ペアは組まずお互い前衛に置いて合体攻撃ができる位置に置いておくのが良い。
    • 援護防御役

三月精

サニー

【評価】☆☆☆
【運用】サポート

固有スキル「リフレクション」が超強力なサポートユニット。
高速移動での強行軍のサポート、虚弱なサポートユニットの保護、敵ユニットに弾幕展開をさせずに接近するなど用途は数多。
精神コマンドも不屈・閃き・隠れ身と優秀なものが揃っている。
「リフレクション」を使い切った後も援護攻撃を誘発させる役割としても仕事ができる。

リフレクション型
  • 固有スキル
    • リフレクション
  • 技能
    • 高速移動・低速移動
    • 精神上昇
  • 装備
    • 移動力アップ系
    • SP回復系
  • ペア
    • なし

ルナ

【評価】☆
【運用】援護防御役 サポート

三妖精合体時は必中・鉄壁・加速を使える重要な精神タンク。
単体では「サイレンス」による命中率補助と加速・努力を活かしたサポートユニットとして使える。

後衛サポートとしては固有スキル・精神コマンドが優秀だが、コスト相応に戦闘能力が低いのでダメージなどはほとんど期待できない。
特にエース系ユニットの後衛としては心許ないところ。命中率が欲しいボスキラーなどに随伴するのが良いだろう。

閃き・不屈を持たず、鉄壁はあるものの本人の耐久力が紙なため、敵に仕掛けていいくのはかなり不安。
特に三妖精を分離・合体を活かして使おうとした時にネックになる。必要なら装備や耐久面の強化でフォローしたい。

合体運用型

合体時の精神タンク。

  • 固有スキル
    • サイレンス
      とりあえず付けておくと役立つかもしれないが、後半になると命中率は感応などで補うことが殆どなので微妙。
    • 光の三妖精
      分離時の耐久・命中率向上に。火力はどうせ出ない。
    • 静かなる月の光
      分離時のことを全く考えないのであればこれだが、他の三妖精がレベル65で習得するスキルと比べると見劣りする。
      ルナ鉄壁・必中を多用することになるため、気迫に回すようなSPの余裕がないという事情もある。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • ガード
    • 精神上昇
  • 装備
    • 耐久アップ系
    • SP回復系
  • ペア
    • なし

スター

【評価】☆☆
【運用】サポート
単体では1.5コストで応援が使えるサポートユニット。
コストが余る後半ではたまに出番がある。

合体時には閃き・直撃が使える。
初期技能の援護攻撃もあり、三妖精分離時のメイン火力として使うことになる。
が、武器攻撃力が低いせいで高い信頼補正を持ってしてもそこまでダメージが出ない。

合体運用型
  • 固有スキル
    • 光の三妖精
      合体・分離を活かすのであればこれ。
      ダメージはもちろん必中を持たないことによる不安な命中率も信頼補正で解消できる。
    • 降り注ぐ星の光
      合体時の戦闘に注力するのであればこれ。
      奇襲には必中の効果が内包されているためルナのSPへの負担が減るのが嬉しい。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • 援護攻撃・連携攻撃
      信頼補正による高いクリティカル率があるので連携攻撃は過剰かも。
    • 精神上昇
  • 装備
    • SP回復系
  • ペア
    • 無し

三妖精

【評価】☆☆
【運用】スーパー系エース

ステータスはそこそこだが、25%で発動する分身と、サニーの習得している高レベルの気合避け・底力ルナ鉄壁により土壇場での粘りが強いユニット。3人乗りによる豊富なSP・精神コマンドを活かした生存能力が強み。

一方で火力の面にかなり不安が残るユニットでもある。
単純に武器攻撃力が今ひとつなことと、ペアを組めないことが重なり雑魚の殲滅能力に乏しい。
雑魚の殲滅に手間取るせいで、普通のペア以上に被ダメがかさんでしまうこともしばしば。
攻撃面の補強をしっかりするか、あくまで雑魚のヘイトを集める係に徹して他のユニットに敵を倒してもらうのが良いだろう。

三姉妹メルランに信頼補正を集めて火力を出させるのが強かったのに対し、こちらは単体での性能が低すぎるため信頼補正をかき集めても雀の涙ほどのダメージしか出ない。分離・合体による戦術はあくまでおまけで、合体時の運用をメインにしていきたいところ。
コストが低いので、分離による援護攻撃の誘発には最適ではある。

三姉妹の項でも触れたが、今作では合体時と分離時の装備・強化がそれぞれ独立するようになった。
特に合体時の強化をするためには、戦闘面でほとんど活用できないルナ・スターの強化をせざるを得なかったため非常にコスパが悪かった。フル強化・WP10段階強化ボーナスも個別に選択できるようになったのもうれしい。
装備もそれぞれにはSP回復系アイテムをつめておき、三妖精には戦闘系のアイテムを持たせておける。

エース運用

サニーの技能についてのものとなる。

  • 固有スキル
    • 日の妖精
      昼マップ限定ではあるがもともとのHP回復と合わせて毎ターン25%のHPを回復できる。
    • リフレクション
      これ自体は有用なスキルだが、エース運用とは噛み合わない。
    • サニーバリアー
      L属性攻撃に相当強くなれる。相手依存にはなるがボス相手にも十分有用。
    • 輝ける陽の光
      熱血が消費SP70の勇気に変化する。勇気の強力さは説明無用だろう。
      一応それぞれの精神コマンドを重ねることで代用は可能だが、勇気がSP70なのに比べて熱血・不屈・必中・直撃を個別に使った場合は40+15+20+20=95と消費が重い。
      他のスキルが必要無さそうであればこれでいいだろう。
  • 技能
    • P回収(命中)or(回避)
    • 気合避け・底力
    • 見切り・かすり
    • 霊力節約
    • パワー限界突破・信念など
  • 装備
    • 回避率アップ系
    • 耐久アップ系
    • 適応アップ系
      • 名もなき骨・坤神の加護
        陸適応に不安があるので、陸に敵ユニットがいる場合は補強してやりたい。
  • ペア
    • ルナorスター
      サニー単体にしておいてルナとスターのペアでも可。
      出撃枠が余っていない限りは3ユニットにバラけて運用するメリットが薄い。

儚月抄

依姫

【評価】☆☆
【運用】ボスキラー

先天技能「巫女」「極み」を持つリアル系ユニットの到達点。
凄まじい生存能力を持ち、さらに固有スキル「アメノウズメ」を使うとさらに回避力が強化される(「巫女L9」の回避率補正は+40%なので「アメノウズメ」を使うと80%まで上昇する)。
武器がMP制のもののみで射程の長い天照大神は消費が激しいために燃費が悪いのが弱点。これも「アメノウズメ」の射程アップ強化により実質的に軽減できるので、エース運用であればこれを選びたいところ。

終章から加入するユニット全般に言えることだが、この時期に加入するリアル系エースユニットは環境的に不遇であり、それはトップクラスの性能を持つ依姫といえど無関係な問題ではない。特に参入が遅い依姫がそのスペックを活かして暴れられるマップは実質71話のみ。高レベルのブロッキングも殆ど腐ってしまうのも悲しいところ。
無理やりエースとして使ってもいいが、直撃・覚醒・魂を使えることを活かしたボスキラーとして使うのが無難だろう。

ボスキラー
  • 固有スキル
    • オオクニヌシ
      他の固有スキルの効果と比べると地味。
      MPの強化や霊力節約の習得を切ってこれで補うという手もある。
    • アメノウズメ
      エース運用だと強い。
    • タケミカヅチ
      命中率をオーバーした分がそのままダメージ追加補正になるトンデモスキル。
      だが、有効なボスが実質大羊幽香くらいしか悲しいところ。
      大ナマズにも有効に見えるがかく乱を使われると完全に無効化されてしまう。
    • 天照大神
      扱いやすいマップ攻撃を使えるようになるが威力がかなり物足りない。
      部隊全体でサポートするならどうしても早苗豊姫という強力なライバルが居るため出番はないだろう。
      エース運用で取りこぼした相手のトドメを刺すのに使うのが無難なところか。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • 信念・パワー限界突破
    • 霊力節約
    • 精神上昇など
  • 装備
    • ダメージアップ系
    • MPアップ・回復系
  • ペア
    • なし

豊姫

【評価】☆☆☆
【運用】サポート

超強力なマップ攻撃「波動扇」が強力なユニット。
弾数節約を習得させれば一回の補給でちょうど2発撃てる。今作から空適応がA以下でも空中での移動にMPを消費しなくなったため、乾神の加護などで空適応をSにしたりしてフォローする必要はなくなった。
同じく強力なマップ攻撃を持つ早苗と比べると信仰ゲージなどの縛りが無いので扱いやすいが、範囲や威力の面で劣る。マップ攻撃要員として同時に運用するのは効率が悪いので、どちらか一方に集中して使いたい…となるとどうしても早苗に軍配が上がりやすいか。71話で早苗が育ちきっていない場合や、レベル75で習得する再動のためのレベリング手段として考えた方が良いかも。

初期からブロッキングを習得していないユニットとしては唯一のシールド装備。前衛で戦わせたいのであればブロッキングを習得させても面白いかもしれない。
普通に使うならば後衛に置いた方が強い。援護防御時はブロッキングの効果はないので注意。

マップ攻撃の他にも再動「海と山を繋ぐ力」「月仙桃」によるサポート能力も強い。
SP回復系装備や精神上昇を習得させて再動を使える回数は増やしておきたい。

マップ攻撃兼サポート

基本は再動によるサポートを主軸としつつ必要な時にマップ攻撃が使えるようにしておく。

  • 固有スキル
    • 波導扇
      射程無限と聞くと魅力的だが唯一役に立ちそうなのは76話くらいで、その76話でも「無限羊」のことを考慮するとこれを使わないほうが良い。
      射程無限とマップ攻撃は射程による威力減衰を活かして遠距離から敵を攻撃するということもできるが、敵味方を巻き込むことを考えるとやはり使いにくいと言わざるを得ない。
    • 海と山を繋ぐ力
      単純に便利な移動能力。味方を陣形ごと移動させたり、邪魔な敵をどかしたり、マップ攻撃に巻き込めたりしたり。
      ただ、使用回数が1回であることと、ある程度豊姫が前にでないといけないこと、特殊体制を持つ敵ボスユニットには有効ではないのがネックとなる。
      幽香の「デュアルスパーク」発動時の対応などに使うと良いかも。
    • 月仙桃
      SP回復は単純に強力な効果。幽々子や輝夜などと組んで再動分のSPを稼ぐのが主な使い方になるだろう。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • 弾数節約
    • ヒットアンドアウェイ
    • 精神上昇
      レベル75で精神上昇L3だと月仙桃と合わせて再動が2回使える
      SP回復系装備1個でも賄えるので必須ではない。
  • 装備
    • ダメージアップ系・移動力アップ系
      マップ攻撃を使う場合。
    • SP回復系
      サポートに回る場合。
  • ペア
    • 小傘・夢子
      固有スキルによるマップ攻撃のダメージアップを狙える。
    • 幽々子・輝夜
      月仙桃によるSP回復を狙ったペア。

レイセン

【評価】☆
【運用】?

2種類の兵装を選択できるリアル系ユニット。

同時に加入する依姫ですらリアル系というだけで辛い立場にあるのに、2.0コスト相応のステータスのこのユニットにはまともな運用では居場所は無い。
突撃装備では固有スキル「全弾発射」による瞬間火力、
狙撃装備では2.0コストとしてはマップ攻撃が使えることを活かしたい。

突撃装備・後衛型
  • 固有スキル
    • 全弾発射
      支援攻撃である30mmソードガトリングサテライトシューティングに対応しており、弾数節約を習得させておくとそれぞれ最大152%・75%の追加ダメージ補正が掛かる。
      支援攻撃にも掛かるのがミソで、支援攻撃で一回・FPMでもう一回と使ってダメージを出せるのが強みとなる。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • 弾数節約
    • 支援強化
    • 信念・パワー限界突破・精神上昇など
  • 装備
    • 弾数回復系
  • ペア
    • ボスキラー全般
狙撃装備・サポート型

超携行式ニュートロンランチャー味方を撃墜し、幽々子の黄泉還り復活などをサポートする。

  • 固有スキル
    • 全弾発射
      狙撃型では超携行式ニュートロンランチャーにしか対応武器がないが、耐久力の高い味方ユニットであっても倒しやすくなる。
  • 技能
    • ほろ酔い
      超携行式ニュートロンランチャーのパワー制限が130なため。
      装備などでもフォローできるので必須ではないが、その装備は他のユニットに回したほうがいいだろう。
    • ヒットアンドアウェイ
    • 精神上昇
  • 装備
    • 初期パワー上昇系
  • ペア
    • なし

靈異伝

魅魔

【評価】☆☆☆(再加入後) ☆(永の章)
【運用】スーパー系エース

加入直後から先天技能「魔法使いL9」「極」を習得している凄まじいスペックを持つユニット。
全属性無効バリアの「絶対魔法壁」鉄壁により敵ユニットがバリア貫通攻撃を持っていな限りはダメージを食らうことは早々ない。
この手のユニットにありがちな近距離に詰められるとという弱点も最小限に抑えられている。

の章加入時は完全にお助けユニット。
その強さに甘えて無双させてしまうと他のユニットの育成が疎かになってしまい、離脱後が辛くなる。
メインで使うのは魔理沙ルート37話・39話などの難しめなマップにとどめておくのがいいだろう。

終章の65話での再加入後からが本番。
固有スキル「カオティックヴェノム」により「絶対魔法壁」の消費MPが0になるため、唯一の弱点とも言えるMP切れの心配が殆ど無くなる。
殆どの雑魚敵の攻撃をシャットアウトして無双することができるが、おおばけばけなどの熱血による大ダメージや白羊のバリア貫通攻撃には注意すること。

前衛型
  • 固有スキル
    • マジックチャージ
      MP消費の激しい魅魔には嬉しいスキルだが、他のスキルを習得するまでの間に合わせでもある。
    • カオティックヴェノム
      絶対魔法壁の消費MPが0になり、雑魚敵相手にガス欠することは殆ど無くなる。
    • 禁呪解放
      武器攻撃力が+300・絶対魔法壁の効果量が+450される。
      強敵向けのスキル。ボスを見据える場合はこれ。
  • 技能
    • P回収(被弾)or(命中)
    • ガード
    • 霊力節約
    • ヒットアンドアウェイ
    • 信念・パワー限界突破'など
  • 装備
    • 装甲アップ系
      絶対魔法壁で無効化するのが前提となるためHPは必要ない。
    • ダメージアップ系
      • 要石
        バリア貫通攻撃を持たないため魔界蟲の処理に困りやすい。
        直撃を使うこともできるが、装備やペアの支援攻撃などでフォローしたいところ。
  • ペア
    • 支援攻撃特化

幻想郷

くるみ

【評価】☆☆☆
【運用】サポート

武器射程が長いリアル系ユニット。

今作から精神コマンドのラインナップが変更され、閃き・必中信頼・直感に変更された。
依然までの魔理沙ルートでは「妖」~「永」の章の間、HP回復手段が乏しかったが、今作ではくるみの信頼にとり治癒能力により継続的なHP回復手段が確保される形となった。

戦闘面ではSサイズと夜Sを活かして避けるユニットではあるが、加入からはしばらく夜マップが無く、初期状態だと回避率に寄与する技能・固有スキルを持たないため非常に辛い。
近距離に潜られると貧弱な攻撃手段が無いのもあり非常に辛い。
よっぽど思い入れがない限りは、積極的に戦わせていく運用は控えた方がいいだろう。

習得する固有スキル・精神コマンドがサポート方面で非常に優秀。
「ブレイクザサバス」を習得するレベル20、「悪魔の契約」のレベル50、「期待」および「他力本願」を習得するレベル65はくるみの利用価値が高まる大きな転機となる。レベリングを欠かさないようにしておきたい。

復活を使った無限行動をする際のキーパーソン。
他力本願を習得させSPを400まで増加させると、復活くるみに使った際に期待を3回使えるようになる。復活分のSPは期待2回で賄えるので、余った残り一回分を再動覚醒持ちに使うことで無限行動が可能。
前作ではWP10段階強化ボーナスを利用しないと不可能であったが、今作では最大SP量を100増やす月の勾玉が2個手に入るためお手軽に達成できる。
復活させたくるみを撃墜する手段が必要になるが、敵ユニット付近に復活持ちユニットを置いておき、復活後に攻撃を仕掛ければ簡単に返り討ちにあってくれることだろう。

サポート
  • 固有スキル
    • 吸血
      グレイズダメージをなかったことにできる程度の回復スキル。
      被弾してガチンコで殴り合ってたらとてもじゃないが回復が追いつかない。
    • 夜の眷属
      夜適応と合わせてなかなかの補正が掛かるが、なかなか止まり。
      エースとして運用するなら夜マップ以外でも活躍してもらわないと困るわけで、これに頼っているようなら厳しい。
    • ブレイクザサバス
      高難易度のボスと一部のスペルカードに対して非常に効果を発揮するスキル。
    • 安地安定
      装備で射程を伸ばせば殆どの敵から反撃を受けなくなる。
      射程外からの攻撃に対しては相手が防御してくることが殆どなのでダメージは期待できないが、
      経験値稼ぎや回復手段の無い相手への削りには十分有効。
    • 悪魔の契約
      任意のユニットに直感を掛けられる。単純に強力。
    • 他力本願
      期待の消費を抑えられる。これもまた単純に強力。
      再動持ちなどと同時に出撃させて活用したい。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • 精神上昇
  • 装備
    • 射程アップ系
    • SPアップ・回復系
  • ペア
    • なし

エリー

【評価】☆☆
【運用】援護防御役 サポート

根性底力で耐えるスーパー系ユニット。
素の耐久力はそれほど高くない。装備スロット3を活かして補強してあげたい。

初期から習得している援護防御と固有スキル門番のおかげで援護防御役として優秀。
一方で耐久面は2.0コスト相当で、初期は不屈を習得していないため自分からは仕掛けづらい。
さらに不屈の習得はレベル25と遅めなため、「妖」の間は前線に立つのはちょっと難しいかもしれない。

固有スキル「床弾幕」による移動不能付与効果が非常に優秀。
ただし一部のイベントによる移動や、紫やこいし・まくらのワープによる移動は封じられないので注意。

援護防御役
  • 固有スキル
    • パーディション
      前作から効果が変わり、隣接すると確定でクリティカルが発生するようになった。
      エリーにダメージを出させたいのなら持たせたいところ。熱血を習得後は無用の長物になる。
    • 床弾幕
      エリーのアイデンティティとなるスキル。
      動き回るボスに対して非常に有効。特にこいしなどのユニット透過能力を持つボスに強い。
      他のデバフ付与スキルと違って効果が1ターン持続するため、後衛に置いて反撃で移動不能を付けまくるという使い方もできる。
    • 門番
      援護防御役として徹するのであればこれ。
    • 不屈のエリーちゃん
      毎ターン適当にボスに仕掛けられるようになるスキル。
      浮いたSPは熱血直撃に回したい。
    • 挫けぬ心
      前衛で戦うのであれば。今作では根性を戦闘前に使えるようになったため利用価値が上がった。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • ガード
    • 援護防御
  • 装備
    • 耐久アップ系
  • ペア
    • エース系全般
      「永」の章突入後、後衛の援護防御役として。
    • なし

幽香

【評価】☆☆(再加入後) ☆(永の章)
【運用】ボスキラー

魅魔とお庵軸「永」の章魔理沙ルートのお助けユニット。
中盤から最終盤までの離脱期間を考えると、まともに使えるのは最終盤の2マップしか無い。
調子に乗ってマップ攻撃で稼ぎすぎると、相当な期間稼いだPPをロスすることになってしまう。
「永」の章魔理沙ルートを乗り切るためにも使ってもいいが頼り切りすぎないように。

剣・盾装備で分身持ち。高いHP・装甲と鉄壁を持つ理想的なスーパー系エースユニット。
克己と固有スキル「孤高の花」により大体の攻撃には分身シールド防御で対応してくれる。
分身必中で、シールド防御直撃で無効化される。敵ユニットがこれらを無効化するために必中直撃を使ってくることは無いが、無作為に使ってくる必中には警戒したり、援護防御は敢えてされないようにすることで直撃への対策をしておきたい。
移動力が低いのと底力を習得していないのは気になるところ。特に底力が無いせいで思わぬ被弾の連発で落ちてしまうことがあるのでHPは高めに保っておくこと。新規に習得させるのも視野に入るが使えるマップ数的に厳しいか。
非常に実用的なマップ攻撃も持っているため、反撃で削ってからマップ攻撃という流れを一人でこなすことができる。が、稼ぎ目当てで敵を倒しすぎると他のユニットの育成が疎かになってしまうのには注意。

76話からは固有コマンド「開花宣言」が追加される。使用することで武器のラインナップが変わりHP・MP回復小が追加される。ステータス面には変化はない。基本的には使えるようになり次第使い得。純粋な武器攻撃力ではトップタイの「四季のフラワーマスター」が使用できるようになるのが最大の強化点となるだろう。張り付きとも相性がいいのでぜひ習得させたい。
一応燃費が悪くなる点やマップ攻撃が若干扱いやすくなると言ったデメリットはあるが、この終盤であれば大したデメリットにはならないだろう。

まあ強いユニットなのは間違いないのだが、最大の弱点は加入期間の短さ・遅さ。
エース風味に仕立てても活躍できる期間がごくわずか。育成が完了する頃には離脱してしまい、再加入した頃にはもうエースとして活躍できるマップは無い。育成に使ったPPは殆ど無駄になってしまい、離脱後の攻略が非常に辛くなってしまう。
どうしても辛いようならば雑魚敵の相手をさせてもいいが、「永」の章・最終盤共にボスキラーとして活躍させるのが無難。

ボスキラー型
  • 固有スキル
    前作と名前が変更され漢字二文字で統一されている。
    • 狂咲
      前作から効果が15%から20%に強化された。単純に強力なので迷ったらこれでいい。
    • 返花
      カウンターに特化するのならば嬉しいスキルだが発動条件が厳しめ。
    • 孤高
      エース運用ならばこれ。
    • 戦慄
      再加入時に習得しているスキル。強力ではあるが活用できるマップがもう無い。
    • 開花
      SPが毎ターン回復するようになった影響で有用性が薄れてしまった。
      開花宣言を温存しておいて熱血・直撃などを使った後にSPを回復する戦術が取れる。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • 張り付き
    • 弾数節約
      開花宣言後に有効。
    • 信念・ガード・パワー限界突破など
  • 装備
    • 耐久アップ系
    • ダメージアップ系
  • ペア
    • なし

怪綺談

夢子

【評価】☆☆
【運用】支援攻撃特化 ボスキラー

69話で加入するスーパー系ユニット。

固有スキル・初期技能などは前衛向きのものが多いが、ユニットのステータスはそこまで高いものではなく、集中鉄壁などを習得しないためエース運用にはあまり向いていない。ペア全体を強化する固有スキルを2つ持っているので、それを活かしたペア編成をするのが強い。

今作では敵対時に猛威を奮った固有スキル「再攻撃」が使用できる。
ただ、その強さは「閃き・不屈を消費させた上で攻撃できる」「援護防御をすり抜けられる」ことに集約されており、味方側で使ってもそれほど強くはない。夢子にWPを注ぎ込むなどしていない限りは他のスキルを活かした方が良いだろう。

後衛型
  • 固有スキル
    • タンデムアサルト
      非常に無難なペア強化スキル。単純に強い。
    • デモンスレイヤー
      クリティカル率の高いペアと組めばダメージ+2000の効果。
      ただ熱血を使うと完全に腐ってしまう。ボス戦だと夢子自身は熱血を使ったほうがダメージが出せるので、雑魚戦で継続的にクリティカルを出し続けられるユニット(エリー・天子・ナズーリン)や連携攻撃を習得させた援護攻撃特化ユニット熱血などよりクリティカルを優先するアリスなどとの相性が良い。
  • 技能
    • P回収(命中)・(撃破)
    • 支援攻撃
    • 弾数節約
    • 援護防御
    • 信念・パワー限界突破など
  • 装備
    • 弾数回復系
    • ダメージアップ系
  • ペア
    • アリス・天子・ナズーリン・エリーなど
      デモンスレイヤーと相性がいいユニットたち。
    • 援護攻撃特化
      連携攻撃を習得していればデモンスレイヤーも利用できる。
      ペアを組んでいない状態での援護攻撃によるダメージが11000を越えるようであればタンデムアサルトが上回るので、ダメージを見て使い分けたい。

神綺

【評価】☆☆☆
【運用】サポート 支援攻撃特化

コスト4.0に相応しいとんでもスペックを持つサポートユニット。
前作と比べるとSP回復の有用性はやや薄れたものの、それでも依然強力なのは変わりはない。
最もコストの低い祈りを使えるユニットであり、激励・復活・祝福などの有用な精神コマンドを数多く持つ。

「祈りのカーテン」はダメージ軽減量は控えめなものの、ボスのマップ攻撃や複数回行動に対して強烈に効果を発揮する。
強敵相手には是非とも連れていきたい。
「ディバインウォール」発動時の消費MPは神綺持ちなのでMPの補強は忘れずに。

戦闘ユニットとしてはバリア持ちでサイズL、HPも5桁超えとすさまじい耐久力を持つ。
ただし、足が遅くP武器も貧弱でとても扱いづらい。スーパー系としては鉄壁も持っていないのがイマイチ。
「ディバインウォール」が後衛でも発動することを活かしての後衛運用が適任。コストが4.0なのもあり支援攻撃の威力にも期待できる。

後衛型
  • 固有スキル
    • 安らぎの心
      前作では総SPを底上げするのを目的として習得させるスキルであったが、今作では序盤からSPをブーストしたい時に有効。
      序盤から激励感応などを連発させたい場合に。
    • 祈りのカーテン
      複数回行動やマップ攻撃によるダメージを大きく軽減できる。
      マップ攻撃を連発する大ナマズやまくら対策に。
    • 神の抱擁
      前衛でないと効果がないので注意。前衛に出して暴れさせたい場合は効果的。
    • おかあさんと一緒
      雑魚敵相手への継戦能力が凄まじく高まる。
      とはいえ他のユニットによる信頼献身などでも代用ができる効果なので優先度は低め。
  • 技能
    • P回収(撃破)
    • 精神上昇
    • 支援強化
    • 信念・ガード・パワー限界突破など
  • 装備
    • SPアップ・回復系
    • MPアップ系
  • ペア
    • スーパー系エース全般
    • 諏訪子