☆雨●●●●

Last-modified: 2026-03-06 (金) 16:23:28

2017年セ・リーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージの試合結果。
「☆」は優勝チームに与えられる1勝のアドバンテージを表す。

実際には「☆☂●●●●」と書かれることが多いが、WIKIWIKIではページ名に絵文字が使えないため、当Wikiではこのようなページ名としている。


概要

広島は圧倒的な打撃力でセ・リーグ2連覇を達成、ファーストステージを勝ち抜いたDeNAを迎え撃つことになった。1戦目は広島の先発・薮田和樹が5回無失点の好投で、5回裏に降雨でコールドが成立して勝利。
しかし2試合目以降は打線の沈黙と不可解な采配が目立ち、4連敗でシーズンを終えることになった。

試合結果

※第4・5戦は当初それぞれ10月21・22日の日程で組まれていたが、雨天中止に伴い23・24日にそれぞれ変更となった。

第1戦

10月18日(水) マツダ 1回戦(広島1勝0敗0分)
試合時間1:37(開始18:00 終了20:13) 入場者30,810
 
123456789RHE
DeNA00000----021
広島00003----330

(5回コールド)

バッテリーDe石田(0勝1敗)-戸柱
薮田(1勝0敗)-會澤

両者4回までは三者凡退に抑える回が何回かあったが、5回ウラに田中と菊池のタイムリーで広島が一挙3得点を挙げる。
そして、その後に降雨でコールドゲームが成立して試合が終了した。

第2戦

10月19日(木) マツダ 2回戦(広島1勝1敗0分)
試合時間3:40(開始18:01 終了21:41) 入場者31,165
 
123456789RHE
DeNA0020210016110
広島000101000271
 
バッテリーDe濵口(1勝0敗)、Hパットン山﨑康高城、戸柱
●野村(0勝1敗)、九里今村、中田、ブレイシア-會澤
本塁打De宮﨑1号(1)

3回表、二死満塁から宮崎の2点タイムリーでDeNAが先制。
4回ウラに西川のタイムリーで1点差に詰め寄られるが、その直後の5回表に代打・乙坂の2点タイムリーも生まれて点差が離れる。
また、終盤の9回表には宮﨑のソロが生まれてDeNAが1点を追加した。

第3戦

10月20日(金) マツダ 3回戦(広島1勝2敗0分)
試合時間3:23(開始18:00 終了21:23) 入場者31,279
 
123456789RHE
DeNA010000000180
広島000000000060
 
バッテリーDe井納(1勝0敗)、H三上、砂田、H須田、Hエスコバー、Hパットン、S山﨑康(1S)-嶺井
●ジョンソン(0勝1敗)、今村、一岡、ジャクソン、中﨑-石原、會澤

2回表に二死一・二塁から井納のタイムリーでこの日もDeNAが先制点を挙げる。
しかしそれ以降は両者ともに得点を挙げることがなく、最終的にDeNAが8安打・広島が6安打ながらも1点で試合が決された。
DeNAは広島にアドバンテージを含めて2勝を先攻されていた状態から2連勝で返し、2勝2敗のタイに戻すことに成功した。

第4戦

10月23日(月) マツダ 4回戦(広島1勝3敗0分)
試合時間3:26(開始18:00 終了21:26) 入場者31,311
 
123456789RHE
DeNA000130000480
広島300000000350
 
バッテリーDe○ウィーランド(1勝0敗)、砂田、H三上、Hエスコバー、H今永、S山﨑康(2S)-嶺井
●薮田(1勝1敗)、九里、今村、一岡、ジャクソン、中﨑-會澤、石原
本塁打De筒香1号(1)
1号(2)

土日の試合中止を挟んだ後の試合だったが、初回に広島が丸の2ランなどで3点を先制する。
ただ中盤あたりから流れがDeNAの方に傾く。まず4回表に筒香のソロで2点差となると、続く5回表に桑原の2点タイムリーで同点に追いつく。
さらにロペスが決勝タイムリーを放って、その1点差のまま試合が決することとなった。
DeNAは3連勝で日本シリーズ進出に王手をかけた。

第5戦

10月24日(火) マツダ 5回戦(広島1勝4敗0分)
試合時間3:39(開始18:00 終了21:39) 入場者31,230
 
123456789RHE
DeNA0121201209160
広島200001000391
 
バッテリーDe石田、○三嶋(1勝0敗)、H濵口、三上、エスコバー、パットン、山﨑康-嶺井
●野村(0勝2敗)、大瀬良、中田、今村、一岡、ジャクソン、中﨑-會澤
本塁打De宮﨑2号(1)、桑原1号(2)、筒香2号(2)、3号(1)、梶谷1号(2)
新井1号(1)

広島は前日と同様に、丸に先制打が生まれるとバティスタもタイムリーを放って2点を先制した。
ただ、その直後の2回表に宮﨑の2号ソロで1点差とすると3回表にも桑原の逆転2ランが生まれて速い段階で逆転に成功した。その後も代打・細川のタイムリーや、筒香の2号2ランでリードを広げる。
広島も新井のソロで3点目を取り点差を少し縮めたが、筒香の二打席連続の3号ソロや梶谷の2ランが生まれるという本塁打攻勢でDeNAは6点差を付けた。
最後は山崎康晃が三者凡退で締めてDeNAが日本シリーズに進出した。

なんJでの反応

DeNAは4位の巨人と2ゲーム差でギリギリ3位だった一方で、広島はDeNAと14.5ゲーム差*1をつけており、その上DeNAはファーストステージで消耗していた*2。更にベイスターズ自体が弱いという世間一般の認識や前年のCSファイナルの結果もあり広島が優勢、との見方が強かった。
しかし広島は5回で終わった初戦のコールドゲームでしか勝てず、4連敗でCS敗退という不甲斐ない結果に終わってしまい、なんJでは大規模な広島煽りが発生した。
また、コールドゲームの3日前に行われたファーストステージ第2戦の件もあり、シャワーに等しいような雨で成立させたことや、広島が先制した直後のコールド成立に疑問の声があがった*3

原因

  • 広島のDeNAに対する苦手意識
    2017年のペナントレースでは広島は唯一DeNAに12勝13敗と負け越している。とはいえそれでも五分に近いのだが、何度もとんでもない負け方をしているためか、選手からも「苦手意識を持っている」と発言が出てしまうほどのDeNAへの苦手意識を刷り込まれた
    一例として8月22日から24日は3試合連続でDeNAにサヨナラ負けを喫しており、その内容も22日は5-2と3点リードから筒香2ラン→ロペスソロ→宮崎サヨナラソロの3者連続ホームランでサヨナラ(NPB史上初)、23日は鈴木誠也が負傷し、それにより起きた守備の連携ミスで負け、24日は守備の名手である菊池ですら捕球できないイレギュラーサヨナラ内野安打*4という惨憺たるものだった。
    更に10月1日にはDeNAの先発投手ジョー・ウィーランドに3ラン含む3打数3安打4打点を許した末に、DeNAのCS進出を決めさせてしまった。
  • 戦力面での差が埋まってしまった
    同年のクライマックスシリーズは、雨天中止をファーストステージで1日・ファイナルステージで2日挟んでいる。ファーストステージでの順延は直前に休養日を挟まずして広島との対決を迎える形となるため、上述の通りDeNA側にとって不利という声もあったが、幸運にもファイナルステージでも順延が生じたことで休養日を設ける事ができ、第4,5戦はある程度疲労を軽減して試合に臨めた。
    一方の広島は上述した鈴木誠也を始め安部友裕、ブラッド・エルドレッドなど主力が故障で離脱(安部は第4戦から復帰)し、戦力に穴が生じてしまっていた。このためペナントレースでリードしていたゲーム差以上に戦力面での差が縮まってしまったと考えられる。
    また、DeNAは元々左腕投手が豊富であり、強打者に左打者が多い広島打線と相性が良かったという部分も大きいとされている。
  • 広島側のミス
    ペナント終了からCSファイナルステージまでかなり期間が空く*5にも関わらずCS前の実戦がアマチュアチームとの練習試合のみ、河田・石井コーチの辞任をCS前に発表するなどがあり、これらが原因で選手の体力や士気が大きく下がっていたのでは、とも指摘されている。
  • 監督による采配の差
    DeNAは巨人との接戦を制し2年連続CS出場、3位からのCSファースト突破と勢いに乗っている状態であった。その上ラミレス監督巧みな継投策や一見奇抜ながらも結果を残す野手起用など、短期決戦のポストシーズン戦に向けて薄い戦力を補う采配が結果を出し続ける。
    反面、広島の緒方監督は無死満塁一点差のチャンスで代打攻勢に出るも中継ぎの三上朋也*6に二者連続三振に斬られ決定機を逃す場面などがあり、結果的に両監督の采配の差が明暗を分けたとも言える。

広島が苦手とするDeNAにさらに勢いがつき、監督の采配にも差があったことがこのような結果につながったといえよう。

余談

広島首脳陣は2017年のCSで投手ウィーランド相手に「野手と同じ様に攻めろ」と指示。しかしウィーランドは代打で出てくる事はなく第4戦で登板しヒット1本を含む全打席出塁をしている。
しかし翌年の8月3日には延長戦で本当に代打で登場。野手並みのガチ配球をしたが四球となり、そこからサヨナラ負けを喫した。なおウィーランドは同年限りで退団となっている。

CSファイナルステージにおいて、優勝球団が第1戦を勝ちアドバンテージを含めた2勝0敗とした事例は30回以上あるが、2勝0敗からCS突破を許したのは現在に至るまでこの年の広島が唯一である。

関連項目

Tag: 広島 横浜 ポストシーズン


*1 極端に差がつく原因となった巨人戦を除くと6ゲーム差。
*2 10月16日に予定されていたファーストステージ第3戦が雨天中止の影響で17日にずれ込んでいた為、DeNA側はファーストステージ後に休養日を挟まず翌18日からのファイナルステージに臨む事となった。
*3 言うまでもないことだがコールドの判断を下したのは広島ではなくNPBであり、この件で広島を煽るのはお門違いである。また不本意なコールド負けを喫したラミレス監督も「アンパイアの方たちも、広島が点を取ったから中断したわけではない」「今日はたまたまこういう結果になった。天気と論議はできない」と冷静なコメントを残している。
*4 余談だが、打ったのは奇しくも同年守備難で話題となっていた倉本寿彦であった。
*5 本拠地のマツダスタジアムが屋外球場にも関わらず、10月1日に12球団最速かつ日程表通りに全日程を終了していた。
*6 シーズンでは31ホールドを達成したが防御率5.12と不安定な投球を続けており勝ちパターンから外されていた。