あのGM

Last-modified: 2020-02-18 (火) 14:02:06

東北楽天ゴールデンイーグルスゼネラルマネージャー・石井一久の蔑称。
由来は、楽天の監督を解任された直後の平石洋介が、石井のことを「あのGM」呼ばわりしたとされていることから*1


経緯 Edit

2019年10月11日に、平石が監督退任する経緯について、石井が報道陣に文書を配布する異例の行動をとっていた。
内容は「イーグルスの現状の課題を得意分野的に平石では改善が望めないから」というものだが、則本昂大岸孝之のダブルエースを怪我で欠いていた中で、前年最下位のチームをAクラスに導いた監督の評価として適当でないのではという声も多かった*2
それに加え、退任の理由を公開するという行為自体も議論を呼んでいた。

楽天 石井GMが異例「平石監督の退任経緯&ビジョン」文書で報道陣に説明 - スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/10/11/kiji/20191011s00001173145000c.html
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さらに後任に、ヤクルトでの現役時代の後輩であり自身がイーグルスに呼び寄せた三木肇*3二軍監督を所属2年目で抜擢したため、
「平石がダメで三木ならOKというのが理解できない」「自分へのYESマンで固めようとしているのではないか?」「お友達チーム作り」などの疑惑がなんJでは沸いていた。
そんな最中に報道されたのが以下の記事である。

該当記事(問題となったためか元記事は既に修正済み) Edit

【楽天】球団に退団を申し入れた平石前監督「今後は全く決まっていません。本当にさみしい」 - スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20191015-OHT1T50093.html

あのGMには会ってないですね。安部井(統括本部長)さんと(立花)社長とは話はしました」

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平石激怒? Edit

「あのGM」発言と以下の発言から平石がブチギレているのではないかと話題になった。

平石前監督、球団側から「2軍統括」新設ポストのオファーも退団 「それが全て」 - スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20191015-OHT1T50084.html

平石前監督は「退団させてもらうことを伝えました」と明言。退団を決断するに至った経緯について聞かれると「僕は仙台が好きですし、宮城県、東北が好きです。楽天に来て15年ですけど、選手、スタッフ、球団の職員の方、またファンのみなさん。本当に誰にも負けないくらいの思い入れは持ってます。そんな私でも退団する決心をした。それが全てですね」と声を絞り出し、無念さをにじませた。


あのGM、コーチ人事の理由を語る Edit

楽天コーチ人事発表 石井一久GM「チームOBを入れたかった」 - 中日スポーツ
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/npb/news/CK2019101402100054.html

「三木監督が(情報を)共有できるような配置転換。楽天のOBを入れたかった*4」と意図を語った。

なお、楽天一筋のOBである平石に打診されたのは監督でもコーチでもなく「2軍統括」という新設ポストであった。


指摘されがちなあのGMの行動 Edit

真相? Edit

  • 河北新報スポーツ部の記者が、「あのGM」という表現は誤りで、実際には「あのー、GM」だったと証言した。
    https://twitter.com/yusaku_hazama05/status/1186066269587394561

    ネットで話題の「あのGM」っていうのは「あのー、GM(には)」が正確なところです。会見の現場に居合わせましたし、周囲の記者とも見解は一致しています。当事者の名誉のためにご指摘しておきます。

はたして報知の記事が正しかったのか河北の記者が正しかったのか、真相は不明。
取材中は録音もしているはずなので公開すれば真偽ははっきりとするが、活字媒体のマスメディアは通常取材映像や音声の公開はしないため今後明らかになる可能性は低い。

その後 Edit

楽天を退団した平石はCSで闘ったソフトバンクの一軍打撃コーチに招聘され、そのまま就任した。なお、平石に充てられていた二軍統括ポストには大村三郎(サブロー)氏が就任した。ちなみに大村のマネジメントは石井が所属していた吉本興業である。
監督が翌年に同一リーグ他球団のコーチに就く例は、2009年にオリックスの監督を退いた大石大二郎が翌年からソフトバンクのヘッドコーチに就いた*10以来の出来事であり、珍しいケースと言える*11

関連項目 Edit


*1 本部長は名前で呼んでいるのに対し石井は役職名で呼んだ
*2 とは言え浅村栄斗、ブラッシュという強打者2名の獲得に加え、茂木栄五郎や銀次の復調などの要因もあるため一概に全て平石の采配の功績とは言えない。
*3 元ヤクルト→日本ハム。コーチ/監督としては日本ハム→ヤクルト→楽天。
*4 本記事で修正が入ったのかどうかは不明であるが、一部媒体向けの中日スポーツソースでは「楽天OBをもうちょっと入れたかった」となっている。
*5 もっとも同年の嶋は腰痛の影響もあって盗塁阻止率が一割を切るなど走られ放題。2軍でも精彩を欠いており大幅減額は仕方ないという見方もある。また、減額の一方で球団側はコーチの椅子を用意するなど功労者に対しての筋は通したが、嶋は現役続行して一軍での出場機会を望んでいたので、どちらが悪いという話でもない。
*6 プロ9年目となる2019年シーズン終了時点で通算111試合出場。
*7 2019年シーズンは怪我の影響もあって一軍出場なし。
*8 嶋退団以前はFA権を行使した上での楽天移籍が有力視されており、楽天側も會澤獲得に向けての調査をしていた。
*9 もっともこれに対しては、上岡が地元枠で推薦して指名した選手がモノにならず大半が数年で戦力外になっていたり、この発言は「実力のある選手よりも地元の選手を取れ」という本来スカウトにあるまじき意味の発言でもあるため、非難する声も多い。
*10 ただし、大石と秋山は2008年にソフトバンク-オリックス戦がない日に会っていたとすっぱ抜かれ、2人はその後のNPBの調査で事実と認めた。2003年以降のホークス-オリックス戦の対戦成績が悲惨なことになっていた為、八百長を疑わせる行為だとして2人とも戒告処分を受けた。
*11 翌年の他リーグでのコーチ就任であれば山下大輔(横浜→楽天)など、翌々年でのコーチ就任であれば、尾花高夫(横浜→巨人)、伊東勤(ロッテ→中日)などがいる。