ええの獲ったわ!

Last-modified: 2021-03-15 (月) 06:49:23

阪神タイガースの関連記事にて散見されるフレーズのこと。
ニュアンスとしては「○○最高や!○○なんて最初からいらんかったんや!」に近い。
経緯から阪神時代の蕭一傑(元阪神→ソフトバンク)の蔑称としても使われた。

概要

2008年オフに横浜からFA宣言し、阪神と入団交渉をしていた三浦大輔横浜残留を表明し獲得に失敗した際に、同年のドラフト1位で獲得した奈良産大の蕭一傑(しょう・いっけつ)*1を絶賛したサンケイスポーツの見出しである「ええの獲ったわ!虎、三浦断念も蕭がいる!」が初出。

 

その蕭は最速148㎞の直球と高い制球力が売りであるとされていたが、いざプロ入りすると特に致命的な故障歴がないにも関わらず直球は135㎞前後かつ変化球も制球力も見るべき特徴がないという地雷投手の典型であり、一軍で2登板しかできなかった。このような結果から、三浦を取れなかった負け犬の遠吠えのような見出しの悲壮感と、肝心の蕭の不甲斐なさと合わせてネタにされた。

ちなみにこの年のドラフトを一部阪神ファンは「蕭ドラフト」と呼び2011年そして1995年*2と並んで阪神ファンの中では特に失敗ドラフトの代表扱いをされた*3。今でも阪神が謎ドラフトを行うたびに蒸し返されている。

この年は、逆指名制度導入前の1992年度以来16年ぶりに高校生と大学生・社会人が完全に対等な条件で指名されるドラフトに改正された元年であった。しかし、結果的に見るとこの年のドラフト1位指名選手は全体的に不作であり*4、阪神が競合で外した松本や藤原も特筆すべき成績を残せないままNPBを去っているので、なにも阪神だけが上手くいかなかったわけではないことに留意すべきである。

余談

また、助っ人外国人の場合、クレイグ・ブラゼルマット・マートンなどの大成功補強から、ケビン・メンチブルックス・コンラッドなどの失敗、さらにはマイク・グリーンウェルなどの壊滅的失敗まで幅広く使われている。なお助っ人外国人は別に「電鉄本社が金庫の重い扉を開けた」のフレーズが使われる場合も多い。
現在では球団を問わず新人など、入団したばかりの選手が試合で早くも活躍した場合にファンがこのフレーズを用いるケースがほとんどである。


関連項目



Tag: 阪神 ドラフト 報道機関


*1 台湾籍で本名はシャオ・イージェ。早大の松本啓二朗(元横浜/DeNA)とNTT西日本の藤原紘通(元楽天)の外れ外れ1位で指名。ただし蕭は元々横浜か西武への入団を希望していた。2012年限りで阪神を戦力外になった後はソフトバンクの育成選手を経て2014年よりCPBLの義大/富邦で5年間プレー。2019年、王柏融(日本ハム)の通訳を務める。
*2 指名選手全員が故障または実力不足で早期に戦力外となり阪神を去っている上、今なら球団存続に関わる大問題に直結しかねないほどの指名過程の酷さもあった。
*3 ただし2位以下が柴田講平上本博紀西村憲なので決して悪くは無いという評価も一定数ある。
*4 社会人投手の注目株であった田澤純一がメジャー挑戦を理由にドラフト指名回避を希望したことにより、注目選手が少なくなったことも大きい。結果的にドラ1で成功と言えるのは大野奨太(日本ハム→中日)と大田泰示(巨人→日本ハム)くらいであった。しかも大田は巨人では花開かず日ハム移籍後に本領を発揮している