かわいそうでした

Last-modified: 2021-04-11 (日) 21:51:10

日本ハム・金子弌大に対して実況の清水久嗣アナ*1が思わず口にした同情の言葉。

概要

2020年8月13日の千葉ロッテ対北海道日本ハム9回戦(ZOZOマリン)でのことだった。この6連戦は3位・ロッテと4位・日本ハムの直接対決というカードで、特に0.5ゲーム差で迎えたこの日の試合は勝った方が3位となり、さらに栗山英樹監督の監督通算600勝目のかかった重要なゲームであった。日本ハムは4点をリードし一時は試合を優勢に進めるも、5回に先発・河野竜生が3本のソロ本塁打を浴び、6回にも菅野剛士のタイムリーで同点に追いつかれる。ロッテに傾きつつある流れを食い止めるべく、金子が7回のマウンドに送られた──のだが。

7回裏の打席結果

打者数塁の状況打者結果
1-レオネス・マーティンファーストゴロで手堅く1アウト...かと思いきや一塁手・清宮幸太郎がトンネル
この試合両軍通じて初の失策。
2無死一塁安田尚憲空振り三振。1アウト。
3一死一塁井上晴哉引っ張った打球はサード強襲の内野安打。
しかしながらバックアップに入った遊撃手・中島卓也が後逸(エラーは付かず)。
その間に一塁走者・マーティンは三塁へと進塁。
4一死一・三塁清田育宏平凡なサードゴロ。しかし今度は三塁手・横尾俊建が悪送球。二塁への送球は大きく逸れマーティンが生還。
ロッテ勝ち越し。ちなみにここまでのエラーが全て無ければ、井上の内野安打があっても清田のサードゴロが3アウト目であった。
5一死一・二塁菅野剛士空振り三振。2アウト。
6二死一・二塁田村龍弘ショートゴロ。中島から二塁手・渡邉諒に渡り二塁封殺で攻守交替……と思われたが渡邉のベースカバーが僅かに遅れセーフの判定
すかさず栗山監督がリクエストを行うも判定覆らず。中島に野選が記録され、二死満塁になり攻撃続行
7二死満塁佐藤都志也*2センターへの2点タイムリー。ここで金子降板、福田俊にスイッチ。
8二死一・三塁福田秀平見逃し三振。3アウト。


味方の守乱に足を引っ張られまくった結果、金子は0.2回27球被安打2、与四死球0、2奪三振、3失点(自責点0という結果で敗戦投手となってしまったエラーが無ければ清田の打席で7回は終わっている上に、日本ハムが9回に1点返していることから、この回のエラーが無ければ1点差で勝っていた。そのため金子への同情と内野陣への熱い批判が殺到した。
特に長く1割台が続きながら贔屓起用で全く2軍に落ちない清宮と、打撃はお察しながら守備要員で1軍にいる中島*3は、清宮を贔屓する栗山監督共々大いに批判された。

また、この後投手交代の際にマウンドに内野手4人が集まった際には、全員揃って守備のミスをしたことにより、乗客全員が犯人だったアガサ・クリスティの小説「オリエント急行殺人事件」のようだと言われた。

生え抜きのベテランも近年のチームの守乱に苦言

https://www.daily.co.jp/baseball/2020/11/12/0013858677.shtml?pg=2

4年連続のV逸、そして2年連続のBクラスで終わった今季の日本ハム-。キャリア13年、デビューから毎年50試合以上登板を達成するなど、ブルペンを支え続けてきた宮西尚生投手(35)は、チームの現状に対して強い危機感を口にした。
「来季に向けて(選手の)意識改革をもっとしていかないと、ずるずる行ってしまう」
今季はシーズンを通し、勝敗に直結するような致命的なミスが散見された。野球にミスはつきものとはいえ、チーム全体で75失策、13捕逸はともにリーグワーストだ。「同じような感じのミスが出てくる。お粗末なプレーだったり、ここ数年目立つ」。サインプレーや、走塁面など数字に見えない部分でも攻守のミスが多かった。
「ミスすることによって成長しますけど、同じミスをし続けるってのは成長できない」

戦評

ロッテは5-5で迎えた7回裏、先頭のマーティンがファーストゴロで出塁する。
続く安田は三振となったが、5番井上がサードゴロで繋いで1死13塁とすると、 6番清田のサードゴロ併殺打で勝ち越しに成功。
続く田村のショートゴロで満塁とし、代打佐藤の2点タイムリーヒットでリードを3点に広げて勝ち越しに成功。
その後も継投で日本ハムの攻撃を凌いで8-6で勝利した。

関連項目


*1 日テレNEWS24・BS12トゥエルビ・パ・リーグTV他配信で共通。パワプロ2018・2020の実況アナウンサーの一人でもあり、またキタサンブラックを手掛けた中央競馬の調教師の清水久と名前が似ていることから時々競馬ネタで弄られたりもする。ニッポン放送競馬中継で関東圏のG1レース実況をしているため、キタサンブラックが出走したレースを実況したこともある。
*2 茶谷健太の代打。
*3 中島は昨年もチームの失速を決定付けるエラーを犯している。