2009年10月、広島東洋カープの新監督に就任した野村謙二郎が講演会で語った内容の一部から。
略称は「すごC」。
初出記事
野村監督「優勝を目指す」 原田病院の講演会で熱く - 西広島タイムスWEB
http://l-co.co.jp/times/modules/log/index.php?content_id=689
勝つために素晴らしい球場ができた、素晴らしいファンにも恵まれたと改めて挙げる。「後は結果を出すこと」。
クライマックスシリーズ進出の「3位以内」狙いはしないと話し、「絶対優勝してやる」と心構えを口にした。会場は大拍手で沸いた。
「そして優勝したらね」と、いたずらっぽく。全国の、カープの優勝はないと見る人から、
「すごいな、カープ。どうやったんだ?」と聞かれた場合を仮定する。
ちょっと間を置いて身を正し、澄ました顔をしながら、「『いや、普通のことをやったまでです』というつもりです」―。
当時はさほど注目されていなかったものの、2010春季キャンプからシーズン中盤にかけて故障者が続出しカープの借金が膨らむにつれ頭角を表し、
「『そして優勝したらね』と、いたずらっぽく」
「いや、普通のことをやったまでです」
とともに、カープを貶める言葉の地位を確立した。
その後
この発言から7年後の2016年9月10日、野村が手塩にかけて育て上げた選手達の活躍で快進撃を見せていた広島は25年ぶりのリーグ優勝を果たす。
しかし優勝時には野村ではなく後任の緒方孝市が監督を務めており、この発言がクローズアップされることは(なんJですら)なく、ひっそりと死語になっていたようである。
現在ではもっぱら「うれC」「おかC」などの改変形で用いられ、Cの部分も改変した「すごE」「ひどE」、果ては「E」を反転させた「かわヨ」など、形を変えて使われ続けている。
関連項目
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