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ちょうちょ

Last-modified: 2018-12-26 (水) 17:56:39

横浜DeNAベイスターズ・梶谷隆幸が試合中に追いかけている・・・とされていたもの。
彼がちょうちょを追いかけるとベイスボールが発生し、何かがグラウンドから消滅する。


CASE1:消えたセカンド Edit

2013年4月9日の広島東洋カープ戦(横浜スタジアム)で発生。
「梶谷行方不明事件」「梶谷隆幸の消失*1」などとも呼ばれる。

 

DeNA3点ビハインドの3回表二死満塁、広島・大竹寛の放った打球は平凡なショートゴロ。
捕球したショート・石川雄洋が二塁送球でチェンジ…となるはずが、二塁ベースに入るべきセカンド・梶谷が何故か一塁方向にダッシュ、二塁は無人の状態になっていた。石川は慌てて一塁へ投げるも判定はセーフ。この間に走者2人が生還し広島に2点が追加された*2

 

この初歩的なミスを目の当たりにした中畑清監督は試合後に「大チョンボ、非常にレベルの低い凡ミス。ファンの皆さんに申し訳ない」とコメント。中継で解説を務めていた佐々木主浩氏にも「梶谷は一塁方向になんで行ってるのか意味が分からないですよね」と呆れられてしまった。

 
かつて「消えたレフト事件」を引き起こした横浜だったが、それと今回のケースとの大きな違いは、梶谷が一塁に向かった原因が全くの謎、その点では「どうしたんだ佐伯!事件」に近い。
梶谷本人は「何を言っても言い訳になる。聞かないでください」と何も語らず。なんJでも原因究明スレが2スレ目に突入するほどの議論が交わされたが、結論を出すことはできなかった。

 

ちなみにこの日は中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ戦で山本昌が最年長先発勝利記録を更新、阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦ではマット・マートン能見篤史がお立ち台で歴史的和解とセ・リーグ全試合が話題の尽きない一日となった。
 
なお梶谷は即日二軍行きを通告され、一軍からも消えた


なんJにおける原因究明 Edit

余りに不可解なこの事件の真相について、その後もなんJ内では喧々諤々の議論が行われ、その末に一つの仮説が立てられた。

梶谷「あ、ちょうちょ…(トコトコ」 (ログ)

1 : 風吹けば名無し[] 投稿日:2013/04/09(火) 23:42:51.37 ID:sCme8oKt [1/1回]
石川「梶谷ィいいいいいいいいいいいいいい」

他にそれらしい原因が見当たらないこともあり、このスレを発端に成立した「梶谷が消えたのは、ちょうちょを追いかけていたから」というネタがなんJにおける結論となっている。
元ネタは映画・小説『西部戦線異状なし』のラストシーンで、主人公が塹壕の外に止まる蝶を見つけ身を乗り出し手を伸ばしたところを狙撃されるシーンだと推察される。

AA


CASE2:消えたサード Edit

同年4月20日に梶谷は一軍再昇格。同日の中日戦で8回裏に代打で登場し、決勝タイムリーを放つ。
ヒーローインタビューではイージーミスを起こす集中力のなさを改善するために、中畑監督の勧めで坐禅を組んだことを明かした。

 

しかし翌日の同カード、DeNAが3-1とリードで迎えた7回表無死1・2塁の場面で大島洋平が三塁方向へバントし、投手の大原慎司が捕球。
二塁走者を三塁で刺せるタイミングだったが、この日三塁を守っていた梶谷がなぜかベースカバーに入らなかったため大原はやむを得ず一塁に送球し送りバント成功。直後に荒木雅博の犠飛などで終盤に追いつかれた。結局DeNAは延長12回にサヨナラ勝ちを収めたものの、2週間足らずで再び痛恨のミスを犯したことで、梶谷は完全にやらかしキャラとして定着することになった。

中継で解説を務めていた高橋雅裕氏*3は、二塁・遊撃が本職の梶谷は三塁を守り慣れていないとフォローしつつも「この場面ではベースカバーに戻れる」と述べ、梶谷のスタートが早過ぎたことがミスの原因であると指摘している。
ただし、このようなミスは比較的よく見られる部類のものであり、CASE1やCASE3に比べるとインパクトは弱い。


CASE3:消えたセカンドランナー Edit

同年6月3日、北海道日本ハムファイターズとの交流戦(旭川スタルヒン球場)で発生。

6回表、5点を追うDeNAは多村仁志の適時打で1点を返し、なおも無死満塁のチャンスでトニ・ブランコを迎える。
ブランコは浅いライトフライを打ち上げ、ライトの佐藤賢治が捕球した直後三塁走者の金城龍彦はセオリー通り一度タッチアップのスタートを切ってから三塁ベースに戻った*4が、二塁走者の梶谷が何故かタッチアップで全力疾走、二・三塁間で挟まれてしまう。
このため金城はやむを得ず三塁から飛び出し*5本塁へ向かったが当然タッチアウト。一死満塁で続くはずだったチャンスが二死2・3塁になり、後続も凡退したためこの回は1点止まり。結局反撃ムードに水を差してしまい、1-7で敗れた。

 

このミスの原因は金城の偽走に味方の梶谷が釣られてしまったという明らかな前方不注意であり、完全に虚を突かれた表情の中畑監督からは、とうとう猿以下の扱いまでされてしまう。
この時は梶谷を抹消すると遊撃手が山崎憲晴だけになってしまうため二軍落ちは免れたが、DeNAファンのみならずなんJ全体から「まーた梶谷がやらかしたのか」と呆れられることになった。

  • キヨシ監督 “暴走”梶谷にあきれ顔「反省なら猿でもできる」

    DeNAは痛恨の走塁ミスが勝負の分岐点となった。
    0―5の6回に3安打などで1点を返し、さらに無死満塁でブランコは浅い右飛。三塁走者の金城はタッチアップを諦めたが、二塁走者の梶谷が飛び出してしまい、金城が三本間で挟殺となった。中畑監督は「メーンイベントは6回の攻撃だね。カジ(梶谷)の状況判断がすべての勢いを止めた。反省なら猿でもできる」と嘆いた。梶谷は「走塁ミスです。同じミスを絶対しないようにするだけです」と声を絞り出すのがやっとだった。


CASE4:消えた二遊間コンビ Edit

その後は二軍降格の石川に代わり遊撃手で山崎憲晴と併用され、守備で大きなミスも見せず打率は3割をキープするなど好調。
しかし6月22日阪神戦(横浜スタジアム)で三振に倒れた際に右手甲を痛め、直後の4回の守備から交代。試合後に右手第2中手骨頭の亀裂骨折と診断され約1ヶ月の離脱を余儀なくされたが、二軍戦に復帰した後はさらに打撃が好調で8月2日に一軍再昇格を果たしたのだが……。

 

昇格翌日の中日戦(横浜スタジアム)の9回表二死、5-8とDeNAが3点ビハインドという状況で一塁走者の大島洋平が盗塁。捕手の鶴岡一成は二塁に送球したが、ショート梶谷・セカンド石川のいずれもベースカバーに入っておらず、ボールはセンターへと転々*6。結局大島を三塁まで進塁させた挙げ句、理不尽にも鶴岡に悪送球が記録された。
失点には繋がらなかったが、復帰したばかりの梶谷と石川がまたも見せつけたベイスボールにDeNAファンはますます頭を抱えるのであった。


2013年の梶谷のその後 Edit

既にプロ7年目・ポジ要素もない梶谷にとってこれらのやらかしは相当心に響いた*7らしく、ポジティブな方向で注目されるべく打撃スタイルを変えると、8月から打撃が覚醒。規定打席には未到達も、チームトップの打率.346、8月からだけで16本塁打と文句なしの活躍を残し、ようやくファンからも好意的に見られるようになった。同年オフには新たに小久保裕紀が率いる若手主体の野球日本代表チームのメンバーにも選出され躍進を遂げた。
しかしながら上記の守備面でミスしてしまった印象は未だに根強く、事実上記の日本代表の初陣となる台湾代表との壮行試合でもショートで危なっかしい守備を見せ、横浜ファンのみならず日本の野球ファン全体の胃を痛ませた。
また、これらのミスの印象の強烈さからか、中畑監督はシーズン終了直後から梶谷を外野手にコンバートすることを明言。2014年からは主にライトとセンターを守るようになった。


CASE5:消えたライト Edit

その後本格的に外野に転向した梶谷は内野手時代が嘘のような安定した守備を見せ、UZRでも大幅なプラスを記録。2014年は39盗塁で盗塁王のタイトルを獲得するなど、DeNAの中軸として活躍するようになった。

そんな中迎えた2015年8月18日の東京ヤクルト戦(横浜スタジアム)の5回表、雄平の放ったライトフェンス際の打球をジャンピングキャッチして好捕するも、ぶつかった先のフェンスが前日のライブ終了後スタッフの過失で未施錠のまま放置されており、激突した衝撃で開いた扉の中へとそのままダイビング。2年越しにまたもやグラウンドから消失してしまった
なおこの打球はフィールド内で捕球され、また梶谷が落球しなかったため右フライとなったが、扉の中だった場合野球規則でボールデッドとなる。

 

さらにその後の8回裏で梶谷は勝ち越しとなるソロ本塁打をライト場外へ放ち、1試合のうちに自分と打球を同時に消すという離れ業を見せた。



これら5つの事件や普段のプレーなどで

といった特徴が見られることから、「将来的に畜生化し横浜を出る喜びを感じてしまうのではないか」と懸念する横浜ファンは今でも後を絶たない。


関連項目 Edit



Tag: 横浜 AA






*1 谷川流によるライトノベル「涼宮ハルヒの消失」を捩ったもの
*2 ショートやサードは一塁ベースが遠いので、ほんの一瞬でも投球に時間差が生じれば間に合わない。記録は「2点内野安打」。結局このイニングは5失点したが、全てエンジェルベルト・ソトの自責点である。
*3 元大洋/横浜→ロッテ。現役時代はミスが多く、はた山ハッチ(やくみつる)などがマンガのネタにしていた
*4 相手が悪送球した場合を想定し、本塁生還を狙うための偽走プレー。
*5 一塁・二塁ランナーをそれぞれ進塁させ、相手のミスによる本塁生還を狙った次善のプレー。
*6 この時は右打者のため、ベースカバーは二塁手の石川がセオリーではあるが、お互いに任せる形となってしまったのは連携不足と言うより他ならない。
*7 高森勇旗「走れ、カジ。俺の夢を乗せて~ベイスターズ・梶谷隆幸に同期として伝えたいこと」より「電話の向こうの相手が完全に上の空であることが分かるくらい、憔悴しきっている様子だった」「力なく電話は切れた。そこがオリジン弁当の店内で、注文していた2つの弁当を待ちながら大号泣したことは、のちに知らされた」