もうないじゃん

Last-modified: 2021-10-09 (土) 01:45:26

現東北楽天ゴールデンイーグルス・福井優也による、2010年ドラフト会議にて広島に1位指名された際の発言のこと。転じて福井を指すようになった。

また福井の「もうない者」という袖達名の由来でもある。

 

その汎用性の高さから、そらそうよと同じように「もう(○○)ないじゃん」と○○の部分を自由に補完するネタも多い。


発言の経緯

愛媛・済美高時代には甲子園優勝投手となり、早稲田大時代には斎藤佑樹大石達也とともに早大三本柱を構成していた福井*1は、2010年のドラフト会議で2人と並び期待を集めていた。
ところが斎藤は4球団*2大石は6球団*3の競合を受ける中で福井のみ1回目に1位指名がなく、各球団の外れ1位の指名が始まると広島が福井を指名。その後は他球団の指名がないまま進行、広島の単独指名が濃厚になると、福井はうつむきながら

「もうないじゃん…」

と呟いた声が、密着取材していた『情報7days ニュースキャスター』(TBS系)のマイクに拾われてしまい、さらに編集により「ドーン」という効果音と共に頭を抱える福井がどアップにされてしまう。結局、広島がそのまま外れ1位で福井への交渉権を獲得した。

 

ちなみに「もうないじゃん」の真意については、同僚の斎藤・大石に競合指名が集まる中、自身だけ「単独外れ1位指名に対する悔しさ」による説が有力*4
しかし、広島入団後はキャンプでブルペン入りを渋るなど本気でカープに入るのが嫌だったのではないかとも言われている。

 

なお福井は1年目こそ規定投球回に到達し8勝、2015年には規定不足ながらキャリアハイの9勝*5を挙げ、通算・単年ともに斎藤・大石の成績を上回ったもののその他のシーズンでは制球難から不安定な内容が続いており、ドラ1の期待に応えたとは言い難い。

 

そして未勝利に終わった2018年オフ、菊池保則との交換トレードで楽天に放出され「もう(後が)ないじゃん」などと久しぶりにネタにされ鯉達から袖達に転じた。


画像

動画


関連項目


*1 なお、福井は斎藤大石と同じ1988年生まれだが、福井だけは早生まれであり一浪して入学したため、高校時代までは2人より1学年上だった。これは高校時代に巨人の4巡目指名を拒否(実際には学校外の問題行動で巨人から契約不可を突きつけられ、表向きの理由として指名拒否したとされている。)し進学の意思を示すも、ラブコールのあった早大の推薦入学の締め切りに間に合わず、さらに一般入試でも不合格だったため。
*2 ヤクルト・日本ハム・ソフトバンク・ロッテが指名→日本ハムが交渉権獲得
*3 横浜・楽天・広島・オリックス・阪神・西武が指名→西武が交渉権獲得
*4 同年は単独指名だった読売ジャイアンツ(澤村拓一)と中日ドラゴンズ(大野雄大)以外の10球団が斎藤・大石に集中、8球団分もの外れ1位枠が生じていたため外れ1位でも重複指名が十分期待できる状況だった。実際2回目では塩見貴洋(楽天とヤクルトが競合、楽天が交渉権獲得)・伊志嶺翔大(オリックスとロッテが競合、ロッテが交渉権獲得)が、3回目は山田哲人(オリックスとヤクルトが競合、ヤクルトが交渉権獲得)と3人も外れ1位での重複が発生している。
*5 6敗・防御率3.56、自身初の勝ち越し。