もしもし甲斐です

Last-modified: 2021-08-16 (月) 07:54:40

2021年の東京オリンピックで、侍ジャパンの正捕手・甲斐拓也(ソフトバンク)が試合中に自分でブルペンに電話をした事から派生した言葉。「甲斐フォン」「甲斐コーチ」「もしもし甲斐よ甲斐さんよ」とも言われた。

概要

プロ野球の投手交代に際しては、基本的にはベンチの投手コーチがブルペンに電話を掛け、中継ぎ・抑え投手達に登板準備を始めさせている。*1
しかし2021年8月4日の東京オリンピック準決勝(韓国戦)の8回裏、中継映像に選手なのに自らブルペンに電話をかけている甲斐というシュールな光景が映し出され、なんJのみならずSNSでも話題を呼んだ。特にTwitterではこの映像を受けてハッシュタグ「#もしもし甲斐です」が流行し、直電中の甲斐の画像を使って大喜利状態になった。3日後の決勝戦でも、再びブルペンに電話する甲斐が目撃された。

2021年8月4日 準決勝(韓国戦)


甲斐は自分でブルペンに電話した理由として以下のように説明している。

【侍ジャパン】甲斐が攻守に大活躍 栗林にブルペン電話で相手打線のレクチャーも - 東スポ
https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/samurai/3499129/?amp

 8回の攻撃中にはベンチから直通の電話でブルペンと会話するシーンもあった。電話の相手は9回に登板した守護神・栗林(広島)だ。韓国打線のレクチャーをしていたという。「イニングに入る前に僕の持っている打者のイメージというのを伝えておけば栗林も入りやすいと思った」。

 グラウンドに出てきてからでは伝える時間も限られてくる。事前に伝えておくことで栗林も心の準備ができる。そんな気づかいからだった。

2021年8月7日 決勝(アメリカ戦)



侍甲斐拓也「ブルペン電話」で“事前打ち合わせ” 8回以降登板投手に連絡 - 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/m/olympic/tokyo2020/baseball-softball/news/amp/202108070001195.html

侍ジャパンの甲斐拓也捕手(28)が、準決勝の韓国戦に続いて「ブルペン電話」を活用した。7回の攻撃中、無死二塁となったところでベンチの受話器を取った。8回以降に登板する投手とコミュニケーションを取り、“事前打ち合わせ”を行ったとみられる。

なお、この日8回表以降に登板したのは伊藤大海(日本ハム、7回表からの回跨ぎ)、岩崎優(阪神)、栗林良吏(広島)の3人。投手陣の好投を引き出して完封リレーに導き、金メダル獲得に貢献した。

8月8日放送の『シューイチ』(日本テレビ系列)には侍ジャパンの代表として甲斐も生出演。ここでも解説の高橋由伸からブルペンへの電話についての質問が飛んだ。
電話では中継ぎ投手だけでなく、該当の投手がブルペンで肩を作っている時にはブルペンキャッチャーとも話をして伝えてもらっていたと明かされた。司会の中山秀征から「チームに戻ってからやろうと思いますか?」と聞かれると「思わないです」と答えて笑いを誘った。

また、8月13日の『報道ステーション』(テレビ朝日系列)には稲葉監督が生出演。ブルペン電話について、五輪では投手交代に90秒の時間制限があるため、ブルペンにいるうちに球種や初球の打ち合わせが必要だったという。


関連項目



Tag: ソフトバンク 国際試合 なんJ


*1 ただしオリンピックの場合、ベンチ入りできる選手、コーチ、スタッフの人数が他の国際大会に比べても少ないため、過去のオリンピックでもベンチ入りした選手がブルペンキャッチャー、ランナーコーチを務めることもあった。