やっぱりサンテレビさんが一番です

Last-modified: 2021-02-22 (月) 14:05:29

2015年の開幕戦・阪神タイガース対中日ドラゴンズ戦(京セラドーム大阪)の実況スレで書かれたレス。

 

阪神の攻撃中になぜか巨人の攻撃を映した読売テレビ*1に阪神ファンが出した苦情が由来で、丁寧に書かれているが相当な「怒り心頭ぶり」が感じられる。


初出

【祝!開幕戦】阪神タイガース×中日ドラゴンズ【実況】
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779: 15/03/27(金)18:59:41 ID:fjS

>>777
ご意見:
阪神の攻撃中に巨人の攻撃を映すとはどういうことですか?
二元中継だかなんだが知りませんが阪神ファンの私どもとしては非常に残念です
失望しました。やはりサンテレビさんが一番です
関西テレビ*2より酷いですね
二度と読売テレビさんは、阪神の試合の放映権をとらないで下さい
これは、阪神ファン全ての意思です


サンテレビジョンとは

神戸市に本拠がある兵庫ローカルのテレビ局で神戸新聞の連結子会社にしてデイリースポーツの兄弟分。かなりの紆余曲折の末に1969年5月開局。略してサンテレビやサンと言われる方が圧倒的に多い。リモコンキーIDも3と覚えやすいが、局名はsunから来ているので単なる偶然である。
阪神戦と深夜アニメ*3*4が有名で、兵庫から東は山がない為か大阪のほぼ全域にも電波が届いており、また大阪にある全てのケーブルテレビ局で見れる為、在阪の阪神ファンやアニオタの視聴者も多い*5

その兄弟分のデイリー同様ご多分に漏れず阪神に力を入れており、1969年から始まった阪神戦中継は2019年までで3400試合中継を達成。2005年からマスコットとなっている「おっ!サン」で毎度阪神ネタをやらせるなど在阪他局の追随を許さぬ阪神愛を発揮する。その中継スタイルは、試合終了までノーカット*6、阪神勝利時にはヒーローインタビューまで放送時間を延長するのがお約束となっている*7。他局の野球中継が試合の途中で終わってしまった場合も、その局に対する苦情と同時にサンテレビを称賛する声が挙がる*8。自局が放映権を持っていない時も、朝日放送*9で中継される場合はリレー中継という形で間合の時間帯に中継する。さらに放送延長こそ無いが年に数試合二軍戦まで中継している。オフシーズンも空いた枠に阪神関係の番組を放り込み、普通のバラエティ番組にすら阪神要素をねじ込んでくるのも日常茶飯事。この事から地元兵庫・大阪の阪神ファンから絶大な信頼を得ており、遂には2019年の阪急阪神HD株主総会で中継はすべてサンテレビにして欲しいと要求する株主まで現れるほど。

なお阪急ブレーブス時代からの縁でオリックス・バファローズの主催試合の中継*10をするときもあり、同様に試合終了ないしヒーローインタビューまでの完全中継を行う*11。ちなみに嘗ては1989年の福岡ダイエーホークス誕生時から2002年まで、ホークスの生中継も行っていた*12

エピソード

1973年最終戦「サンテレビは俺たちの味方や」

1973年のペナントレースは最後まで混戦となり*13、10月22日の最終戦(阪神対巨人戦、甲子園)で勝ったほうがシーズン首位となる状況となっていた。ところが、この試合に阪神は0-9で惨敗を喫し、巨人の優勝(9連覇。いわゆる「V9」)を許してしまう。この結果に不満をいだいた一部のファンが暴徒と化し、グラウンドになだれ込んで巨人の選手に襲いかかる*14、巨人ファンと一触即発の状態となる、早々に引き上げた阪神選手の乗ったバスをファンが取り囲むなど球場内外で暴動状態となった。

セ・リーグの優勝が決まる最終戦とあって、この試合は読売テレビ(日本テレビ系全国ネット)・朝日放送・サンテレビがテレビ中継していたが、暴徒は「巨人の肩ばかり持つな」と読売テレビの機材を破壊し、比較的阪神寄りであった朝日放送ですら、機材の破壊こそ免れたものの中継を妨害*15されるなどしている。対して、サンテレビは襲いかかる暴徒の前に「サンテレビは俺たちの味方や」と阪神ファンが立ちはだかり、放送妨害は無かったどころか当の暴徒もサンテレビの機材やクルーを守ったため、被害を受けなかった。

1992年 史上最長試合

1992年9月11日の阪神対ヤクルト戦(甲子園)は、審判団への抗議のための中断などをはさみ、延長15回引き分け。試合時間6時間26分は日本プロ野球史上最長で現在も破られていない。サンテレビはこの試合を終了まで生中継。中継終了後に予定していた番組は午前0時30分から順次放映していき、朝5時ごろまでかけてすべて消化している。これほどの長丁場でありながら、首位争いの真っただ中にあった2チームの直接対決とあって注目度は極めて高く、視聴率は平均28%、瞬間最高50%の超高水準だったという。

なおこの試合で更新されるまでの最長記録は、同じ年の5月27日にあった阪神対大洋戦(甲子園)の5時間28分であり、こちらもサンテレビが試合終了まで中継していた。「たこ焼き」「加古川より向こうの人帰られへんね」の初出は、いずれもこの試合であったとされる

2003年日本シリーズ第7戦

第7戦の中継は王シュレット事件の余波、さらにNPB側の判断ミスもあり当初はテレビ東京系とNHK BS放送*16のみの中継となっていた。おかげでテレビ大阪を視聴出来ない地区*17の阪神ファンは大激怒。このため阪神球団がテレビ東京に要請しサンテレビとKBS京都でも中継されることになり事なきを得た。

関連項目



Tag: 阪神 報道機関


*1 読売新聞の資本が入っている日本テレビ系列の局であり、特に開幕戦でもあることから日本テレビ系列で全国中継されていた巨人の中継との二元中継を行ったものとみられる。
*2 実況アナ・解説陣の評判が悪く、関テレ放送時の勝率が悪いなどのオカルト的要素もあって嫌われている。また、いかなる展開でも21時前に強制終了という全国地上波放送の定番を行なっており、肝心な場面が観れないケースが多い。
*3 元々はテレビ東京の準キー局でテレビ東京の番組を送信していたが、テレビ大阪開局(1982年)で放送地域がかぶるので疎遠になりABC朝日放送と業務提携(1985年)したために関係が絶たれた。KBS京都でもネットされている(京都が膝元である任天堂が1990年代に一度倒産した同局に出資している為)ポケットモンスターや妖怪ウォッチすら現在でも放映されておらず、テレビ東京とサンテレビの関係が悪いと言った風評が広まっていた(実際には兵庫県下のCATV加入率が7割以上ある為テレビ大阪からの再送で事足りるからである)。
*4 サンテレビで放送される深夜アニメは、かつての関東独立UHF局をキー局の作品や、前述の番組が毎日放送とネットして、毎日放送の深夜アニメ枠からあぶれたTBSがキー局の作品が多い。
*5 アニメは香川・徳島のケーブルテレビへの再送も行っている事から貴重な深夜アニメ放映局としても重宝される。ただし後述する野球中継の放送時間の延長による後続番組の繰り下げ放送が多発する点は不満として挙げられることが多い。
*6 他局では攻撃中にCMを放送し、規定時間が来ると延長せず終了などが多く、ノーカット放送は地上波では稀有である。試合終了まで放送する「完全中継」をしたのは日本初。
*7 2021年現在、プロ野球史上最長試合時間(6時間26分)である1992年9月11日の阪神vsヤクルト戦でもノーカット放送が敢行され、当初予定されていた番組が明け方まで繰り下げられた程である。
*8 2014年オールスターゲームでテレビ朝日が2試合分の放映権取得も、両試合とも途中で放送を打ち切ったため野球ファンから総スカンを食らった。しかも規定で延長戦がなく、放送時間を十分に確保していれば回避できた可能性が高いため「始めから中継する気がなかったのでは」という点でも問題に。
*9 大阪市に本社を置き、近畿2府4県と徳島県を放送エリアとする、テレビ朝日系の準キー局。1975年春まではTBS系で、かつては阪神電鉄もわずかに出資していた。ラジオはTBSをキー局とするJRNとニッポン放送と文化放送をキー局とするNRNのクロスネット。
*10 一方、大阪近鉄バファローズはKBS京都が中継するパターンが多かった。
*11 阪神が負けるとヒーローインタビューをカットするのがお約束のサンテレビだが、オリックスのみ例外でヒーローインタビューまで中継する。なお、カンテレはヒーローインタビューを打ち切り苦情殺到した模様。
*12 1982年にサンテレビが経営危機に瀕した際、兵庫県・神戸市と共に神戸発祥のダイエーが出資しており、2002年にダイエーの経営不振もあり神戸新聞社へ全株譲渡するまでダイエーが経営主導権を握っていた事による。ホークスを足掛かりとした九州進出を中内㓛自身が特に重要視していたことも要因である。
*13 最終結果は首位巨人から最下位広島まで6.5ゲーム差。
*14 巨人は前年も甲子園で優勝を決めていたが、前年も1973年ほどではないにせよファンによる妨害があり、グラウンドでの胴上げは2年連続で中止となった。
*15 空き缶を投げつけられたり怒鳴り込まれるなど。なお当日は朝日放送ラジオの人気冠番組を持ち、生粋の虎党で知られていた中村鋭一がゲストとして出演していた事から「鋭ちゃんところやから勘弁したれ」と一部の阪神ファンに座布団を翳されたりするなどして守られた。
*16 当時2割しか普及率が無かったにも拘わらず、BS1かNHKハイビジョンでカバー出来ると言う謎判断によるもの。
*17 JR東海道本線・阪神本線沿いの海側と明石・加古川・淡路の兵庫県南西部(テレビせとうちの受信範囲)でない限り、ケーブルテレビに加入しなければ山側では視聴出来なかった。