やる気が無い状態のウラディミール・バレンティンのこと。
概要
バレンティンは2011年にヤクルトに入団し、ヤクルトの選手にしては大きな離脱も少なく*1、2013年は王貞治の持つ日本記録の55本塁打を更新する60本塁打を記録するなど主砲として長く活躍した。
一方でプレーにその日の機嫌が露骨に現れやすい選手であり、機嫌が良い時は高い集中力で打撃面では文字通り恐怖の4番打者、守備でも打球判断等はお世辞にも良いとは言えないものの懸命にボールを追い強肩を活かして貢献するが、機嫌が悪いときは集中力が切れやすくなり打撃面ではスラガガー化し守備面でも無気力・怠慢プレーを連発する。
兄貴分として慕う宮本慎也が引退した次のシーズンが特に顕著で怠慢プレーが増加し挙げ句にトニー・バーネットと試合中にも関わらずいざこざを起こしたりしている*2。
あまりに様変わりするその様子から前者のバレンティンを「やる気あるンティン」、後者を「やる気無いンティン」と呼んで区別するようになった。
初めは批判もあったが、来日から年を経ても様子が変わらないこともあって次第に彼の個性の一つのように認知されるようになった*3。
2017年WBCはまさにやる気あるンティンの象徴で、母国オランダの誇りを胸に大活躍。アンドレルトン・シモンズやジョナサン・スコープといった一流メジャーリーガーに全く引けをとらない大活躍でオランダを世界4位へ導き、準決勝での敗北にはベンチで涙していた。
やる気ないンティン、再び
幸せはお金では買えないのエピソードを参照。 2020年に福岡ソフトバンクホークスへ移籍したものの、そこでやる気ないンティンと化してしまった。
関連項目
- バレンティーノ
- モチベーションが上がらない
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