アフリカ系ハーフの日本人、特にスポーツ選手に対する別称。
由来はオコエ瑠偉(楽天→巨人)から。
肌の色を由来としており使い方次第では「人種差別表現」と指摘されても否定できないため、安易な使用は非推奨である。
由来
ナイジェリア人のハーフであり関東一高時代に甲子園に出場したオコエ瑠偉は、その俊足ぶりと身体能力を最大限に活かした外野守備により一躍有名人となり、なんJ内ではアフリカ系ハーフの代表格として扱われるようになっていった。これにより、なんJではそうしたアフリカ系ハーフの日本人や、主に陸上競技におけるアフリカ系の選手に対して「オコエ」という単語が日常的に用いられるようになっている。
野球選手では、宗佑磨*1(オリックス)や万波中正*2(日本ハム)などに対して使われることもある。
その後
入団当初こそハーフの高卒ドラ1野手として注目を集めたオコエだったが、課題の打撃*3は一向に進歩せず期待ほどの結果は残せていない。2017年に130打席ながら打率3割を記録したり、2019年のCSで千賀滉大からホームランを放つなど大器の片鱗は見せているものの、近年は似たようなタイプの辰己涼介の台頭もあり、2022年現在もレギュラーの座を掴むまでには至らない状態であった。
その一方で、
などで話題を定期的に提供し続けており、試合で目にすることは少ないがなんJでは突発的に話題に上がり叩かれる事が多い。
また、オコエ自身が結果を残せず存在感を薄れさせていく中で、日本のスポーツ界では他種目で世界トップクラスと競うアフリカ系ハーフの選手がブレイクし目覚ましい活躍を見せている*5。特にオコエ本人の実妹・桃仁花(モニカ)は2021年の東京五輪女子バスケットボール日本代表に選出され、男女通じて日本バスケ競技初のメダルとなる銀メダル獲得に貢献。完全に水をあけられている状態である。
そのため、なんJでは名称の由来となったオコエ自身が「オコエ界最弱」などと呼ばれ馬鹿にされるなど、どこかで見たような現象が起こっている。