オコエ世代

Last-modified: 2022-12-10 (土) 14:37:02

1997年度生まれの選手の総称。
オコエ瑠偉を筆頭とする野手陣の不作ぶりが度々ネタにされる。


代表的な選手

  • オコエ瑠偉(楽天→巨人)
    俊足を初めとした高いフィジカルを評価され、ルーキーイヤーの2016年に開幕一軍を果たす。翌年に41試合の出場ながら打率.300*1を記録した以降は低迷。打撃不振(翌年以降の打率は最高でも.223)に加えて盗塁成功率も低く*2、持ち前の身体能力を活かせない状況が続いている。2022年の第1回現役ドラフトで巨人に指名され、移籍。
  • 平沢大河(ロッテ)
    2018年に自身最多の112試合(うちスタメン85試合)に出場するも、打率.213、5本塁打、32打点に終わる。他シーズンはおおむね50試合以下の出場に留まる。2022年にイースタンリーグの首位打者を獲得。

同世代の投手陣(森下暢仁、伊藤大海小笠原慎之介、高橋奎二など)や、一つ年下の1998年世代*3野手陣(牧秀悟佐藤輝明、坂倉将吾など)の活躍ぶりとは対照的な有様で、オコエ世代の野手陣の悲惨さが際立ってしまっている。


成績例

  • 2021年度のオコエ世代選手の本塁打ランキング ソース
    順位選手名球団本塁打
    1愛斗西武8
    2佐藤都志也ロッテ6
    3廣岡大志巨人5
    4石原貴規広島4
    宇草孔基広島
    5(多数)-1
    6オコエ瑠偉楽天0
    (多数)-


「野手不作世代」脱却へ

2022年、髙部瑛斗(ロッテ)がリーグ2位の148安打を放ち、さらに44盗塁*4で盗塁王に輝く。これが世代初の規定打席到達であり、オコエら高卒組の入団から達成までに7年を要した*5


関連項目



Tag: 楽天 ロッテ


*1 (130-39)
*2 通算67%(20盗塁、10盗塁死)。赤星式盗塁0
*3 山本由伸世代とも。
*4 赤星式盗塁は24。
*5 髙部自身は大卒入団のため3年目