1997年度生まれの選手の総称。
オコエ瑠偉を筆頭とする野手陣の不作ぶりが度々ネタにされる。
代表的な選手
- オコエ瑠偉(楽天→巨人)
俊足を初めとした高いフィジカルを評価され、ルーキーイヤーの2016年に開幕一軍を果たす。翌年に41試合の出場ながら打率.300*1を記録した以降は低迷。打撃不振(翌年以降の打率は最高でも.223)に加えて盗塁成功率も低く*2、持ち前の身体能力を活かせない状況が続いている。2022年の第1回現役ドラフトで巨人に指名され、移籍。
- 平沢大河(ロッテ)
2018年に自身最多の112試合(うちスタメン85試合)に出場するも、打率.213、5本塁打、32打点に終わる。他シーズンはおおむね50試合以下の出場に留まる。2022年にイースタンリーグの首位打者を獲得。
同世代の投手陣(森下暢仁、伊藤大海、小笠原慎之介、高橋奎二など)や、一つ年下の1998年世代*3野手陣(牧秀悟、佐藤輝明、坂倉将吾など)の活躍ぶりとは対照的な有様で、オコエ世代の野手陣の悲惨さが際立ってしまっている。
成績例
- 2021年度のオコエ世代選手の本塁打ランキング ソース
順位 選手名 球団 本塁打 1 愛斗 西武 8 2 佐藤都志也 ロッテ 6 3 廣岡大志 巨人 5 4 石原貴規 広島 4 宇草孔基 広島 5 (多数) - 1 6 オコエ瑠偉 楽天 0 (多数) -
「野手不作世代」脱却へ
2022年、髙部瑛斗(ロッテ)がリーグ2位の148安打を放ち、さらに44盗塁*4で盗塁王に輝く。これが世代初の規定打席到達であり、オコエら高卒組の入団から達成までに7年を要した*5。