コンプライアンス

Last-modified: 2021-09-19 (日) 01:21:33

「法令遵守」のこと。
『法律や規則、社会規範などに背くことなく企業活動などを行うこと』という意味を持つ。

 

2011年11月の「清武の乱」に端を発した騒動にて使用された言葉で、会見前の誇張表現から実際の会見内容のショボさによってこの言葉が槍玉にあげられるようになり、騒動が収束するまでの数週間はネタにされ続けた。


記事

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111111/bbl11111111110003-n1.htm

プロ野球巨人の清武英利球団代表は11日午前、同日午後に東京都内で会見すると発表した。
会見内容については担当弁護士を通して、「読売巨人軍のコンプライアンス上の重大な件」と説明。「プロ野球界のルールにかかわること」としている。

畜生ペンギンにも喧嘩を売られる

bsf1112220507004-p1.jpg
c6676ac4.jpg

その後

清武の乱から約6年後、高木勇人野上亮磨の人的補償で巨人から西武に移籍。翌年1月に行われたファンイベントで西武の印象を聞かれ「コンプライアンスがあるチーム」とコメントした。高木は天然系キャラとして知られており、「コンプライアンスの意味をちゃんと分かってなさそう」と当初はそこまで話題になっていなかったのだが……


2週間もしないうちに西武・今井達也(当時19歳)が、喫煙しながら4時間以上パチスロを打ち込んでいたことが発覚*1
西武は数年前にも相内誠が問題行動を多発して*2批判を受けており、旧態依然の有り様にさらなる批判が集まると同時に「コンプライアンスとはなんだったのか」と高木の発言が再注目されるようになった。

但し、高木が西武球団を「コンプライアンスがある」と評したのは必ずしも的外れではなかったようで、2020年に新型コロナウイルスによって厳戒態勢となった東京都内で金子侑司*3と森友哉*4が立て続けに週刊誌に撮られた件についての記事で、とある西武担当記者が以下のように語っている。

成長する森友哉、低迷する藤浪… 球団のスキャンダル対応で“要因”が浮き彫りに?
https://dot.asahi.com/dot/2020042100006.html

プロ野球開幕延期等、様々な自粛行為などはすべて新型コロナウイルス蔓延抑制が目的。12球団で最もコンプライアンスを重視する、と言われる西武ですから、金子にはかなりキツい注意があったらしい。森も球界の顔になりつつあるため、それなりの注意はあったそうですが……

関連項目



Tag: 巨人 西武 報道機関


*1 19歳がスロットを打つことは違法ではないが、未成年喫煙は処罰の対象となり、今井は5月までのユニフォーム着用禁止処分を受けた。なお、この時打っていたスロットの機種が「バジリスク」だったことから、「バジリスク」がそのまま今井の蔑称として定着。ユニフォーム着用禁止処分が原作小説の用語に掛けた「不戦の約定」とネタにされたほか、処分解除後の交流戦でヤクルトと対戦した際には、この機種で使われている曲を原曲としたチャンステーマを初回先頭打者から流されるという形で煽られることとなった。
*2 その後も複数回の問題行動を起こした挙句2020年に戦力外に。
*3 相内誠と共にSTAY HOMEが叫ばれる東京都内で合コンを敢行、FLASHされた。
*4 とある女性が「森の実家に呼び出され濃密なマッサージさせられた」と暴露。