阪神タイガースの選手に降りかかるという呪い。
概要
大阪市に本社を置く上新電機(ジョーシン)は2003年から阪神タイガースのスポンサーを務め、2013年からはオフィシャルスポンサーになった*1。
そのためジョーシンのCMには阪神の選手も出演しているが、出演した多くの選手がCM撮影した年に成績不振や大きな故障などに見舞われるため、いつしか「ジョーシンの呪い」と呼ばれるようになった。
歴代ジョーシンCM出演選手
- 2013年:能見篤史・新井良太・伊藤隼太
- 能見はエースの名に恥じぬフル回転。一方で伊藤は打率.145とシンプルに力不足、新井良も本塁打数キャリアハイを記録するも、打率などその他の成績が振るわなかった。
- 2016年:藤浪晋太郎・上本博紀・梅野隆太郎
- 藤浪は1試合で161球投げさせられ、最終的に7勝11敗と微妙な成績に終わる。上本も前年ほど振るわず、梅野も大スランプに陥った。
- 2018年:上本博紀・岩貞祐太・秋山拓巳
- 上本は5月まで絶好調だったが全治1年以上の重傷を負って戦線離脱。秋山は深刻な不振で2桁敗戦を記録したうえ8月に故障離脱。岩貞はムエンゴに悩まされ2年連続2桁敗戦、さらに11月8日の侍ジャパン対台湾戦での1回5失点で散々叩かれた。
- 2019年:同上
- 上本は故障の影響もあり不振。秋山も前半戦はサッパリ。岩貞は開幕から不調に喘ぎ、4月末以降はインフルエンザ発症と脇腹故障が響き9月上旬まで二軍暮らしだった。
ジョーシンCMメンバーの3人が同時期に二軍暮らしを経験というパターンは初めてであり、2018年を超えた最強レベルの呪いが発動した。
- 上本は故障の影響もあり不振。秋山も前半戦はサッパリ。岩貞は開幕から不調に喘ぎ、4月末以降はインフルエンザ発症と脇腹故障が響き9月上旬まで二軍暮らしだった。
2021年以降
2021年もジョーシンはタイガースに加え新たに新設されたタイガース Womenのサポートを務めているが、イメージキャラクター自体は渋谷及び梅山恋和・小嶋花梨のNMB48勢のみとなり2008年から続いた阪神勢の出演は途絶えた。
しかしそのNMB48も、
- CM出演者ではないが、主力メンバーの横野すみれがジャニーズの所属タレントとの二股報道がスクープ
- 山本望叶が幾度の体調不良
- OGの山本彩が体調不良で活動休止
など、阪神のとばっちりを喰らうかのような呪いがかかっている。
なお、オフシーズンは阪神球団マスコットのトラッキーが2020年までイメージキャラクターを務めていたが、2021年オフからは阪神の選手ばかりかトラッキーの出演も無くなっている(ただしスポンサー契約は2022年も継続)。
余談
2022年シーズンに阪神が深刻な不振に陥った際には、「阪神タイガースが勝った翌日はジョーシンへGO!*4」の広告が「不買運動」「経済制裁」とネタにされている。