テラ打たない

Last-modified: 2022-10-20 (木) 06:45:01

元巨人・寺内崇幸のこと。「テラ打てない」とも。

概要

内野守備と走塁技術はチームトップクラスの実力を持ちながら通算打撃成績は打率.218、5本塁打とさっぱりなことから、苗字(テラ打ち)をもじってこう呼ばれた。
また、守備面を指して「テラ守れる」とも呼ばれる。
ただ2011年のクライマックスシリーズ・1stステージでは打てないのみならずエラーも犯し戦犯の1人になったことから「テラ守れる」の呼び名を返上する動きも出た。

 

先述の通りプロ通算本塁打5本という非力な選手だが、その本塁打を打った相手投手にはチェン・ウェイン*1能見篤史*2といったエース級の左投手が含まれている。また2013年のポストシーズンではCSファイナルステージ第2戦で前田健太*3から決勝3ラン、日本シリーズで田中将大*4からソロHRを放つなど、各球団のエースからのホームランが多いためエースキラーと称された。
また、現役最後のホームランも2017年に福谷浩司からに放った場外サヨナラ3ランと、少ないホームランはどれも印象的なものであり、その勝負強さを「テラ打てる」と言われることもあった。

関連項目


*1 中日→BAL→MIA→ロッテ→阪神。当時中日。当該シーズンの成績は8勝4敗、防御率1.54で最優秀防御率を獲得。
*2 阪神→オリックス。当時阪神。当該シーズンの成績は10勝10敗、防御率2.42で最多奪三振を獲得。
*3 広島→LAD→MIN。当該シーズンの成績は15勝7敗、防御率2.10で最優秀防御率を獲得。
*4 楽天→NYY→楽天。当該シーズンの成績は言わずと知れた24勝0敗、防御率1.27で最多勝・最高勝率・最優秀防御率を獲得、沢村賞なども受賞している。