ドラゴンズブルーの血

Last-modified: 2021-10-28 (木) 14:48:28

中日ドラゴンズの選手(特に外国人)に流れていると言われる血。元ネタはMLB・ドジャースの名監督トミー・ラソーダの「私の体にはドジャーブルーの血が流れている*1*2で、後に星野仙一が使用し、以来中日でも使われている。

ビシエドに流れるドラゴンズブルーの血

2018年シーズンに首位打者・最多安打と活躍し、オフに移籍が囁かれたダヤン・ビシエドが発言。

来日3年目で初タイトルとなる首位打者と最多安打の2冠に輝いたダヤン・ビシエド内野手(29)は「来年も中日でプレーしたい。家族も名古屋を気に入っている。僕の血はドラゴンズブルーだ」と明言。

ビシエドはこの宣言通り残留、その後も中日打線の主軸を担っており、中日での引退を望むコメントも出している。代理人のスコット・ボラスは、後に複数球団からオファーがあったこと、一部は中日より条件が良かったことを明かしているが、残留には家族から名古屋住まいを希望されたことも要因だったとされている。また、中日にスペイン語を話せる選手が多い*3、ビシエドの出生地であるキューバの伝説の名選手であるオマール・リナレスが通訳兼巡回コーチとして在籍している*4などラテンアメリカ系の選手にとっての中日の環境の良さが指摘されている。
また、息子のビシエドジュニア君は名古屋市内の少年野球チームに在籍しており、更にドラゴンズの少年野球スクールに入校済みと、家族全体でドラゴンズブルーの血に染まっているなどとネタにされている*5
2021年にはソフトバンクが獲得調査しているというニュースが出たが、3年11億で残留し、改めてドラゴンズブルーの血が流れていることを証明した。

アルモンテに流れるドラゴンズブルーの血

同じく2018年シーズンに活躍したソイロ・アルモンテも同様の発言を行っている。

中日のソイロ・アルモンテ外野手(29)が14日、ドラゴンズブルーだけでなく「黄色い血も流れている」と意味深発言した。

家族とともに中部空港からドミニカ共和国に向けて離日。ビシエドらと同様、こちらも中日との来季契約が大詰め。「僕にもドラゴンズブルーの血が流れているんだ」と言い切った。

ただし12月頃から母国のウィンターリーグに参戦予定。昨オフ同様、黄色がチームカラーのアギラスに所属する。「ドミニカに帰れば黄色い血になるんだけどね」と笑った。

日本にも黄色でおなじみの球団がある。「日本で突然、黄色い血に染まることがあるかって? いいや、それは違う」と首を横に振って笑った。

アルモンテも無事残留し、その後も2021年に韓国KBOのKTウィズへ移籍*6するまで、中日でプレーを続けた。

ガルシアに流れるドラゴンズブルーの血

2018年に13勝9敗、防御率2.99と上々の数値を残したオネルキ・ガルシアは、オフの交渉が難航。複数球団での争奪戦が報じられる中、本人は

「ビシエドと同じさ。僕にもドラゴンズブルーの血が流れている。何ならここで腕を切ってみようか」*7

と前2人同様ドラゴンズブルー宣言を行う。

しかしビシエドと異なり中日との交渉は決裂*8。皮肉にも黄色い血に突然染まった。

だが阪神時代はパッとしない投球が続き、2019年は「黄色い血に染まることに失敗した」「未だに流れるドラゴンズブルーの血が抵抗している」と囁かれ、その後も(先発としては)前年の出来とはほど遠い投球のままシーズンを終えた*9
余談だが中日時代のガルシアは髪を黄色に染めており、阪神時代は赤色に染めていた。このため「次は同リーグのあの球団に移籍するのでは?」とネタにされたりもしたが2020年も阪神でプレーした。2021年は台湾CPBLの中信兄弟*10と契約も開幕直後の3月15日にメディカルチェックで肘と肩の故障が見つかり解雇となった。

ロドリゲスに流れるドラゴンズブルーの血

2019年セ・リーグ最優秀中継ぎに輝いたジョエリー・ロドリゲスはその年の12月10日、2年約6億円の契約でレンジャーズと契約。
CBCラジオに出演した平田良介がベンチ裏での会話を告白。ドラゴンズの選手たちがロドリゲスに「お前どうせ出て行くんだろ?」と質問したところ「俺には青い血が流れている」と返答。
しかしレンジャーズのチームカラーも青なのである意味嘘はついていないとも言える。

おまけ:アルメンゴ(ジョーダン)に流れるドラゴンズブルーの血?

2016年から中日に在籍したジョーダン*11は2年間で12勝とまずまずの成績を残したが、ガルシアら新外国人獲得の兼ね合いもあって2017年オフに自由契約、ヤクルトへ移籍し登録名もアルメンゴと改めた。
しかしシーズン途中に怪我で一時帰国するとプロリハビラーならぬプロインスタグラマーに転身。トレーニングに励むべき時期に息子に中日のユニフォームを着せた写真を投稿する 熱い古巣愛を発揮し、ヤクルトファンの神経を逆撫でした。
結局球団から厳重注意を受けた後、1球も投げることなくシーズン途中に退団。「YOUは何しにヤクルトへ?」「7000万円*12持ち逃げ野郎」などとファンからは熱い罵声が上がり、アトムズ時代のジョー・ぺピトーンらと同等の扱いを受けるようになってしまった。

余談だがこの2年後、奇しくも同じヤクルトに所属していたとある選手が同じインスタグラムで前所属先への愛を窺わせる投稿をしでかしてしまい、アルメンゴの一件をプロ野球ファンに思い出させた。

球団公式も使用

2019年8月末に開催されたドアラとオリエンタルラジオ・藤森慎吾のユニットによるイベントの開催告知にて、藤森は「ドラゴンズブルーの血が流れる藤森さん」と紹介されていた。ドラゴンズブルーの血が流れているのは、選手だけでは無いようである。

関連項目


*1 監督として好成績を上げ、移籍を取り沙汰された際の記者への回答。宣言通り20年間ドジャース一筋を貫いた。日本球界のゆかりも深い人物であり、1980年代には中日と提携を結び山本昌の覚醒のきっかけを作り、また1990年代以降は近鉄を追放されたも同然の形でアメリカに渡った野茂英雄を重用、野茂の縁を通じて近鉄球団のアドバイザーとなり、傘下マイナーから送り込んだジェレミー・パウエルらは2001年の優勝に貢献。後に外交親善の功績を評価され日本の叙勲を受けている他、「長嶋と星野は兄弟、野茂は年の離れた息子」とも語っている。2021年1月7日に逝去。
*2 ちなみに伊原春樹が2002年-2003年に西武ライオンズ監督だった際、「僕の体にはライオンズブルーの血が流れている」と当時の堤義明オーナーへ頻りに手紙を出していた事が(西武時代に確執のあった)金村義明によって暴露されており、当の伊原が2004年にオリックスブルーウェーブ監督になった事から、以降金村によって「ライオンズブルーの血が - 」のくだりが幾度と無くネタにされている。
*3 中日は2003年初頭に勃発したケビン・ミラー問題によりメジャーとの関係が悪化、選手の獲得が出来なくなった時期があり、落合博満政権期から自前の外国人はメキシカンリーグやドミニカ出身者、キューバからの派遣選手などラテンアメリカ系の選手が多い。このため、中日球団は選手にスペイン語を勉強させる方針を打ち出し、後述の平田を始め、荒木雅博高橋周平などがスペイン語で会話することが出来るという。
*4 2002年途中に初来日後3シーズンに渡りプレー、退団後も日本とキューバの橋渡し役としての活躍を球団から期待され、キューバ選手の日本でのプレー解禁後である2016年に再来日して現職。
*5 ビシエド自身もジュニア君の学校の影響などもあるとはいえ、クリスマス頃まで日本に残り続ける、ファン感謝祭や選手表彰式にも参加するといったことが普通になっており、一種の風物詩扱いをされている。
*6 実質阪神へ移籍したメル・ロハスJr.の後釜。
*7 https://hochi.news/articles/20181014-OHT1T50079.html
*8 ただしガルシア本人は中日残留を希望しシーズンオフの帰国前に球団ともその方向性かつ複数年契約で纏まりかけていたにも関わらず、最終的な契約条件を詰める段階で代理人があまりにも法外な条件を吹っ掛けたせいで中日球団、特に森繁和SDを怒らせてしまったというのが交渉決裂の真相と言われている。さらに中日が元々提示していた額は2年2億に対して阪神の条件は単年1億7千万であり、年数的にも金額的にも下がってしまっている。代理人の余計な銭闘のせいで複数年契約のチャンスを失ってしまったガルシアに同情する意見もそれなりに多い。なお、ガルシアを見切った中日はすぐにエンニー・ロメロを獲得した。
*9 だが指標は中日時代とそこまで変わらないため、やはり絶望的な味方守備ムエンゴが影響したと考えられる。さらに中日はリーグトップクラスの堅守であったため尚更際立っていたと考えられる。元々ナゴヤドームでの好成績に対して屋外球場、特に甲子園では成績が悪かった。
*10 チームカラーは阪神と同じく黄。監督は阪神OBの林威助が務めている。
*11 本名はジョーダン・アルメンゴ・ノルベルト・ヴァジェニーヤ。
*12 ヤクルト時代の年俸で正確には7300万円。中日時代の年俸が1年間で3000万円だったため、何の仕事もせずに前所属先の総年俸を上回る額をせしめたことになる。