フェン直ゲッツー

Last-modified: 2024-03-21 (木) 08:59:49

フェンス直撃の打球を放った後の一連のプレー中にアウトが2つ増える事象。
リアル野球BANではおなじみながら現実の野球ではあり得ないと思われていたものの、後述のように現実となってしまった。


概要

2018年9月18日のロッテ対ソフトバンク戦にて発生。
ロッテは2点ビハインドの9回裏、1死一塁(走者は中村奨吾)の場面で角中勝也がライトフェンス直撃の飛球を放つ。中村は一気に三塁へ到達可能と思われたが、当日は悪天候で視界が悪く、打球の行く末を走者からは確認しづらかった。加えて中村は守備時の感覚から、二塁ベース付近のコンディション不良(悪天候の影響で足元が滑りやすくなっていた)を把握していた。よって慎重な走塁へ切り替え、二塁ベース付近でいったん立ち止まる。

一方で角中は長打を確信し二塁を狙うも、足元のぬかるみが原因で目線を足元に置き、二塁上の中村の視認が遅れる。一塁を過ぎた後に中村に気付き帰塁を試みるも、外野からの返球が重なり一・二塁間でタッチアウト。同時に中村も慌てて三塁へ進もうとしたが、こちらも三塁手前でタッチアウト、併殺*1で試合終了した。

あわや同点ホームランかという盛り上がりから一転して(観客視線で)不可解なプレーで敗戦という落差、そして語呂の良さからロッテファン以外にも浸透した。


動画

loading...


関連項目



Tag: ロッテ


*1 ただし、いずれのアウトもフォースプレーによるものではないため、記録上は「角中の安打+角中・中村の走塁死」である。