フェン直ゲッツー

Last-modified: 2022-05-07 (土) 09:43:02

フェンス直撃の打球を放ったあとの一連のプレー中にアウトが2つ増える(併殺)こと。
リアル野球BANではおなじみ*1ながら現実の野球ではあり得ないと思われていたものの、後述のように現実となってしまった。


概要

2018年9月18日の千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークス戦。
9回裏1死2点ビハインドで一塁走者・中村奨吾の場面、ロッテ・角中勝也の打球は右中間を割りあわやホームランかという伸びを見せ、フェンスに直撃。
しかしながらこの日は悪天候で視界も悪く、打球の行く末を内野からは確認しづらかった。加えて一塁走者の中村は二塁ベース付近が悪天候のため足元が悪くなっていることを守備を通じて実感していた。
そのため中村の走塁は慎重になり、二塁ベース付近でいったん立ち止まる。

一方で角中は長打を確信。当然のように二塁を狙おうとするも足元がぬかるんでいたため目線を足元においてしまう。結果、中村が二塁に止まっていることを一塁を過ぎたあとにようやく気付くが、とき既に遅く外野から返球され一・二塁間でタッチアウトとなる。この最中、慌てて中村も三塁へ進もうとしたがこちらも三塁手前でタッチアウト、併殺となってしまった*2

この併殺で試合は終了しチームは5連敗*3
ホームランなら同点という最高潮の盛り上がりを見せた追い上げムードから一転よくわからない試合終了という落差、そして語呂の良さからロッテファン以外にも広く知られることとなった。

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類例

2021年10月7日のオリックスバファローズ対北海道日本ハムファイターズ戦。
6回表1死1点ビハインドで一塁走者・西川遥輝の場面で打者・近藤健介の打球は左翼手・中川圭太の頭を超えフェンスを直撃。
俊足の西川はフェンスに直撃した時点で既に三塁付近に到達しており、そのままホームに突入するが、中川と遊撃手・紅林弘太郎の中継プレーで西川はホームでタッチアウト。
送球間に近藤は三塁へ向かおうとしたが、これも捕手・伏見寅威が三塁へ送球して三塁タッチアウト、併殺となってしまいチェンジとなった。前例と同様に記録は「近藤の二塁打+西川・近藤の走塁死」となっている。

絶好の得点機会を逸した日本ハムはこの後も点を奪えず、試合は1点差を守りきったオリックスが勝利した。
この試合時点でオリックスとロッテは熾烈な優勝争いをしていたためオリックス戦を気にしていたロッテファンも多く、何人かは謎の頭痛を発した模様。

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2022年5月6日のロッテ対ソフトバンク戦、5回裏一死一塁の場面で打者・安田尚憲の打球は左中間を破りフェンスまで達する。一塁走者の菅野剛士は三塁を回り本塁へ突入するが中堅手・柳町達-遊撃手・今宮健太の中継プレーで本塁タッチアウト。さらに送球間に三塁進塁を狙った安田も捕手・甲斐拓也からの送球によりタッチアウトとなり併殺、チェンジとなった。前例と同様記録は「安田の二塁打+菅野・安田の走塁死」となっている。

試合はこの後9回表に代打・中谷将大の2ランでソフトバンクが追いつくと、延長11回表に2点を勝ち越しそのまま勝利。

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関連項目


*1 フェンスに設置されている打撃結果のマスに「ダブルプレー」がある(一部の回では内野に設置された小さな障害物にも)。リアル野球BANでのダブルプレーは、最も先の塁にいる走者から順番に2人アウトになる。
*2 ただし、いずれのアウトもフォースプレーによるものではないため、記録上は「角中の安打+角中・中村の走塁死」である。
*3 なお、この年の9月のロッテのホーム勝利数はわずか1勝だった。このため、球場名を捩ってMAZOマリンという蔑称が誕生した。
*4 この試合の4ヶ月前、5月27日の阪神vs巨人戦、5月29日のヤクルトvsロッテ戦でも外野併殺による試合終了が相次いで起こった。ただし、いずれもフェン直ではなく、相手守備の微妙な落球によるものだった。ちなみにヤクルトvsロッテ戦で落球した選手は同僚のセンター・荻野貴司である。