ワンポイントフォアボーラー

Last-modified: 2023-09-10 (日) 07:58:12

主に左打者に対してワンポイント登板した中継ぎ左腕投手が、相手打者に四球を与えてアウトを取れず降板させられた時に使われる言葉。

代表的な例

  • 星野智樹(元西武→楽天)
    元俺達で、実際に現役時代のほとんどでワンポイントリリーフを務めていた。。「通算登板試合456、通算投球回335.2」に対して、「通算与四死球213、通算WHIP1.45」で、与四死球数が多い投手であったことが伺える。
  • 高梨雄平(楽天→巨人)
    2020年に巨人へトレードに出された際に、ワンポイントフォアボーラーぶりが年々顕著になったことが石井一久GMに問題視されたからではと指摘されている*1
     

派生

  • 中後悠平(元ロッテ→米国→DeNA)はロッテ時代に「登板→打者2人に四球→降板」を繰り返したことから「ツーポイントフォアボーラー」と呼ばれていた。
    ちなみにDeNA移籍後も「ワンポイント」の方はやらかしている。
  • ワンポイントリリーフではないが、エリック・コーディエ(元オリックス)は日本での最終登板を「登板→打者3人に四球→降板」の「スリーポイントフォアボーラー」で締めくくっている*2
  • 高梨は2021年9月3日にワンポイントリリーフで「登板→2球ボール球→申告敬遠→降板」の「ワンポイント申告敬遠」をした模様*3
  • また打者に対しての呼称として、2019年のプレミア12において、山田哲人が「代打として出場→四球を選ぶ」を繰り返してチャンスメイクに一役買ったことから、この時の山田は「ピンチフォアボーラー」とも呼ばれていた。


関連項目


*1 実際、2017年は「43.2投球回、17四球」、2018年は「48投球回、23四球」、2019年は「31.1投球回、23四球」と、投球回に比しての四球数が悪化傾向になっており、2019年は「防御率2.30、WHIP1.53」と、防御率と実際の投球内容に大きな差異が生じていた。
*2 いわゆる「コーディエの18球」である。
*3 その後ランナーが一掃され、高梨には理不尽にも自責点がついてしまった。
*4 こちらでは「ワンポイントデッドボーラー」が誕生している。