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世界にしか通用しない男

Last-modified: 2018-05-20 (日) 10:22:03

読売ジャイアンツ・小林誠司のこと。日本では活躍しているが世界からは相手にされない男を揶揄する「日本にしか通用しない男」という言葉をもじったもの。


2016年の小林 Edit

前提として、もともと小林は打撃面で期待できる選手ではなく、松井雅人(中日)や梅野隆太郎(阪神)らと共にしばしば「打てない捕手」の代表格に挙げられる。ことに2016年の打率.204はセ・リーグの規定打席到達者の中では最下位、その上チームメイトの投手である菅野智之以下。4本塁打・35打点も代表レベルであるとは言い難く、先輩の阿部慎之助からは度々苦言を呈されていた。
また、守備でも2016年のWBC強化試合において捕逸暴投を量産*1、WBC代表選出はないとの声が強かった。


『世界にしか通用しない』男の誕生 Edit

第3捕手として招集された小林だが、他2人が絶不調だったことにより正捕手に定着。それ故「地位がたまたま転がり込んだ、打撃は全く期待出来ないラッキーボーイ」という認識だった。
しかし本番が始まると、全く期待されてなかったのがウソのように大活躍。

バント失敗後に強行策へ切り替え初安打を放つとチームメイトの驚きを誘い好守を連発*2、課題の打撃*3でも結果を出していく。
小林の活躍は、なんJのサーバーを何度も落とすほどの注目度になり、3月14日のキューバ戦後に小林への代打采配(代打・内川の右犠飛で決勝点)について熱い議論が交わされ、準決勝のアメリカ戦では打席に立つだけでサーバーを落とすなど、侍ジャパン史上初の予選ラウンド全勝突破に攻守で大きく貢献し下馬評を覆す大活躍を披露。
最終成績は打率.450(チームトップ)・1本塁打・6打点(チーム内4位)・失策0・捕逸0・許盗塁0(盗塁阻止率100%)、WBCベストナイン受賞*4まで期待されるという、大会が始まる前に言ったところで誰も信用しないような活躍を見せたのである。

 

その活躍の裏で代表選手とは到底思えない冒頭の前年打撃成績が再び話題となり、「侍ジャパンの正捕手・小林誠司と巨人の小林は別人」と言われる中で世界にしか通用しない男(ないしは「セ界では通用しない」男)と呼ばれるようになった。この他にも、『劇場版のび太*5』『自分が阿部だと思っている精神異常者*6』、フォークボールは落とさずなんJの鯖を落とす男などの呼び名が生まれている。


世界にしか通用しない男が誕生した瞬間の侍ベンチ Edit

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その後 Edit

2017年の小林は開幕12試合終了時点で驚異の打率.088・0本塁打・0打点を記録。今回のWBC代表は一部選手を除いてシーズンでは軒並み大不振であるが、上記のように想定以上の大活躍だった小林は特に目立ってしまっているため、WBCでの活躍は「元々ずれたところを振っているから(外国人投手では主流の)ムービングボールにジャストミートした説」も囁かれた。最終的には規定打席に到達し打率.206、2本塁打、27打点に収束。

 

そんな小林は選手間投票でオールスターに選出されたものの、その時点でも打率.190・0本・12打点と相変わらずの低調ぶりで、(打撃での)大活躍はないと思われていた。
しかし第2戦にスタメンで出場すると、先発したオリックスバファローズ・金子千尋から1打席目の初球を捉え、誰もが柵越えを確信する特大本塁打。WBC後の公式戦では打っていなかった本塁打を、しかも出にくいとされるZOZOマリンスタジアムにて、1打席どころか1球で放ったのだった*7。そのためか、「セ界では通用しない」とまで揶揄されていたりもする。
なおこの時、高橋監督はベンチが大騒ぎする中1人だけ明らかに困惑しており隣にいたラミレス監督に慰められた*8上に、出迎えの際にはハイタッチの直後に頭をどついている

交流戦では打率.273(33-9)・2打点と比較的好調であり、またオールスター戦の本塁打から、ファンの間で「セ・リーグのピッチャーに合わない説」「村田真一ヘッドコーチの指導が悪い説」の二説が有力になっている。
なおセ界では通用しなかったため、WBCの活躍、ゴールデングラブ、最優秀バッテリー賞を受賞しても評価は400万円増と巨人ではトップクラスの激辛査定だった。


さらにその後 Edit

2018年はOP戦から低打率を記録しており、宇佐見真吾がケガで離脱したものの新人捕手の大城卓三に正捕手の座を奪われるのではと懸念されていた。しかし開幕捕手を務めると不安視されていた打撃が一時期打率1.00を記録する程の絶好調となる。4月7日のヤクルト戦には満塁ホームランを含む3打数3安打一本塁打4打点を記録。この活躍ぶりに「上原浩治(前カブス)がメジャーから巨人に復帰したため国際試合と勘違いしている説」も囁かれた。一方投手陣では菅野・田口麗斗の左右両エースが開幕から絶不調に陥っており、「小林の好調は二人の力を奪って活躍している結果」とも揶揄されている*9
そして4月24日、規定打席に到達した小林は2位に3分の差をつけ、4月ながら一時的に首位打者にまで登りつめた。その反面、他の1軍や2軍の捕手が目立った結果を残せずにいるため、「全ての捕手の力を奪っている」とも言われている。
なお、KONAMIの「実況パワフルプロ野球2018」を小林と菅野がお試しプレーするという動画が2018年4月11日にYouTube上に公開されているが、現実では8番が定位置である小林が自らのキャラを7番スタメンで起用し「夢」であると語る様子がその動画内に収められていた。その動画公開からわずか2週間後の同年4月24日に打順は7番に昇格、夢を実現させるほどの好調を維持していたが5月に入ると一気に急降下。月間打率が一割前後に低迷するなど、本来の打撃を思い出して通常運転に戻ってしまい投手次第で大城にスタメンを譲るケースが増えてきた模様。


関連項目 Edit



Tag: 巨人 国際試合






*1 ただし、2016年の小林は両リーグを通じて最も低い暴投捕逸率を記録しており、「(この時に投じた)千賀滉大(ソフトバンク)の『お化け』とも形容されるフォークボールは流石に取れない」という擁護の声も見られた。
*2 楽天・細川亨からの助言もあり千賀のフォークを止める、1次ラウンド・中国戦に牽制で走者を刺す、同オーストラリア戦で5回一死満塁・カウント2-0とした中日・岡田俊哉に間合いを取ってのピンチ脱出など。
*3 3月15日の2次ラウンド・イスラエル戦でボテボテのピッチャーゴロがセーフ、直後のオーバーランでも何故か野選に近い形でオールセーフを誘うなど運にも恵まれていた感はあるが、ファールで粘り四球を選ぶなど前年からは考えられないような姿も見られた。
*4 結局は同大会の準優勝に貢献したヤディアー・モリーナ(プエルトリコ)が選出。
*5 藤子・F・不二雄原作『ドラえもん』の登場人物である野比のび太が、普段はダメキャラとして描かれているのが、映画では大長編補正で有能になっている事から。これと併せて中田翔が「劇場版ジャイアン」扱いされる事も。
*6 塚原洋一作のスピンオフ漫画『野原ひろし 昼メシの流儀』に登場する野原ひろしが、原作漫画『クレヨンしんちゃん』と同一人物とは思えない為「自分が野原ひろしだと思っている精神異常者」と揶揄されたフレーズより
*7 史上17人目(前年に西武・栗山巧も達成しており1年ぶり)、初打席初球に限れば史上4人目。なおレギュラーシーズンでは8月29日に初本塁打を放ったが、この時の高橋監督は首を傾げていた模様。
*8 https://www.youtube.com/watch?v=HD5jOlNJFGY ←参照
*9 4月7日段階で打率.667(15-10)、6打点、OPS1.648。この時期のチーム打点の半分以上を岡本和真と小林で叩きだしていた。なお菅野は後に復調しているが、田口は依然不振に喘いで本塁打を献上しまくっている。