五十嵐亮太がソフトバンク時代に記録した投球内容と投球数。
名前を捩って「四十一嵐」とも呼ばれる。
概要
2014年9月25日のソフトバンク対楽天戦における出来事。
6-4とソフトバンクがリードして迎えた7回表、イニングを跨いだ森唯斗が連打を浴びて一死1,2塁のピンチを招き降板。代わりに五十嵐がマウンドに上がるが、アンドリュー・ジョーンズに四球を与えて満塁とし、続く嶋基宏*1・枡田慎太郎にも連続で押し出し四球を与え同点に追い付かれる。
続く松井稼頭央は12球粘られた末に何とか三振を奪ったものの、後続の岩崎達郎と西田哲朗にも連続で押し出し四球を与えて押し出しのみの4失点で逆転を許し、最終的に五十嵐は1/3回41球・四球→四球→四球→三振→四球→四球という内容で降板。球団初の、プロ野球でも60年ぶり5人目の「1人の投手が1イニング4押し出し」という珍記録を残した。
五十嵐の後を継いだ岡島秀樹は島内宏明に対し初球を打たせ遊ゴロに打ち取ったため、1/3回に41球を費やした五十嵐と1球で済ませた岡島の対比もネタとなった。
五十嵐の投球中、ホークスファンは7回裏のラッキーセブンに備えジェット風船を膨らませていたが、その前に何かを悟ったかの如く次々とジェット風船を飛ばすという異様な光景に。
結局ソフトバンクは試合に敗れ、2位のオリックスが勝利した事からオリックスのマジック点灯をアシストした。
五十嵐の投球内容まとめ
(S=ストライク B=ボール F=ファール)
AJ SBBBB (四球、一死満塁)
嶋 BBBB (押し出し)
枡田 SSBBBFB (押し出し)
松井稼BFFBFFBFFFFS(三振、二死満塁)
岩崎 SSBFBFBB (押し出し)
西田 BSBBB (押し出し)
関連項目
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