命がけで引きます

Last-modified: 2021-10-17 (日) 22:07:17

2013年ドラフトの目玉選手・松井裕樹(桐光学園)を狙う日本ハム・栗山英樹監督が発言した言葉。

元記事

http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2013/news/p-bb-tp0-20131017-1205346.html

栗山監督「命がけで引く」1位は桐光松井
 日本ハムは16日、栗山英樹監督(52)出席のもと、千葉・鎌ケ谷市内の2軍施設でスカウト会議を開き、24日に開かれるドラフト会議の指名候補を、北海道関係4人を含む計50人に絞った。
山田正雄GM(69)は「ここからは、いろいろ考えて行こうというところ」と説明した。1位は桐光学園(神奈川)松井裕樹投手(3年)の指名が有力視されている。
競合必至の逸材獲得へ向け、栗山監督は「(クジを)引けと言われたら、命がけで引きます」と気を引き締めていた。

命をかけた結果

日本ハムドラフト順位選手名指名球団(交渉権獲得球団は太字)
1位松井裕樹日本ハム、DeNA、ソフトバンク、中日、楽天
外れ1位柿田裕太日本ハム、DeNA、阪神*1
外れ外れ1位岩貞祐太日本ハム、阪神
外れ外れ外れ1位渡邉諒日本ハム単独指名

1位の結果は松井を引くどころか3連敗。ドラフトのくじで3連敗は大石達也伊志嶺翔大山田哲人を外した2010年のオリックス(獲得選手:後藤駿太)以来となる史上2度目の珍事である。
しかも統計的に15年以上くじ運のないDeNAと阪神に負けていることから、「命がけ」発言は一気に負けフラグとしてネタになった。さらに地元スポーツ紙では「監督が口で引く妙案が有る」という記事が記載されていたことから、なんJ民から「口で引け」と罵声を浴びられることになった。

また2011年の菅野智之及び2012年の大谷翔平の指名で物議を醸す結果になったことや、2013年シーズンは1位から6位に沈んだことから「天罰が下った」との声も出た。
結局獲得した渡邉も「柿田はともかく松井や岩貞とは流石に比較できるレベルにはない」などと長らくハムファンからボヤかれていたが、2019年になって直球破壊王子として覚醒し、評価も変わりつつある*2

その後

その後も栗山監督の抽選は2016年の田中正義(創価大)、同年外れの佐々木千隼(桜美林大)と連敗を重ね、一時引き役から外れることもあった*3が、2019年に外れ1位*4で河野竜生(JFE西日本)を引き当てて連敗を5で止めている。

関連項目


*1 1位指名では大瀬良大地を指名したが広島が交渉権獲得。
*2 ただし出場を重ねるにつれて深刻な守備難が目立つようになり、2021年シーズン後半には打撃面でも不振に陥り西武から移籍した佐藤龍世や新外国人であるロニー・ロドリゲスにとって代わられる形になった。
*3 2014年の有原航平(早稲田大)は津田敏一球団社長が、2017年の清宮幸太郎(早稲田実業高)は木田優夫GM補佐が引き当てている(役職はいずれも当時)。
*4 本指名の佐々木朗希(大船渡高)は川村浩二球団社長が引き外している。